肉桂茶 武夷岩茶肉桂 ブイガンちゃ ブイガンチャ 肉桂ニッケイ・にっけい 肉桂お茶 シナモン 烏龍茶(ウーロン茶) 烏龍茶茶葉 中国茶
福建省の北部に位置する武夷山は、「九曲溪流,三十六峰,七十二洞,九十九岩」という起伏に富んだ地形を持ちます。 この武夷山の正岩茶区で産する馬頭岩肉桂は、今や武夷山を象徴する岩茶になっています。かつて岩茶で人気があったのは大紅袍を筆頭に鉄羅漢、水金亀、白鶏冠という四大名叢だったのですが、近年はむしろ肉桂が珍重されます。もちろん肉桂であれば何でも、という訳ではなく肉桂の前に有名な産地名を冠しているものが特に珍重されます。
最も有名な牛欄坑肉桂をはじめ、佛国岩肉桂、猫耳石肉桂、九龍窠肉桂、鷹嘴岩肉桂など多種あります。この馬頭岩肉桂は正岩茶区内の馬頭岩と呼ばれる岩山付近で生産されたものを言い、名前だけの偽物が多い中、本物だけが持つこれぞ岩韻と評価される余韻が特長で、どっしりとした味わいかと思いきや軽やかな甘味と香りも楽しめる味わいは岩茶に精通した名人だけが作れる一品です。
~美味しいお茶を入れるためのひと工夫〜 茶漉し付きの急須、もしくは茶葉を入れるティーバッグを用意します。 急須に湯を注いで温めます。 急須の湯を、 湯のみに移し同じく温めます。 ①茶葉を3g〜5g取り出し、一度乾燥時の茶葉の香りを楽しみます。 (香り1) ②湯を切って温めた急須に茶葉を入れ、ふたを閉めて軽く急須を3度振り、 茶葉本来の香りを楽しみます。(香り2) ③茶葉が入った急須に湯を注ぎます。 (できるだけ高い位置からお湯を注いでください) ④蓋を閉めて5秒~8秒ほど蒸らします。 (茶葉をお湯につけたままにしないで下さい) ⑤あとはお茶を湯のみに注ぎます。 (別の急須またはポットに茶汁だけを移し変えて味を均一にすることが出来ます) ⑥飲む前にもう一度、 茶の香りを楽しんで、 ゆっくり岩茶タイムを満喫してください。(香り3)
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