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Dark Blue Kiss┊タイBLドラマ

タイドラマの2getterが面白いとSNSでは見かけていたものの、前々回UWMAの記事冒頭にも書きましたが、薄顔好き故にずっとタイドラマに二の足踏んでた人なので、かなり出遅れまして、私のタイ沼の原点は偶然TVをつけた時にWOWOWでやっていた昨年末のITSAYの一挙放送です。直後に放送された続編のIPYTM を見た後は、次に何を見たらいいのかわからず、とりあえず存在を知ってた2gether(+still)をヒーヒー笑いながら完走してしまったらまた見るものがなくなって途方に暮れ、ランキング的なものを参考に沼の原点と言われてるらしいSOTUSに手を出しました。

個人的にSOTUSは推しのひとりNewくんに出会えた記念すべき作品です。
今となっては何度見返したかわからないくらいの大好きな作品になりましたが、初回視聴時はドラマの中心にあるSOTUS制度ラップノーンがどうしても上級生による集団新入生いじめにか見えずに受け入れ難くて、拒絶反応から正直見るのを止めようかと思うくらい挫折寸前だったものの、前半のきついシーンは薄目でやり過ごしながら本編完全無視でエムくん(Newくん)の登場シーンを必死に拾いながら見るという方法で乗り切りました。わたしにそこまでさせたNewくんはすごいと今でも思う。

SOTUSは視聴者にかなりのツンデレなドラマなので、いかに前半のツン(SOTUS制度のアレコレ)で挫折せずに、後半の待ちに待った、それこそご褒美的なデレ(後輩コングポップ×先輩アーティットの甘々)まで無事に到達するかがおたくに課された試練だ、これぞラップノーンだ、先人からの洗礼だ!って感じのドラマです。

個人的には11話のコングの涙がとても印象に残っています。胸に秘めていたアーティットへの想いを懸命に告白している途中で電話を切られてしまって絶望し、手で目を覆って俯き、静かに涙を流すコングの男泣き。グッときます。。
本当に不思議なんだけど、後半になってくると見てるこっちにまでコングと同じくアーティットかわいいフィルターがかかってきて、いじめっこ大将みたいだったアーティットがどんどんかわいく見えてくてくるんですよ。どうでもいいけど続編のSOTUS Sのアーティット先輩が美人になり過ぎててビビった。というかSのさらにその後を描いたOur skyyが素晴らしいのでSOTUS前半の試練をどうにか乗り越えてOur skyyまで見届けてほしい。
シリーズずっと一貫してコングは全くブレずにアーティットをだけを想っていて、アーティットは色々な問題が起きる度にグラグラ揺れるものの、最後にカッコよく解決するのも常にアーティットだなって思います。そしてさらにアーティットに惚れ直すコング(エンドレス




完全にSOTUSに行ってしまった話をNewくんに戻しますけど、SOTUS後に何を見るか悩み、ランキング上位を攻めてみようとTharnType1,2→LBC1,2→UWMA→LovelyWriterその他諸々まで見たところでまた次に見る作品を悩みまして、そこでSOTUSで出会ったのエム役Newくんを思い出しました。主演の親友ポジって事務所が次に売りたい子を持ってくるよね?ってことはもしかしてもうエムくん主演作も出てるんじゃないの?と。で、ここではじめてプロフィールを調べて(それまでずっとエムくんエムくんって役名で呼んでた)、予想的中でDark Blue Kissでエムくんの中の人Newくんが主演していると知り、また無計画に何も事前情報を入れずに見ました。

ということで、カオ役のNewくん。
↑に書いた通り、タイ沼に片足突っ込んだわたしが名前も知らないまま一番最初に一目惚れしたタイの俳優さんで、今では大切な大切な推しです。
どのNewくんにしようかなあと思ったんですが、本人がお気に入りにシャツを着てるらしい写真にしてみた。
顔じゃなくてシャツで選んでごめん。どんな顔でも好きです。
そしてお次に紹介しているTayくんとふたり揃ってチュラ大卒(日本でいう東大)。TayNewすごすぎる。

そしてピート役のTayくん。
ふんわり柔らかい雰囲気のイケメンのNewくんとは違って、反対にTayくんはキリッとしたイケメン。みんな違ってみんないい。彼はよく笑ってよく怒るコロコロ変わる表情豊かなところも魅力で、おかげでまんまとポルカですどうも。

