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バックギャモン

バックギャモンというボードゲームの名前を知っている人は多いと思うが、どんなゲームかはあまり知られていないのではなかろうか。僕もじつはどんなゲームなのか詳しくは知らない。しかしモノクロの昔の洋画で、酒場の賭博場の場面などでよく出てきたような記憶がある。
バックギャモンはひと言でいうなら、二人で競う双六のようなゲームである。2つのサイコロを振るのだから、ヤクザの世界を思い起こすであろう。しかし今日の朝日新聞の別刷り(be)の1面にバックギャモンの世界チャンピオン、望月正行さん(42)のことが紹介されていた。それを読んで歴史のある奥深いゲームであると認識した。
勝敗はサイコロの目次第だから運まかせのように思えるが、そうではない。いかさまでないサイコロを使うなら、サイコロを振る回数が増えれば増えるほど、それぞれの目が出る確率は等しくなってくる。それを知った上で、作戦を練り、勝負をかけ、相手を打ち負かしていくのである。望月さんは中高時代は将棋部だったそうだが、限界を感じ、浪人時代にバックギャモンと出逢い、その道のプロを進むことになったそうである。
囲碁・将棋・チェス・コントラクトブリッジ、なんでも下手の横好きの僕は、今のスマホのゲームをする気にはならないが、ボードゲームには大変興味がある。もう少し若ければバックギャモンも趣味にしてみたかったのだが……。
ちなみにバックギャモンの世界選手権は、毎年モナコのモンテカルロで開催されるそうだ。

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