国葬と弔意

弔意をどれだけ示しても、
献花の列に並ぶ人がどれだけ多くても、
デジタル献花をする人がどれだけ多くても、
それは国葬に賛成していることにはならない。
民意は国葬に賛成、というのは間違い。
それなら、内閣葬でも弔意は示せるではないか。
ここは全く論点にならない。

もっというと、たとえ国葬に賛成する人が多いとしても、反対する権利は否定されるものではない。
逆も然り。
賛成者、反対者の人格を攻撃することや、ラベリングして否定するのは言語道断。
民主主義云々いう人がいるが、多数であるかどうかと民意であるかどうか、民主主義に則っているかどうかは全く別の問題。
多数がそうだから、そうしなければならない理由はない。
民主主義を語るのであれば、これらのことは最低限理解しておかなければならない。

いいなと思ったら応援しよう!