ITSAY しかり、SOTUSしかり、LWしかり、大体が片方もしくは両方ともが「まさか自分が男を好きになるなんて」っていうことを受け入れられないところからスタートして、嫉妬やら何やらでジタバタして、もうどうしようも無くなってやっと自分の気持ちを認め、すったもんだの挙句に何とか両想いになって、その後も外的要因などで紆余曲折あって…でも二人で乗り越える…という感じで進むものが多いと思うのですが、でもこの作品DBKは既にTayくん演じるピートとNewくん演じるカオは交際3年目?っていう熟年CPになっているところからスタートしているので、つまりいきなり外的要因で紆余曲折…掴み合いの大げんかからスタートします…😱
ちなみにサブCPはサン×モークとうっすらタダー×サンディですかね。

わたしのドラマレビュー記事、文才がなくて要点を簡潔にまとめるスキルが欠如していまして、考えなしに思いのまま語りすぎて毎回無駄に長い(1万字を超える長さ)なので、サブCPには触れず、推しCPだけに絞っていきますね。。(求:文章力

交際3年目からスタートなのには訳があって、実は前日譚が3作品もあってですね、ピートとカオの「まさか自分が男を好きになるなんて」から何とか両思いになるまでのドキドキ部分はそちらで既出だったということだったのですね。
DBK冒頭いきなりカオに掴みかかるピートを最初に見た時は1話目じゃなくて途中回から間違えて再生しちゃったかと思って話数確認しちゃいました。
前日譚の存在を知った時は「えええええ😫」となりましたよよよ。

間違ってたらごめんなさいだけど関連作品の放送順は①Kiss The Series→②Kiss Me Again→③Our Skyy→④Dark Blue Kissだけど、ストーリーの時系列順で言うと以下の通り。簡単なネタバレも添えて。(いまなら全部U-NEXTで配信されてます。わたしはDBKとOur Skyyはすでに日本盤Blu-ray購入済なので配信終了どんとこいです)

① Kiss Me Again
PeteKao高校時代→大学1年まで?かな。PeteKaoはサブCP扱いですけど、ピートが彼女に手を出されたという理由でカオの友人レインを殴っているところにカオが遭遇するという高校時代のふたりの最悪な出会い(高校生なのでふたりとも制服半ズボンw)→大学での再会→高校時代の初対面の第一印象が最悪だったので喧嘩しまくりの拗れまくり→ ピートがレインとモークからの仕返しを受けている場面に駆けつけたカオがピートを助けようとして事故キス😘→ピートの元カノが元同級生(だったっけ?)のカオにピートのことを相談という名目で接近→イライラするのはどちらへの嫉妬なのか混乱するピート→カオへの想いを自覚したピートがカオを狙うサンと一緒にいたカオを略奪・拉致からの告白からのキスからの押倒しからの朝チュン(え?)→カオのほうもピートを好きではあるけど付き合うのは踏ん切りつかずにカオに夢中なピート犬にマテ✋→友達以上恋人未満→ピートの元カノの密告とイチャコラ目撃されてピートパパにバレる→パパ公認での交際スタート…までが描かれてるので見るべしです。濃すぎる。

ME・GA・NE(萌)

以下はGMM公式が日本語字幕付きでアップしてくれているKMAのPeteKao出演シーンだけのぎゅぎゅっとまとめてくれた3本です。U-NEXTは見られない環境の方でPeteKaoの過去編だけ見られればいいのであればこれを見れば大丈夫かも。ほんとにおたくの痒いところに手を差し伸べてくれる対応に感謝しかない。

②Kiss The Series
メインはサンディ姉妹の恋愛なので、DBKで揉めてるPeteKaoの間で色々助けてくれていた友人サンディとタダーの馴初めがメイン。なのでピートとカオはサンディの大学の友人という扱いでちょこっと出てくるだけなのですが、この作品でカオはメガネ男子。それも黒縁。好きぃぃぃぃぃぃ。(病的な眼鏡フェチなんです鼻息荒くてごめんなさい)

