【シェア】 イベルメクチン・これまで30年以上・年間3億人が使用・人類に貢献

我が国の、大村 智・北里大学特別栄誉教授による発見と研究によって開発されたイベルメクチンは、これまで30年以上に亘り、アフリカや中南米などに蔓延する寄生虫病『オンコセルカ症』の特効薬として、年間・約3億人もの人びとが服用しており、大きな副作用もなく、価格も安い。

新型コロナウイルス感染症の治療においても、有用な成果が見られるとして、世界的に、実際の臨床現場ではすでに使用されていると言われているが、まだ治療効果を確認する正式な治験が行われていないにも関わらず、なぜか一方的に効果を否定する論調が強い。

本年9月、大村教授の依頼によって、製薬会社の興和が北里大学・愛知医科大学・東京都医師会の協力を得て、第3相臨床試験の実施計画を公開。本年内に治験を終え、承認申請したいとしている。

人類未経験のmRNA遺伝子を用いたコロナワクチンや、遺伝子組み換えのコロナ抗体治療薬が次々と(治験が終わっていない段階で)特例承認されているのに対し、これまで30年以上に亘って実際に毎年3億人もの人びとに投与され、問題もなく、他の病気に対してではあるが、多大な成果を上げているイベルメクチンが、いつまでも無視され続け、政府主導での治験の検討すらされないのは、明らかに不自然だと思う。

藁をもつかみたい緊急時であればこそ、政治の判断で、直ぐにも使えるように主導するべきである。