俺が好きな ヒロアカのキャラとフリゲひよこ侍の話


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・はじめに この記事の全貌

この記事は 俺が好きになるキャラクターってどんなのだったか を整理アンド語り そして大好きなフリゲを思い出したので繋げて語る という内容

残念ながら俺はヒロアカ大好きでもなんでもない が 発想の起点がヒロアカだった

つまり ヒロアカのファンは読まんでいいけど読んでないと伝わりづらい おもにフリゲの話をする記事です


ヒロアカの好きなキャラ


とくに誰好きとか推しとかそういうのは無かったけど ふと機会があって そんな事を考えてみたところ

・トゥワイス
・ステイン
・マスキュラー
・ジェントル

このあたりかな となった

つまりみんな敵キャラである
主人公とその仲間たち 生徒か教師じゃないのかよ と言われそう 嫌いじゃないし 好きなほうもいるけど そこまでではないしなー って具合


・なぜ敵を好きになったのか

(の前に そもそも飛び抜けてこの4人が好きっていうわけでもない と明言しておかないといけない なぜ好きなのか理由は今でもよくわかっていない)

そんな状態ではあるが語る

彼ら全員ではないが 共通点はあった
・主人公とガチバトルした
・生い立ちや動機などが描かれた

つまりこいつらは 強くてかっこいいボスキャラだとバッチリ描かれたヤツらなのである

彼らには 人間的な魅力 または分かりやすい目的や信念があった


・キャラ個別語り


トゥワイス
まずキャラが濃く 見ているだけでもユーモラス 二重人格のような言動のうえ 好感の持てる陽気さとまともさを兼ね備えている
そして彼が落ちぶれるまでの 仕方がなかった とでも言いたくさせるような生い立ちも丁寧に描かれている

さらには特殊能力(個性)もとんでもない物を持っているし 覚醒回まである


ステイン
戦闘も強くて思想も強い 言動だいたいかっこいいからすき
あと賢いとか上手い戦い方するやつすき


マスキュラー
シンプルに悪いやつだけど シンプルゆえに真っ直ぐで気持ちいいよね ボスキャラとしていい活躍したからすき

パワータイプの主人公と 真っ向からぶつかれるくらいのパワータイプをお出しされたらわくわくするよね


ジェントル
闇堕ちが描かれた半善人タイプその2
強くて面白くて 自分なりの信念もあって 半端に話が通るからこそ 敵としてしっかりぶつかってくる

一種の騎士道精神というか 自分勝手ながらも正々堂々とした そういう部分にかっこよさを感じるよね
やってる事は迷惑なカスだけど好きになってしまう部分がある そういうタイプの魅力的な悪役


・悪役だから好きなんじゃないんだよ

魅力的だと思ったやつらがたまたま悪役ばかりだったんだ

ここまでで
俺は信念のあるキャラと生い立ちを描かれたキャラが好き になりやすい事が分かってきた


ヒロアカの話はここで終わって

フリゲの話


俺が好きなフリゲは END ROLLと ひよこ侍 だ
両方とも 主人公の目線でプレイする 感情移入しやすい形式で 1本の作品としてまとまりのある良作である

これも先の悪役の話と共通して 生い立ちが描かれているという部分が 好きになった理由かもしれない

END ROLL については 話が逸れるうえ 俺にはあんなもん語り尽くせないので もうこの先で触れない


ひよこ侍の話


まず ヒロアカの話からひよこ侍の話に繋がった経緯を説明したほうがいいな

ヒロアカ悪役の話 を脳内でぐるぐるしていくうち ひよこ侍のキャラ レイスを思い出し それからひよこ侍について考えが広がっていった のでこの文章が生まれたという経緯があった

・ひよこ侍のストーリー

キャラクター レイス に触れるついでに 俺が好きなフリゲの話をするというのがモチベなので ひよこ侍に興味があれば読んでってくれ


ひよこ侍とは ひよこの着ぐるみを着て最強を目指す主人公テューンの物語である
(ジャンルはフェンシングのような横一列のアクションRPG)

幼少期に師匠と出会い剣を学びながら大人になり そして旅立ち 各地で様々な人を斬る というのが全体の流れ

主人公は武者修行や旅の者 みたいなもんで 目的は強いやつを斬るのみ

正直言えば狂人

はじめは不器用ながらも普通の人間ではあったが 2人目のボス ユージュを斬った事で もう人斬りの狂人として出来上がってしまったように思う

そして主人公が旅するなか 世界情勢はというと 急伸した帝国とそれを倒そうとするレジスタンスの争いがあった

帝国の王がなんと 主人公テューンの家族を斬り倒した因縁の相手ジャンルーカで
レジスタンスのリーダーがレイス

主人公はジャンルーカが王だと知って レジスタンスに加勢する事になる

だが主人公は狂人 強い剣士だからという理由で 味方であるレイスに勝負を挑み そして斬り倒してしまう

この後にも 最強の剣士を目指して 帝王ジャンルーカを含め 他にもいる倒さねばならない剣士たちを斬り倒して行き

最後には なぜそうまでしてきたのか 斬った理由が明らかになってエンディングを迎える



・正義と悪の話

このあと触れるレイスという男について の前にしておきたい話 悪役がどうこうの話に戻る

俺は 悪役が信念を背負ってる部分が好き と語った
で ふと 正義と悪の構図についていろいろ考えていた


己の信念で戦う悪役と みんなのために秩序を守る正義 という どこかにあるであろう構図にふと疑問が浮かんだ

この正義側は 自分自身のために戦ってないのでは? と


これは雑なヒーロー像の否定とかの話ではなく
ここでひよこ侍のヒーローっぽいキャラ レイスを思い出し ひよこ侍の話に繋がった というわけだ



・レジスタンスのリーダー レイス について

彼は悪い帝国を打倒するために動いているが 作中で主人公に
「ただ自分は帝王ジャンルーカに挑みたいだけなのかも」と語る(うろ覚えアンド独自解釈です)

