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Fight Club

昨日の通り、Fight  Clubを見たのでその感想を。

フィンチャー監督作品はセブン、ゴーンガール、ゾディアック、ベンジャミンバトンに続いて5作品目。同じ監督の作品をこうも見るのは、シリーズ系を除いてノーラン監督の次に多い。

母からセブンが好きだから見てみなと言われて、どっぷりこの監督の作品を好きになったわけだけど、ノーラン監督といい、この方といい、好み偏ってるな〜

タイトル通り、映画の30%くらいは殴ってて、画面に映るシーンの大半は汚い。グロいわけじゃないけど(グロさで言ったら冷たい熱帯の方が上)。使ってる言葉はほぼ全部最低に下品。
それがいいんだけど

ストーリーも私好みで、もう一度記憶を消してみたいと思う映画、シックスセンスの次くらいに見たい。

あと何よりブラピが最高にカッコいい。
主役2人を演じる彼らのタガが外れたようなシーンが最高にイカれてて、見ながら笑っちゃった。
そういう映画。

あんまりドキュメンタリーや史実とかに基づいてる作品でない限り、この作品はこれを皮肉ってる〜みたいな話はしたくないんだけど、この映画があるから私たちはまともに生きてられるなぁって思う。

昔読んだ小説に「悲惨な殺人事件を描くような小説が無くならないのは、読者(我々)がその衝動を抱え、求めてるから」みたいなセリフがあったけど、そんな感じ。
6連勤終わりに見たから尚更そう思ってしまった。

あとボクシング好きな人の気持ちがちょっとわかるようになった笑

ルールその1 ファイトクラブのことは口外するな

バイト先にめちゃくちゃ苦手なタイプ(この映画の言葉を借りるならブランド・ガール)の人がいて、一緒に働きたくないなぁ、言えないけど〜みたいな気持ちを抱えながら見てみると、よりスッキリするかも。私はした

たまーにアルコールを吐くように飲んだり、カフェインを気の済むまで取ってみたり、ニコチンを2日くらい離れなくなるほど接種してみたり、そんな「最底辺」の気持ちになりながら見たい映画でした。

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