【FX】先週（5/16～20）の振り返り＆今週（5/23～）の相場観とトレード戦略

先週の振り返り

5/16～20のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

• 引き付けてドル円の買い（スイング）

• オージードルを、0.7000前後で戻り売り（スイング）

• ユーロ円、ポンド円、オージー円を、株の動向・通貨強弱を見ながら戻り売り（スイング）※注

• クロス円の下落が大きくなれば、上記3通貨ペアのどれかを売り（超短期）

※注　日足のネックラインより上に完全に戻したり、株が強いようであれば中止。

週前半は株式市場が反発し、売られすぎたドルストレートとクロス円も買い戻しが起こった。

しかし、5/18（水）はアメリカ株式市場が大きく崩れたこともあり、リスクオフのドル買い、円買いで、クロス円は前日安値を下回る大きな下げとなった。

週後半は、再度ドルストレートとクロス円は買われる展開となり、総じてみればドルの調整、クロス円は大きく乱高下。
ドルインデックスも一時102.724まで下げ、週の終値は103.15で引けと、ドル高一服となった。

トレード内容

まず、オージードルを作戦通り0.7000まで引き付けたものの、戻りが強かったため、少額の打診売りは早めに損切りして撤退。

ドルストレートはドルの調整が強く、オージードルは日足でレジスタンス/サポートだった0.7000をしっかり抜けてきたので、ロングで入るも0.7050が重く、再度0.7000を下抜けたので損切り。
結局、0.7000を挟んで乱高下とイメージと異なる動きだったので、オージードルはその後は手を出さず。

クロス円は、ユーロ円、ポンド円、オージー円が三尊のネックラインを明確にブレイクしていたものの、週前半は株式市場も反発したことで戻りが強く、ネックラインの上へ大きく戻してきたため、予定通りスイングトレードは戻り売り中止。
ただし、超短期ではオージー円をタイミングよくショートでき、20～70銭をうまく抜くことができた。

ドル円は、127円台に落ちてきたところは、ポジション量を抑えながら押し目買いを継続。一部を回転させて利確しているが、こちらはうまくワークしている。

週前半の株の反発が想定よりも強かったこともあり、イメージ通りのトレードができずに振り回された感があったが、終わってみれば無事に利益を積み上げられた一週間となった。

今週（5/23～）の相場観

以下の動向を注視。

• ドルの動向（調整が続くか、再度ドルが買われるか。）

• ドルインデックス

• 米国債利回り

• アメリカ株式市場

• 暗号資産（とくにビットコイン）

大局的には、株安、暗号資産安、債券買い、米国債利回りが下落と、リスクオフの流れと思われる。

ただし為替の動きは、ドル高が一服し調整局面、一方的な円売りは止まっていて、全体的にちぐはぐな動きになってきていて、正直読みづらい。

イメージがしづらいので、無理に動かず様子を見たいところ。

トレード戦略

中長期目線で、ドル円の押し目買いを継続。

超短期では、株式市場の動向に追従した動きを見せている、オージー円、オージードルを細かく回転させるイメージ。ただし、オーストラリア総選挙後となるため、動きをしっかりと見極めたい。

個人的には、先々週あたりから流れが読みづらくリズムがよろしくないので、無理をしないトレードを心がける。

投資・投機について｜こういち｜note