「レジスタンスが帝国を打倒せずとも いずれジャンルーカの帝国は長持ちせず自壊する」 と予想していてなお挑んでいるのが根拠とも語った

結局のところ 彼も主人公と同じく ただの戦いたいだけの剣士であった

正義側に属しているどころかリーダーやってて でも自分勝手な理由で戦っている という珍しい? キャラクター


ちなみに俺は
レイスのことを 好きでも嫌いでもない

ひよこ侍は 主人公とその生き様を見る作品なので しいて一番好きなキャラを上げるとすれば 主人公テューンになるんだろうか


・悪役とフリゲの話 はここで終わる

が ひよこ侍の感想というか語りというかも 流れでここにちょっとだけ吐いていく

下記でネタバレする前に ひよこ侍をやる人がいるとすれば向けにひとこと書いておくか

ゲームオーバー画面がトラウマ級のホラーなので 覚悟決めるか 常にまぁまぁレベル上げしておけ と
サブイベで装備手に入れたり ステ値の底上げもできるとこあるので 寄り道もするといいよ かな 以上



・ひよこ侍プレイ後感想


俺があのゲームのシナリオにブッ刺さったのは 主人公に感情移入できたから なのかも という分析


ラストの選択肢にもよるが 主人公は少なからず 刀そのものに惚れていた部分がある

幼少期の 家族やらを目の前で帝王ジャンルーカに斬られる場面ですら その剣技に見惚れていたというからにはよっぽどだろう

この 武術の見映えや 洗練された理にかなった動きへの美しさ そして刀そのものの 斬るためだけの構造や 金属の美しさ というものは 雑に言えば男の子がなんか分かるやつ であるので
そういった部分で共感できずに刺さってなかったら ただただ理解不能の狂人の物語を見るだけであったのかも と思っている


ゆえに 刀のために斬ってきたエンド が俺は好みというかしっくりくるが

主人公は ラストの選択肢次第で
「もしかしたら 剣じゃなくてもよかったのかも」と言ってしまったりもする

これは刀エンドの「刀に狂ってしまったから斬ってきた」の否定ではなく 「一番を目指す性分の俺が たまたま刀に出会ってしまったからこうなったんだな」
という言い方と見ると けっきょくは刀に惚れてしまった事実を噛み締めるような解釈ができる

ラストのエンド分岐は 見比べてみると味が出る
練られたシナリオが本当に面白かったよ ひよこ侍


エンド解釈メモ

自分のためエンド
たまたま最強を目指すきっかけが降りてきて たまたま剣と縁があった やりたい事を見つけてやりたいようにやって そして様々なものを捨てて 剣を振るしかできない自分ひとりしか得る物がないと後悔
回想は分かり合えた仲間や切り捨てたものたち
そして最後には何一つ得たものなどないとでも言うかのような一言


刀のためエンド
刀と剣技の美しさに魅せられた狂人
回想は美しい剣技と 勝負ではない一方的な人斬りの場面

刀に心でもあるように感じたんだろうか そうでもしないと切腹と言動が一致しない 狂人エンド
このルートだと後悔はなく これまで以上に狂人としてフルスイングして終わった


死んでいった者たちのためエンド
自分が奪って背負った命のためにも さらに斬って進んで最強にならないといけないと語るが 同じ道を行く者たちを斬ったがゆえに 喜びを分かち合う者もいない
こうなってしまったのはなぜなのか たった今奪った死体に問い呟く
回想はなく 死んでいった者たちの墓参りの映像が出る

彼らのためとは言ったものの その彼らは自らが絶ってしまった 誰の何も残らない結果に

そして放心状態 彷徨って野原で悪党に斬り倒され 刀が好きな子供時代の幻影が去っていって終わる

このエンドも後悔が強い

自分のためではなく 他人のためと答えたせいで 誰もいなくなった後 意義や目的を見失った そして刀が好きな自分の記憶が映ることで 自分のためだった と指摘されたんだろうか

このエンドは解釈らしいものが上手く出せない 矛盾や間違いだらけの なんの意味もない生き方だった とかそんな感じだろうか

それとも幼少期の幻影として現れた 最初の死なせてしまった人であり 最強を目指す動機になった人 を映して結末を噛み締めさせる演出だろうか

まぁ うまく言えないけど らしいというか うん 悪くないよ これも とは思っています


以上 おわり

最後に宣伝をします

俺がnoteに記事を書く動機になった ニャンビーというPCゲー(switch版も2023秋に発売予定)(最大6人対戦)を知ってくれ 俺と対戦してくれ


フリゲに興味があるならゲームできるPC持ってる可能性あるからな