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式神の考え方(WUP編)

友だちに頼まれて書いてみました。が、はじめてなのでブログの書き方などよくわかりませんが、まあ気楽にやってみます。

まあそれはさておき…何から書いていきましょうか…とりあえず前期(UCL)から大幅に変わった点から

・その1 真実の狂信者がいなくなった点

かなり痛い、即興で出せる打点が減った。5Tでクラシカル+狂信者の守護裏で盤面作りつつ攻めたり研究で増やして打点伸ばすことも不可能に。

このカードがなくなったことから、式神は「強固な盤面を継続的に押し付ける」という勝ち筋以外なくしてしまった。

まあ狂信者の話はこの辺りで

・その2 新ドロシーの追加

かなり今期の式神の構築を難しくしてるカードでしょう。このカードは運要素はあれど構築単位でその効果の強さは変わってきます。
新ドロシーを0コスト4/4(1ドロー)の展開札としてみるか、強力なドローソース+有利展開の維持としてみるかで、構築の組み方。盤面の展開の仕方が変わってきます。

まあ前期との違いは大きく分けてこの2つです。まあ1番重要なのは「今期の打点は相手の処理し損ねた盤面から出さなければならない」ということで、やりたいことは相手に処理できない盤面を常に維持していくことですね。

では新ドロシーの話を掘り下げましょうか。

ドロシーの効果を最大限に活かすには、デッキ内のスペルブーストカードの枚数を可能な限り増やし、かつ、ドロシーを展開するタイミングで手札が中途半端に減っていなくてはならない。ここで1つ相性の悪いカードが出てきます。

コアです。コアは序盤スペブをまわすのにとても強力なカードですが、先行でもウィザードと絡んだ場合すぐ手札が溢れるほど増えます。
5T、遅くて6Tにドロシーを展開してもそれは、0/4/4(1ドロー)の展開札としてしか機能しません。もしただの0/4/4展開札としてしかドロシーをみないのであればそれもそれで有りですが、それなら

別にこれでいいと私は思います。前期の狂信者を双刃にするだけで。ただ前期の劣化構築になりますが。
なので、ドロシーを活かそうとするとコアは減っていくでしょう。ただコアが減る…ということは6クオンの難易度があがります。正直コアがないと若干安定しない。あとドロシーとクオン展開は若干相性が悪い。なぜならクオンとドロシーを同じターンで展開しようとすると盤面が狭くて打点が減る可能性があります。導師クオンのコンボを狙ってる時は尚更ですね。
6クオンはしたいが難しい。ドロシーとクオンは相性が悪い。
つまり今期の式神の展開は
「ドロシー展開。クオン展開を分けて常に強力な盤面を維持する」
となります。

・ドロシー展開について

ドロシー展開といってもやりたいことは昔のドロシー展開とほぼ同じです。手札を使い切って(スペブカードを連打して)からドロシーを投げる。まあこれが理想です…が、新ドロシーは別に手札が消滅するわけでもないので中途半端に手札を消耗すればいいわけで。
そもそもドロシーだけでは盤面1枠しか埋まらない為、強力な盤面を作る為に残り4面をキョウカ+単体のスペブカードで埋めてく必要がある。(ウィザードも含む)
導師クラシカルはとりあえず置いといて、候補は

双刃と

フレデスです。
そもそも6クオンが難しい為、5〜6ターンは基本的にドロシー展開を狙っていきます。導師クララはまあいつも通りとして

ここで6ターン目までどの程度スペルブーストできるか考えてみます。(知恵の光、使役はとりあえず考えません)
先行
2ターン目 結束(1)
3ターン目 アブソーブ(2)
4ターン目 クラーク(4)
5ターン目 キョウカ+2コス(6)
(導師クララ、知恵使役を考えた場合実際は5ターン目までに8スペブまでいくことがほとんどですが、6クオンの為の9までいくのは若干難しい)
5ターン目までに6〜8スペブ
6ターン目までに9〜12スペブまでのプレイが可能と見積もる

双刃の場合

5T導師クララ+ドロシーに双刃をくっつける、ドロシー展開の上振れムーヴを狙えつつ遅くて6Tにもドロシー展開とくっつける安定性がある
ただし所詮2/2な為、盤面を強固にする材料としては微小
総じて5〜6Tを強く意識するカード

フレデスの場合

6Tのドロシー展開と合わせて盤面を強固にできる。ドロシーで引いてきた時クオン展開を強固にできる。
ただし4T以降に引いてスペブが遅れた場合6Tくっつかない
総じて6〜7Tを強く意識するカード

私は正直好みだと思っています。
双刃フレデスの枠は2〜3枚。多くてもこのくらいは欲しいと考えてはいます。ちなみに、後述する採用候補に代用品があります
双刃フレデスについてはひとまずこの辺で

「ドロシー展開。クオン展開を常に展開して押し付ける」ここで単体のスペブカードを大量に消耗する+コアを考えない…となると、展開維持の為には手札切れしないことを意識しないといけません。

まあつまり、「ドロシーのスペブ付きドロー効果のバリューを上げたい」わけで
そのためにデッキ内のスペブと非スペブカードの比率を考えていきたい。出来るだけ非スペブカードを少なくしたいわけです。

