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無駄遣いって?

家計管理は「短期」「中期」「長期」の3つの視点で見ます。

「短期」は家計簿をつけたりレシートを管理するなど、その日にいくら使ったか、その月にいくら使ったか、直近の支出を管理するための視点。

「中期」は我が家の資産が、いったいいくらあるのか知るための視点です。

最短では一ヶ月。

先月と比べて、資産がいくら増えているのか、あるいは減っているのか見ていきましょう。

資産が減っているとか増え方が遅いといった問題が見つかった場合は、一週間か一ヶ月ほど集中的に家計簿をつけて、どこに無駄なお金を使っているのかパターンを見つけます。

「長期」は10年、20年スパンでの生活の方針を「キャッシュフロー表」を作成して把握する視点。

年金はいくら受給できるのか、貯蓄はいくらか、何歳まで働くのか、月の生活費はいくらかかり資産は年間いくら切り崩せるのか、といった数字を整理していきます。



万が一の時以外でも、取り崩してしまうという人。

臨時支出があったので仕方がないと思いがちですが、その臨時支出はあらかじめ想定しておくことができた場合が多いのです。

年払いの保険料、冠婚葬祭費用、被服費、化粧品代、旅行などの娯楽費などの、毎月ではないけれど「ほぼ毎年ある支出」は予算化しておくことが大切。

つい無駄遣いをしてしまうという人は、自分が一日で使ったお金を振り返る時間を作りましょう。

帰宅後にレシートを「生活費」「自己投資」「心を豊かにする支出」に分けます。

一ヶ月経ったら、金額をノートに書き込み集計。

今月使えるお金の範囲内で、収まっているかを確認します。

財布から現金やカードを出すとき、あるいはネットショッピングでポチっとする前に、この支出は「生活に必要な支出(食費・交際費・医療費など)」か「自己投資のための支出(書籍費・交際費・美容代・ジム・被服費など)」なのか。あるいは「心を豊かにするための支出(趣味・娯楽費・飲み代・外食費など)」のどの支出に該当するのかを考えてみましょう。

どれにも当てはまらないと思う支出は「無駄遣い」かもしれません。

先取り貯蓄をして自分の決めた金額を毎月貯められているのであれば、残りをどのように使っても良いのですが、自覚的にお金を使うようにすると無駄遣いがなくなり、使うべきところにしっかりとお金を使うことができるようになります。

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