【FX】先週の振り返り&今週(1/22~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(1/15~1/19)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドルストレート・クロス円は横ばいのイメージ。

  • ドル円・クロス円をロットを抑えて短期トレード。

※ 詳細は下記記事にて。

先週はブラックアウト期間前の一週間だったが、ウォラー理事や各連銀総裁から過度な利下げ期待のけん制発言が相次いだことから、今年6回の利下げの織り込みが後退し、ドル売りの巻き戻しが続いた。

とくに、日銀のマイナス金利解除の思惑の後退、新NISA需要による円売りの思惑、日経平均が堅調なことなどもあり、円売りが加速しドル円は約4円上昇、クロス円も軒並み上昇した。

先週のトレード戦略では、ドルストレートとクロス円はトレンドレスの横ばいのイメージだったが、ドル円クロス円は節目となるレジスタンスを次々とブレイクして上昇。

ドル円を144円後半、ユーロ円も159円前後でロングエントリーも、上記のような見立てだったため、ドル円145円後半・ユーロ円159円後半で早々に利確。先週のダイナミックな円売りの流れにはうまく乗れなかった。

今週(1/22~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

1/23(火)
BOJ政策金利&声明発表・総裁会見
1/24(水)
NZ第4四半期CPI、仏・独・欧・英・米PMI、BOC政策金利&声明発表・総裁会見
1/25(木)
ECB政策金利&声明発表・総裁会見、米第4四半期GDP
1/26(金)
東京CPI、BOJ議事要旨公表、米PCEデブレーター・コアデフレーター

今週は中銀ウィーク&FOMC前のブラックアウト期間となる。
また、米企業の決算発表がつづく。

各国中銀の金融政策発表を控え、週明けは様子見し、まずは23日(火)の日銀の政策発表を待ちたい。

市場のコンセンサスでは政策変更なしだが、春闘が近づいてきているので、植田総裁の発言には念のため警戒。
マイナス金利解除をほのめかすような地ならし的発言の可能性も0ではないので注意したい。

FF金利先物は、3月FOMCでの利下げ織り込みは47.2%まで減少しており、ドルストレートのいくつかの通貨ペアのチャートでは、一旦ドル買いが一服しそうにも見える。

今週のトレード戦略は、ドルの金利動向で相場が動いているが、個人的にイメージのつきやすいドル円・クロス円をメインに。
基本円売り目線だが、突っ込んで売りたくないので、調整の動きを待ちたい。
または、相場を見ながら短期トレードで臨機応変に対応したい。


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