・ドロシーの効果を意識してデッキを考える

とりあえず、私の考える非 スペブカードの必須枠。

この16枚はデッキを回す上で必要不可欠。ガブリエルに関しては今は説明は省きます。

ここにもう1枚ガブリエルを増やしたり、アブソーブ、コアを入れたり、両雄激突を刺したりします。が、非スペブカードはMAX19までと考えています。20枚以上採用する場合、研究でドロシーを増やして展開する…なんてプランをデッキ構築から考えない限りドロシーの効果を捨ててると考えます。なぜなら、

5ターン目までに非スペブカードを5枚使用。手札に1〜2枚抱えているとして、6ターン目にプレイする場合、20枚以上採用してるとデッキの半分は非スペブカードなので正直1ドローだったとしても文句は言えません

なので今回はとりあえず比率を「18:22」で組むとします。とりあえず…です

非スペブカードはこの辺で次はスペブカードを考えます。

ドロシーを採用する場合の必須枠。

クララを必須枠に入れてるのを書くと話が大分それる為割愛します

22枚まで入れれるのであと3枚。クララ、双刃、フレデス、ウィブラを調整してこの枠にはめこみ、完成です。

ドロシーのバリューをあげつつ展開維持をすることが目的な為、それを意識してれば好みの構築でいいと思います。

・採用候補とその採用目的

フレデスと双刃は解説してしまったので割愛。

①アブソーブスペル

ナーフ後環境初期はメカゴブやバッドなどに序盤刺さり、後半も強く使えて隙が少ないカード。3Tコアを置いていたら轢き殺されるけどアブソーブなら轢き殺されないこともあります。
コアの枠にそのまま入れますが、ドラから案内人が減り、先行マナ託宣プテラでもない限り3Tアブソーブが強く使えない。ビショに対しても3T強く使いにくい点から環境的に必須枠ではなくなってきています。なので中盤、終盤に強く盤面を押し付ける為の札として使っていきたい。この話は次のカードと被るので後述。

②ウィブラ

序盤もある程度使えてスペブカードの比率を高められる処理札。
よく処理札は守りのカードと捉えがちみたいですが、展開札と合わせれば攻め札になり得ます。例えば導師クオンのボウキで処理に使うよりウィブラなど手札の処理札で処理しつつボウキを盤面に残せば攻め札に変わります。
…プレロの時アブソーブを、守り札はクオンに必要ないと否定してたプロを見かけた時、内心もやもやしてたり。氷像の召喚も守り札ですが、展開札と組み合わせれば攻め札に変わっていたように…
とまあドロシーのバリューをあげつつ事故回避で採用は有りです。刺すなら1〜2枚の検討

③両雄激突

攻め札です。このカード1枚あるだけでリーサルが狙える場合があったりもします。
狂信者を失って総合的な打点が減ったが、
単純に導師クオンで形代を退かし、使役を使うだけで4点打点が伸びたり、形代を退かして相手に返せない盤面を押し付ける為に使ったりもできます。
ただし、両雄激突が強い場面は盤面維持が常に継続可能な場合のみです。5面展開もろくに出来ないのにこのカードを握っていても事故要因にしかなりません。リーサルが狙える=展開維持が出来てるということですから。
このカードを刺すなら1枚です。2枚以上はデッキ単位で事故ります。あとドロシーは言い換えれば非スペブカードを1枚必ず持ってくるとも捉えれる為、(序盤にあまり引きたくないけど)後半に強いこのカードを持ってくる期待を込めての1枚採用はかなり有りです。

④研究

上振れ狙いのカード。前期のような6クオンしつつ研究でクオン連打…みたいな理想の展開が出来れば強力なカード。ただ正直、ドロシー展開を挟む場合、盤面不足でクオンをあまり投げないため、6クオン出来ないとあまり真価を発揮しない。
・導師を増やし5ターン目の動きを強化して6クオンに繋げる役割(デメ:圧力小)
・ドロシーを増やし効果の期待値をあげ5〜6Tの盤面を強化する役割(デメ:ドロドロまでスペブをすすめるのに難有り)
この2つを意識して、フレデス双刃の採用見送らせての研究採用は検討できます。6クオン出来れば化けます。1〜2枚の採用は検討

⑤コア

6クオンを強く意識するなら再度採用候補に入ってくると思います。ただ、中盤事故要因になりますし、ドロシーとの相性が悪く若干上振れ狙いのカードでもある為、5〜6Tにどんなプレイ、盤面を意識するかをイメージしてれば、採用はありかなと思います。ウィザードの枚数を考える場合有。

⑥究極錬成

ネタに思われるかもですが、3Tに普通に使えるスペブカード枠。スペブカード枠というだけでドロシーのバリューがあがります。7T以降限定のフレデスと考えてプレイの想定をすれば強力なカードです。
ただし、5〜6ターン目をどうするかを真剣に考える必要がある為、かなり難しいので候補。採用する場合フレデスと共存は不可能でしょう。

終わりに

初めてなので誤字脱字はあるかと思いますが…あればすみません。
クララ、握撃の立ち位置。スペルウィッチのプレイの詳細に関しては書けませんでした。当の本人が現在進行形でRAGEプレーオフ進出手前で負けて病んでる為すみません…
クララの説明はスペルウィッチ自体の考え方に関わってくるのでめんどうだったり…