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ゼンタングルに想いを馳せて
皆さんはゼンタングルというパターンアートをご存知ですか?
私の趣味の一つであり、最近はなかなかいい作品を生み出せておりませんが、中学よりずっと続いてる趣味です。
ゼンタングルとは何か?
元々はアメリカで生まれたリラクゼーションの一つだそうです。
公式でパターンが決まっており、本来は正方形の紙にボールペンで、自由にパターンを描くというのが本来のゼンタングルです。
一発描きを基本とし、基本的にはやり直しが効きません。気の向くままに自由に描くというのがゼンタングルのスタンスです。
私はこのゼンタングルを一種のリラクゼーションではなく、芸術だと見てるので、上のようなやり方には則らないことが大半です。
これは私のゼンタングルの作品の一つです。見切れて見れない部分も雑ではありますが、ある程度描き込んであります。
タイトルは「テンペスト」
テンペストという言葉一つに実は様々な意味を込めています。何も「嵐」だけではないのです。
ウィリアム・シェイクスピアの最後の劇と呼ばれるロマンス劇。邦題は「あらし」とされることが一般的。
We are such stuff as dreams are made on, and our little life is rounded with a sleep.
— 第4幕第1場
ベートーヴェン、ピアノソナタ第17番ニ短調31-2の通称。
temper:語源はtemperare(自分を抑える)
tempestとは「嵐」あるいは「暴風雨」という意味。そこから転じて「大騒ぎ」や「騒動」といった意味も持つ。心理的に心の中を荒れ狂う嵐、すなわち「激情」という意味で使われることもある。
もう一つ私のゼンタングルをお見せします。
ライ麦でつかまえてより、有名なセリフから浮かんだ作品です。
上記二つから分かる通り、私のゼンタングルはリラクゼーションという範疇を軽々と超え、私の感じたことを作品におこすというものになっています。
イラストと比べて曖昧なイメージをも視覚化できるゼンタングルは、私の言葉にできない感性を表現することができるということです。
逆を言うと私はゼンタングルをするときは一切落ち着かない(集中はできる)のですが、この趣味は私にとって大事な表現方法なので、多分今後もずっと続くだろうなと思います。
ご興味ある方はゼンタングルと調べてみてください。何も私のようなやり方でなくとも、かわいいパターンを描いてみるでも立派なゼンタングルです。
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