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(えーご)むにゃむにゃ式

第5回:言いたいこと、ないんですう

「言いたいこと、ないんですう」
まさにこんなひとに英語はおすすめなのです。

あなたはゴリゴリに表現したい欲がありますか?
表現の世界に憧れがキラキラですか?

しかし言ってしまいましょう。(2回目)
表現のひとに、表現したい欲、ありません。

ツーーーーーーーン!( ;∀;)

しかし近年は出版のハードルが非常に下がってきている現実があります。Twitterなどでフォロワーを集めることが出来れば、出版も夢ではなくなってきました。それだって大変ですが、学歴や何かの特異な経歴があれば、そんな夢物語でもありません。

漫画などは新人の育成に熱心ですが(ほんとーに生え抜きからです)、文芸も新人賞などあるものの、いわゆる原稿は受け付けていないところも多いのです。そしてそういって送られてきた原稿がおもしろかったことはないと、断言している方もいます。

悲しい話ですが、実際そうなのでしょう。

シュン……( ´⊇`)

しかし漫画の世界は「綺麗な原稿はまず通す」というのがあります。まず描くのがものすごく大変、描き上げるのも、その原稿に手抜きが一切ないのも奇跡に近いことなのです。手抜きは最初よくあることです。(いわゆる息切れです)

中身は見ていないのです。編集が言う、おもしろいおもしろくないのことです。

しかし文章はお手軽だし、1万字くらいの分量でもコツコツ書けば、半年程度で上がります。

そのお手軽さこそが一番の魅力でしょう。
そして競争力がつかない因でもあります。

つまり、誰かにとってはすごくすごくおもしろい文章が書ければ、勝ちの世界なのです。

漫画は全員無理なく読めることが前提です。子どもが必ず読めるようにします。これは相当な熟練です。青年誌がおもしろいの当たりまえ、ハッキリと言う人もいます。大人向けだからです。読者が頑張ってくれるのです。

しかし芸術は勝ち負けでない、そう思いたいところです。

しかしそもそも競争など、していないのです。

英語もそうなのです。(伏線回収シュッ)

つまり、表現したい欲でギラギラしてきたひとに、英語はうってつけなのです。

しかし言ってしまいましょう。(n回目)

英語はギラギラの大極にいらっしゃいます。

パリーン( 。゚Д゚。)

なぜなら、誰でも順当に時間がかかるのです。

しかも、順当に時間をかけたすえ、伸びないこともあります。

語学の天才といいますが、最初から天才かどうかはわからないのです。

この天下一武道会、ハンター試験には誰もが出られます。

しかし歴然とした差は、必ずあるものなのです。

そしてそれは、上位層でもなかなか感得しずらいものなのです。

誰でも出場できるからです。
誰でもそれなりが目指せるからです。

そして、誰もがそれなりになるよう、頑張って育成しているのです。

しかし、歴然とした差はある。

そこが表現の世界の悲しい事実です。

表現したい欲なんて、はじめからなければ、寂しいな、で済む話です。
“あいつはなんとかとか、あいつらに比べて俺はなんとか”
一切ないです。
それを見かけると、真珠のようにひとつ涙が溜まります。

仲間って本来いいものですから。

才能の正体は、不幸ゆえの発明であり、それゆえに不幸なひとではありません。
しかし不幸とはなんでしょう。

今回は厳しいおはなしでした。

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