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現場に行けないヲタクの話

私はヲタクです。
まぁ堂々と言い張れるもんでもありません。
歴が浅かったりにわかだったりも含みます。

そんな私でも現場に赴いたりもしていました。
ですが最近、それも儘ならなくなっています。

それはなぜか。そう。

現場に行くと体調を崩すから。


例えるなら、遠足の前日。
楽しみで眠れなかったことがある方もいるのではないでしょうか。
感覚はそれに近いのかもしれません。
ただ、ネガティブ感情によるものです。

こんな体になったのはいつからだったでしょう。


今思えば、小6の時に家族で行った
ディズニーランドが最初だったかもしれません。
地方民ですので、深夜に車で家を出て高速道路で向かいました。
途中SAによって睡眠を取った訳ですが…

持ち前の楽しみ&枕変わって眠れないモード。
プラス、到着後もせっかくの夢の国だというのに、
ご飯を食べたいと思えませんでした。

まぁそんな状態では長く持つはずもなく、
カリブの海賊に並んでいる時に

こんな感じになりました。
しばらくクーラーの効いた車で休んだのち、
バズ・ライトイヤーに乗ったことを覚えています。


また、学生時代の一大イベント、修学旅行の時も
せっかくの沖縄で、ご飯は食べられず
帰りのバスでは半酔いで地獄でした。


そんな中、私もeighterとなりました。

初めてのコンサート、関ジャニ∞ライブツアーJUKE BOXの時には
昔から緊張するとご飯が食べられなくなる質がたたって、
ラーメンすら喉を通りませんでした。

地元リサイタルでは、夏バテと熱中症紛いも相まって
グッズ列を途中で抜けるアクシデントがあったりしました。
(こんなやつに塩分タブレットとエチケット袋くれたeighterさんありがとう。)

元気ライブの時が一番ひどかった。
帰りのバスでパニック症状のようなものが出て、
動悸、冷や汗が止まらず、手が開かず自分の手に自分の爪が食い込む。
止まるSAが決まっている高速バスだったにも関わらず、
一番近いSAに降ろしていただきました。
運転手さんありがとう。すみませんでした。

後にも先にもこんなにひどい発作はありません。
それ以来高速バスは利用していません。

その後新幹線で遠征をするようになりましたが、
ご飯が食べられないのは当たり前、
遠征先で座り込むことも少なくなかったです。


こんな事が続くと、遂には
「またこうなったらどうしよう」
と思うものでございます。


高校の時、卒業旅行を計画していました。
結果として、私は行かないことを選びました。
修学旅行でも自分のヲタ活でも体調を崩してきて、
もう遠出をする自信はなくなっていたからです。


その後何年か経ち、ディズニー、ライブ、ミュなど
様々一緒に行こうと誘って貰いました。
この頃には私も
そろそろ行けるようになったんじゃないかと思っていました。

しかし、行くと決めてからその日に近づくにつれ、
どんどん食事が喉を通らなくなっていくのです。
考えると動悸がするのです。
どうやら身体が遠出を拒否するようになってしまったようです。

その結果、仮病を使ったドタキャンが増えました。


心苦しい。
申し訳ない。
行きたかった。

みんな今まで黙っててごめん。

みんな心配してくれてたのに、
仮病でごめん。

これ以上隠していくのが辛くて。
お話しさせていただきました。

許してくれなくていい。
まじで心配してたのに仮病かよとか
お前のキャンセル後同行者探し大変だったんだぞとか
苦情はもちろん受け付けます。

嫌われる覚悟もしております。
いや、本当は覚悟なんてないけど、
そうなっても仕方ないことをしてきたと思います。

それでも「また一緒に行こうね」って言ってくれるみんなを
これ以上騙したくなかった。

だからこういう形で、報告させていただきます。

申し訳ありませんでした。

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