あとDBKとはキャラの性格設定が違うのかカオがピートを好きすぎてサンディに嫉妬しまって怒っているというDBKとは真逆仕様です。ピートはカオのそんなところを若干めんどくさく思っていて、そんなヤキモチが原因でふたりの関係はサンディだけには1年の時からバレている。
KTSの14話の終盤ではサンディの暴露によって仲間全員にバレたはずだけど、DBKではまだサンディにだけしかバレていない設定からスタートしているのでそのあたりは微妙に辻褄が合ってません。
個人的には黒縁メガネ男子カオにわたしの性癖はゴリゴリされるのですが、ストーリーだけ考えると最悪見なくてもDBKを見る分には支障はない印象です。

こちらは日本語字幕なしですが、メガネなカオは堪能できるのでわたし的には何の問題もありません。

③Ours kyy
ピートと甘いデートをしたいカオが占い師に厄払いに行かないと破局すると言われたと嘘をついて嫌がるピートを連れ出す話。
カオはキスをしたり手を繋いでデートしたいんだけど、ピートが嫌がるから嘘をついて連れ出したってことみたいで、何となくふたりの性格設定はKTS寄りかなという印象だけど、撮影時期が近いからか、監督が同じだからか、雰囲気と見た目は完全にDBK寄りです。どちらにしろピートが怒りっぽくてすぐぶちキレるのはデフォ。

やっと④Dark Blue Kissの話に入りますけど、冒頭のケンカシーン後にオープニング映像を挟んで2ヶ月前に遡りました。気になるけどケンカの謎は後で出てくるのね。。

まず設定。カオは母子家庭で家族のために家庭教師で生活費を稼いでる勤労青年。教師をしながらふたりの子どもを育てて苦労している母を失望させたくなくて付き合いが長くなってきたピートとのことがなかなか言い出せない。
対するピートも片親だけど、大企業に勤める父がいる父子家庭なのでかなり裕福。KMAでカオとの仲はすでに父にバレていてカミングアウト済みなので、友達にも隠しているカオとの仲をピートが唯一話せる相手だからか友達みたいに何でも話す親子。コンドームまでピートに渡して(6話)、2人に向かって「使ったか?」とか聞いちゃう(8話)レベルのぶっちゃけ具合。

何度見てもよくわからないのがアバウトAボーイズなんですけどアレってなんですかね。最初は一部に人気があるYouTuber集団?くらいに思って見てたんですけど、どうやら認知度全国区らしいし。タレント集団?アイドル?
ピートは大学の先輩?にそのアバウトAボーイにしつこく勧誘されていて、断りに行ったところで高校生メンバーのノンに出会う。ピートに向かって「あ、この人僕のファンです?」とか言っちゃうような生意気な態度が気に入らず、断るつもりが見返したくなったのかアバウトAボーイズに入る事を決める。

サンの経営するカフェでカオもノンに出会う。同じくレジで割り込みしたり態度が気に入らない上にチョコだかココアだかを被せられたりと印象が最悪だったが、母が勤める高校の校長の息子であることがわかり、校長から直接家庭教師を頼まれて断れない。

このノンってどっかで見た…あ!2getherのタインの友達!って思い出せて満足してたんですけどまさかの別人っていうか双子くんってマジですか。。
タインの友達っていえばサンの弟のレインもそうだっけ…と思ったら、俳優引退してシンガポールで建築家になってるってマジですか。。。

カオがノンの家庭教師をしている事を知ったピートは気に入らないが、家計を支えているカオとカオ母と立場を考えて堪えてる。…んだけど、どうやらカオを狙っているらしいのが恋するピートにはわかってしまって我慢ができない。カオはピートに家庭教師は辞めるって言うんだけど、結局母親の立場を考えて辞められないからピートに内緒で続けることになるんだけど…嘘はよくないよ。。もう嫌な予感しかしないやつ。。

では嵐の前の幸せ回、7話行きます。
ヤングギアとかいう高校生を招いての工学部のイベント(ノン関連はザクッと割愛)で大学のお泊まりの夜、カオは3年目のアニバーサリーをサプライズで準備する。カオからピートへの手紙がとてもよかった。

ピート もう3年だね
あの日以来 色々あって 一緒に笑って 泣いたよね
僕は勇気がなくて みんなに僕たちの関係を話せない
でも信じて 僕の心の中で 君は一番なんだ
僕の人生の一部だよ
記念日おめでとう ずっと一緒にいよう 愛してるよ

