好きなもの

自粛期間含め、休日など無駄にダラダラすることが増えて、ふと、自分が好きなものはどんなもんだろうかと思い浮かべて、35歳現在の忘備録として記しておこうか。

1.ジパング かわぐちかいじ作

これ、最近スマホの無料マンガで軽く読んで、すっかりハマってしまったマンガだ。

21世紀の最新鋭の軍艦が、第2次世界大戦下の昭和17年にタイムスリップしてしまうという内容だ。まだ途中までしか読んでないので結末がどうなるのか、戦時中の軍艦としては規格外の性能と戦力を持ちながら、やがて敗戦へと向かっていく日本国の歴史を変えてしまう、つまり戦争に勝つのか、それとも史実通りの運命になるのか超気になっている。

スマホの無料サイトでは満足できなかったので、大きめの本屋に行ったのだが、単行本の取り扱いはなく、ブックオフ的な古本屋で1時間マンガコーナーを探し回って1巻から4巻まで買ったが、そこの本屋には5~7巻が置いていなかった。どうなる、俺のジパング熱。ジパングを全巻取り扱っている大阪の本屋の情報求む。

2.ガリガリ君の梨

初めて食べたとき、「これ、キンキンに冷えた梨じゃねえか」と感動したアイス。毎年だいたい夏ごろコンビニに並び始め、今年も無事に食べることができた。そもそも梨が好きなのだが、スーパーで梨を買ってきて、冷蔵庫で冷やして、果物ナイフで皮をむき、6等分にするほど俺は暇じゃない。60円で梨にたどり着ける、俺にとってはタイムマシンだ。

3.焼肉ライク

一人焼き肉の専門店。大阪にあったので先日行ってみた。焼肉は好きなので、月に1度くらいは焼肉食べたいなあという欲が生まれていたのだが、ライクに出会ってその欲は週1で来ていることを知った。

焼肉はハードルが高い食べ物だ。値段もそうだが、何よりも私のハードルとなるのは、酒とセットがマスト、一人で焼肉屋に行くのはやはり気が引ける。酒が弱くて、友達のいない私は、いくら好きでもなかなか焼き肉屋にたどり着くことができない。ところが、ライクは一人焼き肉の専門であるから、気兼ねなく行くことができるし、好きなものを食べればいい。当然、酒を呑む必要はなく、代わりに白米を大盛で2杯食べても自由だ。最高じゃないか。肉の品質も、まずまず、格安食べ放題のそれに比べれば上質であると言える。

4.回転すしという概念

これは、寿司も好きなのだが、それよりも回転すしという概念、システムが好きだ。

まず、待ち時間がない。席に着いた瞬間に食べられる。そして自分が好きなものを好きな順番で食べられる。例えば、赤貝に始まり赤貝に終わる、という赤貝好きの私ならではの食べ方が可能だ。タッチパネルもいい。人見知りの私は、見ず知らずの寿司屋の大将に、「大将、おまかせで」なんて口が裂けても言えない。大将にまかせて赤貝が出てこなかったらと考えたら、こんな不完全燃焼はない。

5.グラビアアイドルという概念

グラビア、つまり水着を中心とした写真やイメージビデオと呼ばれる、AVとは違うが、見方によってはAVよりエロい映像作品を出している人たちだ。AVはもちろん何でもアリなわけだが、イメージビデオはそうはいかない。隠すべきところは隠すし、やってはいけないことはやらない。そこが逆に想像を掻き立てる。そもそも、普段はTV番組に普通に出ている人たちだから、顔もスタイルもいい。そんな可愛い人たちが、TVとは違う姿や表情に興奮を禁じ得ない。セックスの代わりに謎のオイルを使ってマッサージをされるシーンや、水着なのか下着なのか見る側の解釈に任せますよ的な衣装が好きだ。ヘルスやソープより、メンズアロマの方が好きという、私の童貞のような性癖がここにも表れている。

6.ポカリスエット

定期的に飲むものではない。むしろほとんど飲む機会がないと言っても過言ではない。コンビニで飲み物を買う際に、圧倒的に多いのは午後ティーストレート、紅茶花伝、コーヒー系。そんな日々の中で、ふとポカリが飲みたくなる時がある。思えば、子供のころはコーヒーなんて飲めなかったし、午後ティーに出会ったのも小学校高学年だったと思う。ところが、ポカリだけは物心ついたときから身近な飲み物だった。よく言われる、風邪をひいて学校を休んだ時に飲むやつ、というイメージと、800ミリくらいの量の瓶のポカリが僕の記憶の中にある。大人になって、風呂上りや、夜中に目が覚めて喉の渇きを感じている時にがぶ飲みするポカリが、異常に美味い夜がある。

7. 本間智恵 テレ朝アナウンサー

インスタをダラダラ眺めていたら、以上に眼力の強い女を発見した。気になってアカウントを見てみたら、テレ朝のアナウンサーらしい。そういえばワイドショーで見た顔かも。私は眼力が強い女がタイプである。色々調べてみると、昭和60年生まれ。私と同い年だ。35歳にしてあの見た目。もはや自分と同級生の女など、ババアの階段の踊り場くらいに存在していると思っていた。昔好きだった同じクラスのあの子も、今や踊り場ババアであると。しかし、この本間智恵というアナウンサー、35歳にしてこの美貌。全然いい。何か自分にも勇気を与えてくれる存在だ。

8.羽鳥慎一モーニングショー

コロナ自粛期間以降、よく見る朝のワイドショーだ。これまではスッキリ派だったが、コロナに関するニュースを扱う量と、あのババア、岡田晴恵。彼女の言うことが正しいのかどうかよくわからないが、眼鏡をかけてみたりコンタクトにしてみたり、日に日にオシャレに気を使いだすババアの滑稽さと、なんといっても玉川がいい。朝からイライラしている人を見ると、自分は平和だなあと実感する。同じ理由でバイキングに出てる時の東国原も好きだ。最近はフジテレビの解説員の平井文夫もいい。GoToキャンペーンの是非について、スタジオの坂上忍らと熾烈な舌戦は見ものがあった。昼からイライラして、私を安心させてくれる。

9.ラジオ 爆笑問題カウボーイ

火曜深夜25時からのラジオ。時事問題から芸能人のゴシップまでネタにしながら、深夜に爆笑させてくれる。TVよりも圧倒的に緩いコンプライアンス意識から出てくる下ネタも良いし、ラジオネーム麒麟が行ったり来たりさんをはじめとするハガキ職人たちの投稿ネタ。特にCD田中と日野君の常識というコーナーが好きだ。あと、私がその絵のタッチが大好きなイラストレーター雪下まゆも、このラジオのヘビーリスナーらしい。彼女の描く女は、とても魅力的である。

10.熱い風呂

湯舟の温度を43℃。これが我が家の設定温度だ。熱いので長風呂はできないが、男たるもの熱い風呂に入るべきであると思っている。その熱い温度が身体の筋肉を急速にほぐし、1日の疲れを癒してくれる。そして、熱い風呂から上がったあとの、ポカリスエットへとゴールデンコースがつながっている。

11.株

これは好きというより最近、始めた。平日15時までの取引時間の中で自分の買った株が上がったり下がったりを見ながら、ワクワクしている。今は投資額は微々たるものなのだが、今後、自身の仕事や人生に影響を与えるくらいになるように、ガンガンいったろうかと思っている。この記事をのちに読み返したとき、株で莫大な資産を形成していることに思いを馳せ、この記事を終える。


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