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【頑張れ英国3.2】初心者がまず手にするべき安定安心簡単運用

ゴゴジャン「福春キャンペーン」でセール中のEAの中に、以前から気になっていた「頑張れ英国3.2」があったので採点してみました。

名称  : 頑張れ英国3.2
開発者 : EUROS
価格  : 23、0000円(税込)⇨18,400円でセール中!
販売プラットフォーム : GogoJungle
推奨通貨ペア : GBPJPY
必要証拠金  : 1万円以下から運用可能

公式ページ  :  頑張れ英国3.2(GogoJungle

データ採集日:2023年2月10日

頑張れ英国3.2 のスコア 71点 = B級(購入に向けて様子見できる)

スコアの評価基準はコチラ↓の記事をご参照ください。

  関連記事:お宝EA探検隊!FX自動売買の評価基準を解説

セール期間:2024年2月8日(木)~2月19日(月)

総評:安定感に優れるフォワード重視のデイトレEA

本EA「頑張れ英国3.2」の公式ページをざっと見て、はじめに目を引くのは綺麗な右肩上がりを描いているフォワード損益グラフではないでしょうか。

大きなドローダウンもなく、ほどほどに勝ち負けを繰り返しながら順調に資産を増やしています。

ではこのEAが実際にはどれほどのパフォーマンスなのか、データから読み解いてみましょう。

<ドローダウンからの回復力>

私がEA の性能をみるときにまず気になるのが、ドローダウンからの回復力です。

上に示したデータの中でいえば「ドローダウン ÷ 年利」、評価項目でいえば「ドローダウン回復性能」となります。

フォワードの「ドローダウン ÷ 年利 0.32」という数値が出ていますが、これは最大ドローダウンの損失を0.32年で取り返す目安を示しています。

同項目が0.32というのは、非常に優秀です。

バックテストでは少し大きくなって 0.62 ですね。これでもまだまだ優秀。

実際にバックテストのデータをみると、ドローダウンからの回復は最大約5ヶ月。悪くないです。

<損小利大が素晴らしい>

次に注目したいのは、損小利大の大きさですね。

フォワードで平均利益は平均損失のちょうど3倍、バックテストでは2.5倍もあります。

バックテストの2.5倍というデータからして、損益分岐点は勝率約28%のときになりますが、実際のデータでは勝率32.42%。
大きな余裕、というほどではありませんが、十分に安心できる程度の余裕があります。

<バックテストから見る不安要素>

「頑張れ英国3.2」は、フォワードだけを見るとなかなか素晴らしいEAなのですが、バックテストには少し不安要素があります。

まず、バックテストの期間が短い。

たった2年間しかありませんね。

1分足のトレードなのでこれでもいいような気はしますが、やはりもっと長期のバックテストで安心したいところ。

ただ、5年間のバックテストで同じようなパフォーマンスは得られている、と開発者さんは仰っています。フォワード重視だそうです。

2つめの不安要素は、バックテストのスプレッドが小さいこと。

たった0.6pipでバックテストされています。

GBPJPYのスプレッドがこれだけ狭い口座だと、手数料も別途加算されるのではないでしょうか?少なくとも、このバックテストには外付け手数料は反映されていないように見えます。

いずれにしても、ご自分の口座のGBPJPYのスプレッドと比較して、パフォーマンスに差が出ることは想定しておきましょう。

そしてもう一つ。連敗回数が大きいです。

平均連敗数は3回。これは勝率32%であればそんなものでしょう。

問題は、最大連敗回数・・10回。ピプスに換算して 303pips になります。

0.01ロット運用していたとすると、1発(の連敗)で3000円以上の損失ということになります。1万円程度の証拠金で運用する場合は、これぐらいは想定内とできるよう心を強く持ちましょう。

まあ、トレーダーによっては大同小異の差ではあります。初心者さんがあたふたしないように、念の為。

最後に、バックテストでない要素から不安材料をひとつ。

これだけパフォーマンス良好なEAで、購入数も50件あるのに、高評価レビューが全く投稿されていないことも気になります。

レビュー投稿するユーザーは少数派だとしても、さすがにこれは、気になります。

その他の評価ポイント


☆ リアルトレードとの乖離が小さい=再現性あり(加点2点)

ゴゴジャンにはトレードの収支記録をグラフ化してくれる「RealTrade」という機能があります。

ゴゴジャンに出品されているEA のトレードを(デフォルトのままのマジックナンバーで)「RealTrade」で記録すると、同商品ページにその損益グラフが表示されます。

「頑張れ英国3.2」の場合は、本記事編集時現在で2つの「RealTrade」があります。

これらユーザーのリアル運用の記録と、公式のフォワード記録を比べてみると、損益グラフの波形はほぼ同じ。個別のトレード記録を見比べても、約定時間に少~し差がありますが十分に再現性が高いことがわかります。

↑公式フォワード記録
↓ユーザー「Hiro Real-4」の「RealTrade」記録


☆ 良くも悪くも初心者むけ(加点2点)

 ・最大保有ポジションは1ポジション
 ・深夜から早朝にはポジションを持たない
 ・パラメーターで設定することがない

これら3つの要素は、良くも悪くも初心者に扱いやすいEAだと思います。

1ポジションしか持たないのでリスク管理が楽で、

EAの稼働や停止はポジションを持たない時間帯に行うことができ、

パラメーターであれこれ悩む必要がないからです。

さらに良いことには、エントリー回数もそこそこ多くて楽しめるし、損益は順調な右肩上がり。

ついでにいうと、いや大事なことですが、他のEAよりお求めやすい価格設定。

これほど初心者に優しいEAは、他にあまりないでしょう。

「バックテストの期間が短いから不安だ~」と注意深く運用を見守ってくれると、ちょうどいいEA投資始めになると思います。

☆ 短期決済は強者のロジック(加点2点)

その日のポジションは遅くても深夜のうちにクローズする、という戦略のようです。

他のEAでは、スキャルやデイトレなのにダラダラと何日もかけてTPかSLに達するのを待つことがありますが、そうしたEAは、割と、運任せです。優位性を計測してエントリーしているはずなのに、利確できないから放置してみる、という戦略になりかねないから。スキャルピングEAのはずなのに、何日もポジションが解消されないようなEA、ありますよね。

その点、こうして短期できちんと決済して、かつ、ナンピンや球操作などに頼らずに良好な結果を出せるのは、実力が高いEAといえます。

☆ 綺麗な右肩上がりに乾杯(加点2点)

よく見ると、フォワード計測して以来の一年以上に渡って大きなドローダウンもなく、損益グラフはきれいな右肩がり。

この見事な安定感には、加点評価しても良いと思われます。

☆ 丁寧なサポート(加点2点)

ゴゴジャンの公式ページには、開発者さんに直接質問ができる「コミュニティ」というコーナーがあります。

「頑張れ英国3.2 」のページと、同じ開発者さんの他の販売中EA のコミュニティを見ると、ユーザーからの質問に対して全てが数時間以内・・とはいかないまでも数日以内程度で回答されています。

そして、その回答の内容は丁寧で親切です。

大事な資金を預けてEAを運用するにあたり、その開発者さんと直接コミュニケーションが取れるというのは、大きな安心感がありますね。

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以上。本稿もご愛読ありがとうございました。「頑張れ英国3.2」の詳細は公式ページでご確認ください。

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