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対面同席五百生

昨日、観音様にご挨拶に行きました

その直後

2001年に
アメリカ マウントシャスタで
出逢ったミュージシャンを
昨年、SNSで見つけて
22年の時を経て
初めてメールを送ったのが
昨年6月

昨日返信が来た

歓喜を叫ぶほどうれしかった

今年3月にインドに行くと
書いてあった

インドは
自分の人生を変えた場所

なんだかじんばり
嬉しくなった


その後、実家に帰り
仏壇に線香をあげ

おふくろがテレビをつけた

石川県輪島市の状況のレポート

ある飲食店の方にインタビュー


涙が出そうだった


昨年3月に
輪島市に行った際に
宿の最寄りに沖縄料理屋さんがあり

翌月に沖縄でのイベントの
仕込み最中でもあったので

縁起担ぎにその店で
島酒を煽らせもらった

とても居心地良い空間でした

その店の安否を
ずっと案じてました

しかし、連絡する術もない
ましてや自分は
いちげんさん

その店の主人が
インタビューに答えてた

"今は店をやるとか
やらないとか考えられない"

インタビューの背景に
屋根が潰れた自分の想い出深い御店

時間がかかっても
必ずお見舞いに行く

10年程前に
千葉の雨空の中
寒さに身を震わせていたら
そっと着ていた
ジャンバーを脱ぎ

"俺らはこのくらいの寒さ
 慣れているから"

そう照れくさそうに
自分の肩にかけてくれた

あったかかった

また千葉に行ったら
"呑みたいな"そう思える
親戚の兄貴のような存在でした

願いは叶わぬことになった

この3人
面と向き合ったのは
おそらく1時間もないだろう

ひととの付き合い
付き合いの長さや時間と
想いは必ず比例しない

※対面同席五百生

※ お釈迦さまの言葉で、今目の前に同席して対面いる人は、これまでまったく見知らぬ人でも、他の五百「生」をなんらかの形で共にしてきているという教えです。 よく言う「縁」や「一期一会」と似たような言葉です。 今現在の出会いを大切にする

以前、博多のタクシー運転手さんが
教えてもらった言葉が沁みます

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