カオより

全私が泣いた😂 ピートよかったね😂 めっちゃうれしいね😂
熱いキスシーンで流れていたNat Sakdatornさんの『รักเธอคนเดียว (君だけを愛してる) ONE LOVE』がとてもよくて、歌詞を調べてみたら、胸に秘めてたけど、生きている限り君を愛してる。僕を信じて。という内容のようで、まさに、カオのピートへの気持ちを代弁するような内容でした。泣く。


嵐が来ました9〜10話。
また大学にやってきたしつこいノンは、インスタにわざとピートをタグ付けして通知が行くようにして、カオと一緒にいる勉強している写真をアップしました。
という訳で、嘘をついて家庭教師をしていたことがバレました。
以前ピートが虫(男)除けで自分たちふたりの名前の入ったタンブラーをカオにプレゼントしていたのですが、ダメ押しでノンがそれを忘れ物だとカオに返したものだからよりによってノンがそれを持っていた事実にピートがブチ切れ。…で、1話冒頭のカオに掴みかかるケンカシーンに繋がる訳ですね。。

KTSではちょっと設定が違ったけど、DBKのピートはLWのSibと同じく、最初から最後まで全くブレずに、誰よりもカオが好きで、何よりも大切で、独占したくて、いつも自分だけ見ていてほしいと思ってる。その溢れんばかりの愛情をカオ本人にも常に伝え続けてる。この先も別れるなんて考えられない。タイで無理なら他の国に行ってでも結婚したい。カオに頼られる男になりたい。だから自分とのことをカオママにも言って欲しいし、仲間にもオープンにしたいけどカオが嫌がるからずっと我慢してるんだよね。

そんな重すぎるくらいの愛情を毎日浴び続けているカオと、周りにも一切隠して滅多に自分に対する感情を表に出してもらえないピートは同じじゃないと思うのです。需要と供給のバランスが取れてないというか。
ピートは常にどこかカオの愛に飢えているんだと思うんですよ。ピートは暇さえあればカオを襲って性欲の塊みたいに言われてるけど(笑)、それも一種の愛情表現だし、足りない愛情を埋めたいのかな、誰も知らない自分だけのカオっていうのを実感したいんだろうなと思ったりした。

付き合っていることを言えないから、ケンカを止めに入った友人たちに理由を聞かれてもピートは答えられない、関係を問われても「ただの友達だ」と言うしかない。恋人にちょっかい出されてもカオは俺のだって言えない。つらい。
プールに謝りにきたカオに「理解して」言われて「みんなに俺たちのことを話すか?」って答えて「別問題」ってカオに返されてたけど、ピートにしたら全部そこから繋がっているんだよね。

客観的に見れば、カオは別に浮気をした訳ではないし、第三者の目のあるサンのカフェで勉強を教えていただけ。そもそも家計のためのバイトだし、母親の関係があるから断れなかっただけ。正論。ピートが「それなら俺が倍の金を出す」とか言っちゃうのは本当に最低だし、そいうのところが目立っちゃうから一見全部がピートのわがままに見えるけど、ピートは信じていたカオに裏切られたことが何よりもショックだったんだよね。
みんなに隠さなくてはいけない秘密の関係って、完全にふたりの中だけで完結しちゃってるから、相手への信頼が最後の砦っていうか。それが崩れちゃったら成り立たない気がするので、根っことなるそこをカオにわかってもらえず、仲間にまで責められてるピートが可哀想でみていられなかった。

それでも滅多にないカオからのデレ(記念日にもらった手紙やシロクマに吹き込まれたメッセージ)でしあわせだった時間を思い出し、意地を張って手遅れになるなと言う父や友達の説得もあって、自分から歩み寄ろうとカオの家に向かうピート。

丑三つ時ノンに五寸釘打ちたくなった10話。
せっかくピートが来たのに、先に来ていたのはノン。
こんな状況なのに母の手前ノンの訪問を断れず、自宅にあげてしまっていたカオ。
そう言うとこやぞー。そう言うところが発端やぞー。。

ノンはピートに「(カオと)別れてくれた」だの「もう食事に招かれる仲」だのと言ってピートを挑発し、ピートが殴りかかろうとすると「父に言いますよ。カオ先生困るでしょうね」と脅迫する。
何だとゴルァ。

