三国志の張飛

画像1 張飛廟。関羽の義兄弟張飛を祀る。関帝廟の隣に鎮座。桃園の誓いの桜の木。張飛を別な角度から見てみたいと思います。張飛は関羽の敵討ちの準備の時に、無理難題を部下命じて、その部下に暗殺されました。
画像2 三国志演義は現在の三国志の定番で、ゲームや漫画や小説などは三国志演義が主体になっています。それより古い文献に三国志平話というものがあります。だいぶ現実離れした内容ですが、特徴的なことに最強は張飛になっています。張飛は呂布に一騎討ちで勝っており、呂布が逃げ出したとあります。数人の共といくつも砦を落として、味方の死傷者がいないという記述があります。徐州が曹操に破られてバラバラになったとき、山に籠り山賊を降伏させて年号を快活と定めて即位しました。しかし関羽と再会して、再び劉備に仕えました。
画像3 長板橋では橋に1人立ち、曹操軍を食い止め、義を持って厳顔を許して味方に加えるなど多くな功績があります。酒が好きで、酒での失敗など。中国では張飛は人気があります。
画像4 昔ある妊婦が夢の中に張飛が現れて、我は張飛しばらく厄介になるぞと告げた。その後妊婦は出産し、張飛の飛をとって、岳飛と名付けた。岳飛は英雄となって各地に祀られている。
画像5 あまり馴染みの無い三国志平話。この物語は霊界裁判から始まる。漢帝国の劉邦は功臣に叛いたため、韓信を曹操、彭越を劉備、英布を孫権に転生させて天下をおさめさせるというもの。劉邦は漢の皇帝子孫に転生し、曹操に幽閉されることに。三国志平話では諸葛亮は仙人のように描かれます。三国志平話で、前半最も活躍するのが張飛です。

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