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中学生に職業講話

こんにちは。
情熱クラブ埼玉エリアの谷川浩です。

先日、地元神奈川県の中学校で職業講話をしてきました。
地元とは言え出身校ではなく初めて訪れる学校でしたが、ご縁あってこう言う機会をいただきました。

雑誌記者と言う仕事をしている私。
果たして中学生相手にどんな話が出来るのか、かなり悩みました。
随分と悩んだ末、取材活動だけでなく日常生活生活でも大切なコミュニケーションの話をすることにしました。

取材ではほとんどのケースで対象は初対面。
その初対面の相手といかにコミュニケーションを円滑にするか。
大切なのは最初の一声、挨拶だと思っています。

講話の中では実際に私に続いて生徒にも挨拶をしてもらいました。

大きくハキハキと話す子、早口になっちゃう子、すごく小声の子、無言で何も話せない子と様々でした。
今回の対象は中学一年生達。

大の大人ですらしっかりとした挨拶が出来ない人がたくさんいるくらい。

彼らにはこれから色々経験して、しっかりとした挨拶が出来る大人になって欲しいなって思いました。

続いて話したのは文字によるコミュニケーションの難しさ。
同じ言葉でも受け取る人によって二つの意味にとれる言葉をいくつか示して話しました。

自分がどう思って書いたのか、と言う事に関係なく、相手は相手が望む様な意味でその言葉を受け取ってしまう。
これは往々にして起こる事です。
実際に書いた真意とは真逆の、思ってもみない意味で捉えられてしまう事も起こり得る事です。
それだけ文字で伝えるというのは難しいと思っています。

記者と言う仕事を何十年もやってきた私でも、まだ文字で伝える難しさを痛感することがたびたびあるくらいです。

だからこそ文字だけに頼る事なく、実際に会って話す事。
『アナログコミュニケーション』が大切なんだ、と言う事を伝えました。
アナログコミュニケーションを重ねれば、人となりが分かって真意が伝わる可能性が高くなる。

SNS世代の生徒達だからこそこの話を伝えたかったんですが、生徒からも良い反応があり手応えも感じる事が出来ました。

今回の経験を活かし、また言葉、文字について伝える機会を作りたいな、と思ってます。

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