【FX】先週の振り返り&今週(4/22~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(4/15~4/19)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
ドル円・クロス円の押し目待ち。
※ 詳細は下記記事にて。
先々週末は中東情勢の悪化から、マーケットはリスクオフで引けていたが、週明けは東京時間から円売り再開の動きとなった。
G20が終わったが為替の議題は出ず、日米韓の財務相会合後の共同声明で、円安とウォン安は深刻な懸念との文言が入るのみとなった。
先週の動きを簡単にまとめると、
米利下げ観測後退&中東情勢でドル買い
中東情勢が悪化するとスイス買い
利下げが視野に入ったポンドが弱い
ドル円155円手前は、オプションの影響、円買い介入警戒などで売り買い交錯も、円買い調整局面は猛烈な円売りが入る。
トレードはオージー円を、98円前半で恐る恐る小額買い。その後ドル円クロス円が急ピッチで値を戻していき、オージー円は99円台に戻ったので100ポイント戻ったところで利確。
その他、円買い介入期待でスイス円も169円で小額ショート。
ただし、中東情勢によるリスクオフの動きでスイスが買われたため、現在含み損のままホールド中。
今週(4/22~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
4/22(月)
ECB総裁発言
4/23(火)
仏・独・欧・英・米製造業・サービス業PMI(速報値)
4/24(水)
豪第1四半期CPI&CPI、加小売売上高、
4/25(木)
米第1四半期GDP
4/26(金)
東京CPI、BOJ政策金利&声明発表、日銀展望レポート公表、日銀総裁会見、SNB総裁発言、米PCEデフレーター
その他、マグニフィセント・セブンなどの米企業決算が続く。
また、来週のFOMCを控え、今週からFRB高官のブラックアウト期間に入っている。
今週の一番の注目材料は、週末のBOJ金融政策会合。
先月に金融政策を大きく変更したばかりでもあり、マーケットのコンセンサスは金利据え置き。
ただし、本邦当局者の発言や日米韓の共同声明などから、これ以上の円安は容認できないといった姿勢が本格的になっているので、万が一のサプライズ利上げには一応警戒。
万が一があれば素直に円買い反応となりそうだが、マーケットに事前に織り込ませるのがこれまでの植田日銀のスタイルなので、週中盤はヘッドラインにも注意したい。
なお、ドル円だけを見ていると円安が加速しているように思えるが、クロス円はここ1ヶ月はもみ合いとなっており、ドル高相場と言ったほうが正しい。
そのため、155円が突破された場合は円買い介入が入りそうだが、155円の下では介入はなさそうなイメージ。
ただし、4月下旬に入ってくること、中東情勢、円売りポジションが膨らんでいることから、きっかけ次第で円売りに調整が入れば、円買いに勢いがでることも想定しておきたい。
押し目買いを狙っているプレイヤーは多く、先週の動きを見ると押し目買いのスピードが強烈だが、引き続きドル円・クロス円の押し目買いで立ち回りたい。
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