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3.地域防災と鳥獣害
防災ハンドブック(防災ハンドブック編集委員会 1977)によると、災害分類の一例として、気象災害、地変災害と並んで動物災害(鳥害、獣害含む)をとりあげており、鳥獣害は、自然現象による自然災害の一つに分類されている。農業災害補償法(昭和22年制定)に基づく農業災害補償制度においては、対象とする農作物災害の種類として、風水害、干害、冷害、雪害、病虫害などに加えて、鳥獣害を対象としている。野生鳥獣による被害によって農作物の減収などの農業災害が生じた農家は、共済金の支払を受けることができる。