関係を築かなくてもいい関係は得意なのかもしれない

風邪をひいて病院へ行った。
私は患者になった。
患者は医者に症状を伝える。
診断を受けて薬をもらう。
医者との関係は、ただの患者と医者。
そういうのは得意なんだと思う。
得意というか、なんだろう。
自分らしくいられる。
家族、職場、友達
これからもいい関係を築いていく必要がある場合の私は、ぎこちない。
もう少し細かく書くと
偶然そこの医者だった人と、偶然そこの患者になった人には、その場しのぎの関係でいい対応ができていればいいと思う。
もちろん患者として医者には感謝もするし、信頼もしているからこそ病院へ行くし診断を受け入れ薬を飲む。
でも、この医者に私が、人間としてどう思われてもいいからか、心が軽いし、楽。私が思う”人間関係”には当てはまらない関係は、楽。
これはこれで、1人の人として、しっかり診てもらうことができた、自分1人で病院を選び、自分から足を運んだという行動を起こせたことが喜びだ。
マイナスな要素が出てくるとしたら、病院選びを間違えた、とか、そのくらいだけど
それも今後の人生に響く問題かと言われたらそうじゃない。病院を変えるだけでいいから。
やっぱり人間関係って本当に難しくて、良好な関係を築いて人生豊かに暮らしてる人は本当にすごい。
私は2ヶ月に1度ほど、交通費往復4000円、診療費2万円をかけて2時間ほどカウンセリングを受けている。ちょうど5年目になる。
いっこうにいい調子な自分を見せられない理由が、私が、カウンセラーとの関係を築こうとしてしまうところにあるのではないか、ということに気付いてしまった。
姉の紹介で、姉が信頼している方というのもあるかもしれない。
私には、私という人間には、もともと無理なことなのかもしれないことをやろうとしてしまっているのかもしれない。だから日常的に辛く感じることが多いのかもしれない。
諦めてしまえば、私は人間関係築けません！と破綻してることに開き直ればいいのかもしれない。

そんなことを思った土曜日の午後でした。