好きな演目について

読んで下さりありがとうございます。落語を愛してやまない女子大生です。

今日は、好きな演目について書こうと思います。
落語の演目はどれも本当に面白いですが、特に好き なのは「百川」「長屋の算術」です。どちらも、桃月庵白酒師匠のものが好きです。以下で一つずつ、なぜ好きなのか分析してみたいと思います。演目をご存じない方の為に、簡単にあらすじも書いておきます。

「百川」
あらすじ
田舎から料亭「百川」に奉公に来た百べえが、お座敷で江戸っ子のお客様に対応する話です。これだけ書くと全く面白くなさそうですが、百べえの訛りが凄すぎて、お客に全く話が伝わらず、勘違いが生まれて、話はあらぬ方向へと転がっていきます。桃月庵白酒師匠のものが一番面白いです!!(異論は認めます笑)

感想
なんといっても、百べえのあり得ないくらいの訛りが面白いです。ほとんど外国語かと思うくらい訛っています。そして、百べえの更に素敵なところは、その上に何となく常識がないところです。普通、丸呑みしようなんて思わないでしょう!訛りがあるだけでなく、人としても変わっているなんて百べえさん、おいしすぎます。

「長屋の算術」
あらすじ
「無学長屋」というあだ名までついてしまった無学な住民が集まる長屋。大家さんが、名誉回復の為に住民を集めて算術(算数)を教えようとしますが…
感想
ただ算術をするだけなのにこんなに大変なのか!と長屋の住民の疑り深さ(?)に呆れてしまいます。私が一番好きなのは桃月庵白酒師匠のものですが、いちいち大家さんが算術の問題を出すたびに円陣を組んで話し合う姿がとても滑稽です。一度は見るべき作品です。

ここまでつらつらと感想を書いてきました。一つ気づいたのですが、これくらいの長さの文章を書くのも結構疲れますね。
読んで下さりありがとうございました。

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