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【愛知エリア】一次救命処置勉強会

今この記事を読んでいる
その場所のAEDや避難経路を
あなたは確認できていますか?

事故や災害は
事前に時間・場所が
知らされることなく
ある日突然やってきます。

情熱クラブ愛知エリアでは
その気づきを大切にすべく
現役の消防団員も
所属していることから
緊急時・災害時における学びと
AED実技体験を行うことができます。

今回は
北海道・岐阜・静岡・三重・滋賀から参加頂いたメンバーと行った
2月5日の
一次救命措置勉強会について
愛知メンバー 丹羽慶彦が
お伝えさせて頂きます。


【人を助けるとき
    知識はなくても良い】

あなたは
事故や緊急時に
人が倒れているとき
助けるための知識が必要と
考えていませんか?

場所にもよりますが
現在、救急隊が到着するまでに
少なくとも
8〜10分程かかるとされています。

そこで必要なのは
助けるではなく
救急隊が到着するまでに
できることを行い
どう引き継ぐのかということです。

知識があれば
その場で
行うべき判断はできますが
その全てを
一人で行うことはできません。
そんな時
必要なのは
知識の有無に関わらず
お願いできる、動いてくれる人が
周りにいるということです。

そして
あなたから『声』をかけること

少しでも知識がある場合
《〇〇を手伝って下さい!》

知識がなくわからない場合
《手伝えることはないですか?》

この一言が
その場の人々を 時に冷静にし
そして
その場を動かすきっかけになるのです。

もし
『声』がでなくとも
その場を囲む一人として
AEDの指示音声を
聞き取る為の騒音遮断や
処置時の体の露出を
周囲の目から遮る壁になります。

あなたがそこにいるだけで
助けるための選択肢は広がり
そして
その背中を子ども達は見て学び
未来をつくっていくのだと思います。


【災害発生時は
  情報が一番求められている】

大きな災害になればなるほど
事故・緊急時とは異なり
救急隊が助けに来てくれることは
難しくなります。

その場合
例え目の前で
建物に挟まれた人がいても
一人では決して助けに行かない。
一人では
より大きな災害につながる為
その場から
避難所に向かう勇気も大切です。

避難所では
あなたの情報を伝えることが
災害発生現場では
とても大切なことなのです。
その情報をもとに
数名のチームを組み救助に向かいます。

大きな災害時には
あなたの安否確認とともに
あなたが目にした情報が
何よりも大切なものとなるのです。

【備えには
   2つの勇気も準備する】

私達の地域には
頭で考える前に
体が自然と動くほど
常日頃から意識し訓練している
消防団員、救急隊員が
すぐそばにいることを知っておきましょう。

そして
私達は専門知識がなくとも
その人達の助けになれる存在であるということです。

食料備蓄や
避難場所確認とともに
まずは
その場で
『一歩』前へ踏み出す勇気
そして
『声』をだす勇気
を来るその時に向けて
準備していきましょう。

あなたの如何なる選択も
必ず人を助けることに繋がります。



敬礼。

開催場所
西尾市 ホワイトウェイブ21

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