結果、カオにはピートの訪問は知らされず、送ったLINE?もノンによってカオが気がつく前に勝手に削除され、返事を待っていたピートはもう俺が嫌いかあいつのことが好きなのかもしれないと落ち込んでいます。
カオはとりあえず携帯のロック解除をいますぐ指紋認証か顔認証にすべき。

見かねた友人たちが開いた飲み会。
ここでまたカオが「もうノンには会ってない」とか言ってるけどピート知ってるよ。。
カオはあれを会ったとカウントしてないのかもしれないけど、自分からの連絡を無視してノンを自宅に呼んだと思っているピートにはまた嘘ついているとしか思えないし禁句です。。。

さらなる不幸がカオを襲います。
試験の打ち上げでクラブ?で酔い潰れたノン。
ノン友はノン父にバレると怒られるから家族には連絡できない、と、代わりにカオに迎えに来てくれと連絡します。
えーもう勝手に怒られればいいんじゃないかなー(心の声垂れ流し

カオは渋々ノンを迎えに行って(行くなよ…)自宅まで送り届けると、ベッドに寝かせようとして抱きつかれます。「好きです帰らないで」「僕は好きじゃない放して」揉み合っているうちにカオまでベッドに倒れ込み、そのタイミングでノン父登場…(最悪

その頃、壁いっぱいに貼られたカオとの思い出の写真を剥がし、PCの写真フォルダを削除しているピート。大好きだったカオとの別れを決意してしまったようです。
カオはバスの中で携帯に残っているピートの動画を見て泣いています。
そして帰宅後、カオママにノンの家庭教師は辞めると告げます。え?言うの今?今なのか。。

ノンに五寸釘を打ち込みTHAI🇹🇭その2、11話。
父が怖いノンはカオに家までつけられて襲われたと全部カオのせいにして逃げることにしたようで、カオは母親同伴でノン父から呼び出しを受け、警察に通報すると言われました。
自宅に戻って母から「私の息子がそんなことするはずない。でも男性に惹かれるのよね?」とセクシャリティについて確認されて、泣いて謝りながら認めるカオ。
カオママも、そうかそれをここで聞くか…。カオもママもタイミングゥー。。

カオは自分がゲイだということが、延いては母親に将来孫を抱かせてあげられないことが自分の最大の欠点に思えていて、その欠点をカバーできるくらいに勉強や仕事、要はセクシャリティ以外の点を完璧にして、カオママを失望されないように悲しませないように自慢の息子でいたいと常々思って悩んで努力してきたんだなって、ずっと見ていて痛いほどわかるんだけど、カオママのほうもピートとのことにもうとっくに気がついていたし、がんばりすぎているカオのそんな気持ちもわかってて怒られていると思われないように、愛する自慢の息子を傷付けないようにどう切り出せばいいのか悩んでいたって感じなのかな。お互いを思いやりすぎてそれが最悪の段階まで空回りした感じですね。

最悪なことにカオはSNSに先生が(ノンに)セクハラしたと投稿されて、インターン先にも断られ、決まっていた塾講師の仕事も、家庭教師の仕事もなくなりました。
そんなどん底のカオの下にノンが訪ねてきて、真実を公表してくれというカオに、投稿したのは僕じゃないです。ごめんなさい。でも真実は話せません。って、なら君は一体何をしにきたのかね。わかるように説明してごらん。ごめんで済むなら警察はいらないんだよ😒

流石のカオも黙っていないで真実を公表しようという気になったようで、SNSに問題の夜の真実を全て暴露しました。で、ノンパパがノンを連れて告訴しないでやったのに!と怒鳴り込んできました。「今度こそ訴える」というノンパパに「どうぞ。息子を信じます」と答えるカオママ。
そこにサンディからカオに電話が。

12話。最終回ですー。
サンディ曰く、ピートがSNSでライブ配信しているから見てと。
ピート、やっておしまいっ!

