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八ヶ岳で行われた大型テント設営訓練③〜医療講習について〜

こんにちは。
愛知エリア・医療介護福祉班所属の永田さちです。

私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるか予測ができません。
いざというとき、家族や周りにいる人がすぐに手当を行えば、助かる可能性は高くなります。

また、救急車がくるまでの「空白の8分間」を、その場に居合わせた人(バイスタンダー)による適切な応急処置が速やかに実施されるかが極めて重要なことです。

医療介護福祉班では、心肺蘇生やAEDの使い方、けがの手当・応急手当などの講習を行い、自分達のスキルアップに努めてます。

5月に行われたテント設営訓練では、特に重要な「心肺蘇生」と「AED(自動体外式除細動器)の使い方」について、情熱クラブメンバーへ向けて講習を行いました。
講師は、消防士でもある、医療介護福祉班応急処置チームリーダー♪

①周囲の確認(自助)
②意識の確認
③助けを呼ぶ
④呼吸の確認
⑤胸骨圧迫(心臓マッサージ)
⑥AED手順・使用
⑦胸骨圧迫(ペアで継続的に行う)

⭐︎胸骨圧迫については、動かない心臓に代わって全身の臓器に血液を送り込み、臓器が酸素不足で働かなくなってしまうのを防ぎます。

・圧迫した後は、元の胸の高さに引き上げる。
・胸骨圧迫は1分間あたり100~120のテンポで30回続けて行う

「強く!速く!絶え間なく!」

そのような胸骨圧迫が心肺蘇生にはもっとも重要とされます。

⭐︎AED(自動体外式除細動器)については、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すためのものです。
音声ガイダンスに従い、落ち着いて使用することが大切です。

実技講習は、できるだけ多くのメンバーに体感してもらえるよう、講習を受けたことのない人を中心に行なってもらいました。

また、質疑応答では、具体的な質問が多く、より実践的な内容のディスカッションができ、講習をする側の私たちもとても勉強になりました。

聞いて知ること。
実際触ってやってみてわかること。
そして継続すること。

大切な命を守るため、私たちはどうすべきなのか?またどう動くべきかを常に念頭において活動をしていきたいと改めて思いました。

大勢で学び合える貴重な時間をありがとうございました!

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