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エンドオブ・ライフケア援助者養成基礎講座

 2023,8,27ビッグU
 いつか参加したいと思っていた研修でした。
解決のできない問題に直面した時、どう声をかければいいか。穏やかさを取り戻すためにどんな支援ができるか。

コミュニケーション技術を駆使して傾聴し、患者さんの想いを聞く。知りたいのはその先、

解決のできるものとできないもの。
解決のできないと思っていた事柄を解決できるものへと支援するのは、社会福祉や制度の知識でなんとかなるもの。
では、解決できない問題「なんで病気なったのか」「なんでわたしがこんな目にあうのか」
それらをどう扱うのか。相談員として何ができるのか。

「間」と「沈黙」
良き理解者、わかってくれる人になること。信頼関係を気づき対話を進める。
それから適切な問いかけをすることで、患者さんの想いを言語化するお手伝い。反復を繰り返すことで気づきを得ることができる。

寄り添いすぎると辛くなったり、自分と価値観がちがうと支援が難しかったりするので、相談員として俯瞰で捉えることも大事だと思う。

患者さん本人を中心に据えて。
この研修で気がついたことは、どうしても家族と話を進めることが多くなっている。もっと患者さんの話を聞かないと支援の方向を見失う。
そうよね、これからやってくる死は本人のものだから

危機を迎えると、脆弱な部分が露見する。目を背けずに、補強しながらやっていくしかない。

人は苦しみを通して自らの支えに気づく時、穏やかさを取り戻すことがある。
支えには、将来の夢、支えとなる関係、選ぶことができる自由がある。

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