【FX】先週の振り返り&今週(8/19~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(8/12~8/16)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドル円・クロス円は、下げる局面あればポジションサイズに気を付けて押し目買い。

  • 短期トレードは無理せず臨機応変に。

※ 詳細は下記記事にて。

先週注目の米PPIは、市場予想下振れでドル売り、CPIはほぼ市場予想通りの結果で、ほぼ動きなし。

8/15の米小売売上高と新規失業保険申請件数が、市場予想よりも強い結果となり、マーケットはドル買い円売りで反応。
結果、クロス円が急騰、米株もギャップアップで始まりリスクオンの動きとなった。

ただし、ドル買いの動きは続かず、対円・スイスでは行ってこい。対ユーロ・ポンド・オージー・キウイ・カナダではドル売りが進んだ。

円は一週間弱い動きとなったが、8/16(金)のドル円・ユーロ円はやや調整して引けた。

先週のトレードは、ドル円、ユーロドル、ユーロ円のスキャルピングのみ。

夏枯れ相場で上下に乱高下のイメージだったため、ドル円・クロス円の押し目を待っていたが、押し目がなかったためスイングポジションは作れなかった。

今週(8/19~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

8/19(月)
とくになし
8/20(火)
RBA議事録公表、SNB総裁発言、加CPI
8/21(水)
FOMC議事録公表
8/22(木)
ジャクソンホール会議(1日目)、仏・独・欧・英・米製造業・非製造業PMI、ECB理事会議事要旨公表、米新規失業保険申請件数
8/23(金)
ジャクソンホール会議(2日目)、NZ第2四半期小売売上高、日全国CPI、BOJ総裁&鈴木財務相発言、加小売売上高、BOE総裁発言、FRB議長発言

その他、FRB高官の発言が続く。

今週は週後半にジャクソンホール会議を控え、動きづらい展開。

ドル円・クロス円は、8/5の暴落からの買い戻しが2週間続き、テクニカル的には良いところまで戻ってきた。

ここで注目したいのは、シカゴ通貨先物の投機筋ポジションだが、円のネットポジションが2021年3月以来の円買い越しになっている。

となると、ここからさらにドル円・クロス円が上がるかというと、突発的な新しい材料が出てこない限り、なかなか上値は重いと想定。

9月のFOMCの利下げ織り込みは、一週間前と比べると50bpの利下げの織り込みが減少し、1回分の利下げ見通しが75%になっていることから、織り込みすぎた米利下げ見通しはやや解消。
この後の動向は、ジャクソンホール次第とみる。

今週のトレード戦略は、短期トレードで細かく、スイングトレードは様子見とする。

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