【FX】先週の振り返り&今週(4/15~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(4/8~4/12)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドル円・クロス円の押し目待ち。

※ 詳細は下記記事にて。

先週前半は、米CPIを控えて動きの出ない展開だったが、CPI・コアCPIの結果はともに市場予想を上回ったことでドルが全面高。

ドル円は過去1年半に渡って上値を抑えられていた152円をブレイクし、1990年以来の153円台まで上昇。

続く米PPIは市場予想を下振れるも、マーケットの反応は限定的で、米金利先物の折り込みが剥落したことで、週後半はドル買いが続き、ドルインデックスはレジスタンスだった105.00をブレイク。

さらに、12日(金)のアメリカ時間に中東情勢が緊迫化してきたことで、リスクオフの展開となりドル高が加速し、ユーロドルはサポートだった1.07台前半をブレイクした。

リスクオフの円高というよりは、ドルストレートでドル全面高が引っ張るかたちで、クロス円も大きな日足陰線を出し調整した。

先週のトレードは、ドル円がCPI後に152円を上抜けたため、テクニカル&ファンダメンタルズ的に、そして岸田首相が日米首脳会談でアメリカにいる中での本邦当局の円買い介入はないといった見立てもあったが、個人的に策士・神田財務官が脳裏にちらつきロングで入れず。

逆に、152.50がやや重そうだったので、まさかの円買い介入に期待して小額だけ打診売りしたが、あえなく153円も上抜けたのでカット。たいしたトレードはできなかった。

今週(4/15~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

4/15(月)
米小売売上高
4/16(火)
英失業率&失業保険申請件数、加CPI、BOE&BOC総裁発言、FRB議長発言
4/17(水)
NZ第1四半期CPI、英CPI&PPI、BOE総裁発言、 米ベージュブック
4/18(木)
豪雇用統計
4/19(金)
日全国CPI、英小売売上高

その他、米企業の決算と米FRB理事や連銀総裁などの要人発言が続く。

週明けは、マーケットが中東情勢に関してどう反応するかを確認。

イメージはアジア時間でリスクオフの流れが続き、欧米時間ではリスクオフ一服のややリスクオン。ただし中東情勢がエスカレートすれば話は別。

クロス円は12日の日足で大きな陰線が出ているが、チャート上は円高転換になっているとは言えず、逆に押し目買いが入っていると見えるため、引き続き円売り目線。

もう少し押したところを買いたいが、同じく押し目買いをしたいトレーダーが多いと思われるため、値動きを見て買いが入ってきているようであれば躊躇なく入っていきたい。

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