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エホバの証人の終わりの日

旧統一教会への解散請求が地裁に出され、恐らくエホバの証人は『大いなるバビロンへの政府からの制裁が始まった!ハルマゲドンは近い!』などと興奮しているだろう
しかしハルマゲドンに対するエホバの証人の公式見解を見ても、きちんと教義を理解していれば、今がハルマゲドンの時ではない事がわかるはずだ。以下にその理由を幾つか書こう

1,ハルマゲドンに至る過程の始まりはキリスト教世界(カトリックやプロテスタント)への『国連』からの攻撃で幕を明ける

・今回解散請求騒ぎになっているのはキリスト教世界から異端と断じられている『キリスト教っぽい教団』であり、謂わばキリスト教世界から摘み出された団体である。また国連加盟国が一斉に攻撃を開始したわけではなく、日本政府が人権侵害を辞めさせるために正式な手続きを踏んで行なっている司法的な措置である。きちんと教団に説明を求め、裁判所に解散命令の可否を問い、法によって解決しようとしている。これは攻撃ではない

2,キリスト教世界と偽りの(エホバの証人以外の)宗教団体が無くなり、エホバの証人のみが世界で唯一、組織的な崇拝を行なっている団体になる

・世界的に見ても、キリスト教世界には旧統一教会騒動の影響が波及しておらず、海外ではキリスト教系の政党がピンピンしている。もちろんイスラム教政権の国も存続しているし、日本でも仏教系政党が政権におり、神道系政治団体も政権へ援助をしている

3,国連から世界に対して『平和だ安全だ』という宣言が出される

・ロシアとウクライナが戦争を続けて何年になるだろうか?また先日ハマスがイスラエル軍と正式に放火を交え始めたばかりである。どちらも終結の道は見えない。また中共政権による民国への侵攻や北朝鮮の動きも懸念される。この状態で『平和だ安全だ』などと言おうものなら、国連事務総長はクビである

この3点を取っても、今が終わりの日の最終部分でない事が分かる。エホバの証人の公式見解を見ても、現状ではハルマゲドンへのスタートラインにすら立っていない。
そもそも人の利害がある限り戦争は次々に起こってはどちらかが負ける、或いは停戦するの繰り返しだし、いつの世も行き場がない人が数多にある宗教団体に縋るので、宗教団体が一つに絞られる事もない。また国連が世界規模の軍を編成、指揮する能力もない。そもそも国連とは様々な国の利害調整機関の側面があるからそのような軍事作戦は不可能だ。
だから元JWであれ、現役JWであれ、何も興奮することはないし、不安に思う必要はない。
それに新しい教義の変更により、ハルマゲドン直前に悔い改めても生き残る可能性があるんでしょう?
ならハルマゲドンなんぞに怯える必要はますますないさ。

日奉りしゅまる


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