JLPTN1の語彙はいつ使えばいいでしょうか
2024.07
JLPTのN1の試験を受けました。
韓国でも2回受けて合格しましたが、点数が気に入らなかったので、今回は合格だけではなく、150点を超えるのを目標として勉強しました。
でも勉強しても知らない単語がいつも出てきたので、150点できるかなという疑問と不安を持っていました。そんな疑問の中で試験を受けましたが、受けた感想をいえば、日本で1年間勉強して確かに日本語力が上がったことを実感したということです。なぜかというと、間違えた語彙問題がほぼ頭に残っているからです。
韓国で受けた時には初めて見る単語が多すぎて自分が何を間違えたかすら全然分かりませんでした。その時に比べたら実力が上がったのではないかと、たとえ間違えた数が同じだとしてもですね。
「戒める」「足手まとい」「および腰」「粗い」
「粘膜」「がやがや」「誓約書」
上の単語は悩んで、結局間違えた問題の単語です
「戒める」なんて初めて見ました。読み方の問題でしたが、「とがめる」「せめる」「なぐさめる」が一緒に出ました。
間違えさせるための問題だったら、正解が「とがめる」の方が
よかったんじゃないか、などを考えながら問題をにらめた記憶があります。「咎める」をN1対策授業で教えてもらい、その単語を知っていて、絶対正解ではないことが分かっていました。それが分かっていることだけでよかったんじゃないかと自分を「なぐさめ」ながら、知らない言葉の「いましめる」を選ぼうと思いました。
でも、いつも足りなかった時間がその日に限ってなぜ余って、残った時間に検討をしてしまったんでしょうかね。自分が分からない言葉を選んだことに不安を感じて、答えを「なぐさめる」に治して間違えてしまいました。
「足手まとい」は家に戻ってきて「鬼滅の刃」を見て、あ、私間違えた、と分かってしまいました。
言葉の意味をはっきり知らなかったので、問題では「および腰」を選びましたが、「鬼滅の刃」でその言葉が出た状況がまるで問題の文章の状況でした。それで、そのシーンを見た瞬間、また間違えたか、以上の感想はなかったですね。。
「足手まとい」以外にも「戒める」「粗い」「がやがや」が出てきて、アニメを見ながらストレスを解消するつもりだった時間が試験の反省会になりました。
ま、いいと思います。死ぬまでその単語は忘れられないと思いますんで。こんなに覚えた単語をせっかくだから普通にも使いたくなりましたが、「鬼滅の刃」に出てくる単語って、日常生活に使ってもいいのかな、という疑問が新たに生じましたけどね。