【FX】先週の振り返り&今週(12/25~)の相場観とトレード戦略

先週の振り返り

先週(12/18~12/22)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • 日銀のサプライズ政策変更あれば、円買いに乗る。

  • ドル円・クロス円戻り売り、ドルも売り目線だが無暗なトレードは不要。

  • 引き続き防御意識の心構えで。

※ 詳細は下記記事(一部限定公開)にて。

先週もっとも注目度の高かった日銀金融政策は変更なしで、早期の金融政策変更の示唆も特になかった。

金融政策発表後から円売りの流れとなり、植田日銀総裁の発言開始の直後は急激な円高が入るなど乱高下もあったが、欧州時間に入ってからも円全面安が続いた。

19日の1日の値幅は、ドル円は約2.7円、ユーロ円は約3.2円、ポンド円は約4.1円、オージー円は約2.1円など大きく上昇するも、円売りの流れは長く続かず。
週後半は円売りの勢いも失速し、一週間を終わってみればドル円・クロス円はボラはあるも、イメージ通り方向感の出ない相場だった。

トレード内容

ユーロ円は158円ミドルで上げ止まったと判断し、158円前半から細かくショート回転。

日銀政策とクリスマス休暇前の週でわりと難しい相場だったかもしれないが、イメージ通りの展開であったため、ディフェンシブなトレードを意識しつつも、この時期にしては利益をうまく積み重ねられた。

今週(12/25~)の相場観

注目の経済指標は下記のとおり。

12/25(月)
植田日銀総裁発言

今週は特に注目の経済指標発表はない。

25(月)はクリスマスにつき東京市場以外は休場、26(火)も欧州・オセアニアは休場となるため、週前半は様子見。

クリスマス休暇明けからは、来年の相場に入ってくるがこちらもチャンスがあれば少しトレードするくらいのイメージで、無理にトレードをする必要はない。

念のため週後半は、年末、四半期末、月末、週末と全てが重なるタイミングとなる。

なお、シカゴ通貨先物の円売りnetポジションは、12/19時点で64,902万枚と大きく減少しており、ポジションの大きな傾きはない。

過度なポジションの傾きはないため、ミセスワタナベを狙った投機的な動きが起こる可能性は低いと思われるが、年初めの閑散とする東京時間で相場が急変することはありえるので、ヘタなリスクは取らない予定。

トレード戦略

週前半は様子見、週後半は欧米勢の動きを見て臨機応変に、チャンスがあれば短期トレード。

ただし、引き続きディフェンシブに無理にトレードをしないでOKとする。


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