投稿で人を判断する前に考えてほしい
片方の主張だけを聞いているかもしれない
投稿の内容はウソかもしれない
話題の先生は俺の友達だ
この録音を聞いて考えてほしい
誰を信じるか

(カオの家の前でピート挑発し脅すノンの声が流れる)

今の聞いたよね?
誰を信じるか考えてくれ
1つ言いたい
言葉やコメントは 人を殺せるんだ

工学部のピーカオ作(録音機能付き)しろくまちゃん大活躍。🐻‍❄️

ピートパパに居場所を教えてもらって、プールにいるピートのもとに駆けつけるカオ。
「ピートごめん愛してる」って叫ぶカオに「何て言った?」と返すピート。
「ごめん」「それから?」「それだけだよ」「またウソか」
「聞こえたならなぜ聞くの?」愛してるって言われたいだけよぉー。
「聞こえてない」「本当に?聞こえてない?分かった」

カオ、上だけ脱いで服のままプールに飛び込みました。

「愛してる」と言ってキスをしようとするカオ。
「カメラに映るぞ」「全国に語りかけてくれた 僕も隠れない」

このプールの中のキスが超キレイ。よかったねえ。仲直りできて😂

で、当日のランチ?翌日の朝?
ピートの家にカオママも来て食事会?
カオママが召し上がれって言ってるってことはママお手製?
材料持参でお台所借りたのかな?とかどうでもいいこと思いました。
ここは親同士も仲良くなりそうだね。
ノンのせいでインターン先が決まっていなかったカオはピートパパの会社で働けることになったようです。(勉強できなかったはずのピートのほうはカオと距離をおいていた時間を勉強に充てたようで別の大手に自力で合格)

では怒涛のイチャイチャを続けてどうぞ。

インターンの前日にもピートに襲わ…お泊まりしたらしいカオさん。
シャワー後のふたり。
「インターンの前くらい我慢しなよ」「俺たちはまだ若い」
「好きだよね」「お前もな」

初出勤前の準備中。
「初日に同僚の男に番号教えるなよ」「ラインIDはいいの?」「学んでないのか?」「学びましたよ。束縛さん」

虫(男)除けピートカオのタンブラーを手渡す

「持ってけ」
「その独占欲が怖いんだ」「なぜ?」
「君の愛が冷めたら?」「それはない。ありえない。俺にはお前しかいない」

キス寸前でピートパパにドアを叩かれる

出勤車の前にピート父子
「父さん、カオを頼んだよ。男から守って」「それは保証できない」

照れ屋のカオはこっそりピート車に置いた🐻‍❄️に代弁させるスタイル
「インターン初日 頑張ってね 僕の恋人」

いつものメンツで焼肉?飲み会。
ジューンの話に爆笑するピートがかわいい。
「好きだろ」「ありがとう」と取り分けてあげたりふたりの世界。

ジューン「タダー豚肉がいつもより甘くないか」
タダー 「それに比べるとスープの味が薄い」
ピート 「仕方ないだろ。長いこと秘密だった」
ジューン「義理のパパの会社はどうだ?」
カオ  「まだ結婚してない。彼氏のパパだよ」
ジューン「吐いていいかな」
サンディ「オープンに“彼氏”って呼べるようになってよかった」
ピート 「ずっとカオが許さなかったからな」
タダー 「だから配信で愛の告白を?」

例のライブ配信にはどうやら続きがあって、ノンの暴言を録音した続きに多分前の録音が残ってて「カオ愛してる」が全国配信されてしまった模様。
おかげでふたりの仲は全国区でオープンになってしまい #PeteKaoでふたりの情報が拡散されているらしい。
サンディが試しに検索してみると、現在のふたりの写真が既に上がっている。

ピート 「マジか?」
カオ  「ちょっと怖いね」
ピート 「秘密が多いから?」
カオ  「もう秘密はない。知ってるよね」
ピート 「ウソつくなよ」
ジューン「ノンはどうしてるかな?」
ピート 「なぜ奴の話をする?最悪だ」
カオ  「自己中な子供だよ。彼の話はやめよう」
ピート 「優しいから付け込まれた」
カオ  「優しい男が好きでしょ?タイプでしょ?」

ずっと鬱々した展開だったから、ふたりのこういうくだらない言い合いしてるのを見てるだけでわたしが幸せ。
永遠に書けそうですが、また1万字近いのでこのくらいにしておこうかと思います。。

あ、勝手にレインがマナウに、モークが同性のサン付き合っていることを話してしまって「言うかどうかは自分で決める」とキレられていたのは激しく同意です。
かなりセンシティブな問題なので、他人が無断でアウティングしたらダメです。

元から好きだったNewくんだけじゃなくTeyくんにもこの作品で出会えて、完全にTeyNew落ちしました。ポルカ入りしたばかりの新入りです。諸先輩方よろしくお願いします。

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