勇者GS デッキリスト解説
マスターデュエルseason8にてダイヤ4から10連勝(15勝1敗)でダイヤ1へ到達した勇者GSのデッキリストを解説します。
今回使用したリストは恐竜軸の勇者ハリラドンデッキで、デスフェニ出張セットは非採用となっています。
ほかの方のリストを参考に、引きたくないカードを極力減らしたかったことと、増殖するGをはじくカードを初手に引き込める確率をなるべく上げたかったため、このような枚数に落ち着きました。後手はGと展開の手数で押し込みます。
デッキリストは以下の通り。
〇メインデッキ解説
【ガード・オブ・フレムベル】
カーボネドン1枚でハリファイバーへ繋げるためのカード。
【エフェクト・ヴェーラー】
抹殺の指名者用カード。ハリファイバーの素材にしたり、グリフォンと合わせて8シンクロを出すのに使うことがある。
【光竜星-リフン】
ボウテンコウ効果で墓地に落としておくと盤面に竜星を維持しやすくなり、九支が腐らずにすむ。
一定の条件下では九支使用後にヘイカン+リフンでアークデクレアラーをシンクロ召喚してもう一妨害増やすことができる。
【ジェットシンクロン】
ハリファイバーでリクルートするためのカード。展開ルート中でも蘇生してルイキューピットに繋げる。一応1枚初動札。
【増殖するG】
抹殺の指名者用兼後手用カード。2枚か3枚かは悩ましいところ。環境にふわんだりぃずが増えるようであれば無限泡影に入れ替えたい。
【幻獣機オライオン】
アウローラドンでリクルートし、展開を伸ばすためのカード。
デッキに残っている必要があるため、2枚採用。
【俊足のギラザウルス】
召喚権を使用せず展開できるレベル3モンスター。恐竜族のため化石調査にも対応する。カーボネドンと合わせて使用することでケルビーニを経由して勇者→ハリラドンとつなぐことができる。
【カーボネドン】
化石調査に対応する1枚初動カード。おろかな埋葬で落とすことでもチューナーを供給できるため、使い勝手が良い。
【地竜星-ヘイカン】
九支を強く使うためのカード。リフンとセットで使用する。
【SRベイゴマックス】
優秀な1枚初動カード。タケトンボと合わせてケルビーニを作り、勇者ギミックへアクセスできる。
【SRタケトンボーグ】
ベイゴマからサーチしてくるレベル3モンスター。仮に素引きしてもグリフォンやオライオンが風属性のため、特殊召喚効果が使える。
【灰流うらら】
増殖するGを止めるためのカード。後手でも強く使えるため3枚必須。
【屋敷わらし】
抹殺の指名者用カード。墓地利用が多いため、相手に投げられると痛手となる。後手の場合には相手の水遣いやデスフェニを止めるためのカードとして使える。
【聖殿の水遣い】
勇者ギミックカード。ギラザウルスと合わせてケルビーニ召喚、カーボネドンを墓地に落としながら勇者グリフォンを展開し、ケルビーニからハリファイバーへつなぐこともできる。ネメシスコリドーで除外から戻したいカード。2積み。
【ネメシス・コリドー】
ルイキューピットでサーチして超雷龍の条件を1枚で満たせるカード。素引きしても悪くなく、除外ゾーンにカードがあれば使用できるため、初動展開を妨害されても超雷龍だけたてることができる。
【流離のグリフォンライダー】
勇者ギミックのキーカード。ケルビーニ経由で勇者ギミックへアクセスした場合、5体目に着地できるためニビルケアが可能になる。抹殺の指名者でニビルケアができる場合には、あえて出さずに相手ターンの一滴を見てから出すことでより突破されづらい盤面にすることができる。
【原始生命態ニビル】
抹殺の指名者用カード。相手に投げた増殖するGをつっぱられた際の着地点にもなる。基本的には引きたくないカード。
【おろかな埋葬】
主に水遣いを墓地へ送って勇者ギミックへアクセスするためのカード。
カーボネドンを墓地へ送ってチューナーを供給したり、どうにも動けない場合にジェットシンクロンを落として無理やり展開につなぐことができる。
【化石調査】
このデッキの安定感を高めるためのキーカード。1枚初動になるカーボネドンを実質6積みできるという強みになっている。また、ターン1制限がないため、2枚引いた場合でもギラザウルス+カーボネドンの2枚初動にできる。3積み必須。
【アラメシアの儀】
勇者ギミックの初動カード。ハリラドンへ行く前にアラメシアにアクセスしてグリフォンを立てておきたい。素引きしても強いので2枚積み。
【騎竜ドラコバック】
勇者ギミック。主に旅路やジェットシンクロンの手札コストとして使用する。相手のモンスターや厄介な永続罠をバウンスしたりできる。
【運命の旅路】
各種勇者ギミックへアクセスするためのカード。墓地送り効果も意外と重要。幽鬼うさぎには気を付けたい。
【墓穴の指名者】
相手の手札誘発を防ぐカード。先攻の有利をゆるぎないものにする。基本は増殖するGに当てたいため、水遣いや化石調査にうららを投げられてもガマンしたい。
【抹殺の指名者】
相手の手札誘発を防ぐカード。墓穴では防ぐことができないニビルや無限泡影を止めることができる。先攻で使用しなかった場合には相手の勇者ギミックを止めるために使用することもできる。2~3枚採用したい。
【無限泡影】
抹殺の指名者用カード。引いてしまったとしても先攻・後攻どちらでも強く使うことができるため、2枚、3枚採用もアリ。抹殺の指名者や増殖するGが入れ替え候補。
【竜星の九支】
このデッキの一番の強み。先攻展開デッキの弱点となる禁じられた一滴に対する回答となりやすい。盤面にボウテンコウ、墓地にリフン、デッキにヘイカンがそろっていれば、九支使用後にアークデクレアラーを出してもう一妨害増やせる。
〇EXデッキ解説
【超雷龍-サンダー・ドラゴン】
ネメシスコリドーから展開する。初動展開の終着点。
【虹光の宣告者】
九支使用後の追加妨害。手札デッキからの墓地送りができなくなるのも強力だが、自身にも効果が及ぶため、気を付けたい。
【ルイ・キューピット】
初動展開の中継点。S素材にすることでネメシスコリドーをサーチできる。
【HSRチャンバライダー】
ワンキル用カード。勇者トークン+レベル1チューナーで召喚する。ダイレクトアタックで4600打点になるが、γには気を付けたい。
【源竜星-ボウテンコウ】
初動展開の終着点。九支をサーチする。リフンを墓地送りにする効果も忘れずに。
【ヴァレルロード・S・ドラゴン】
初動展開の終着点。後手捲りでも4050打点あるのでチャンバラ・超雷龍と一緒に展開することが多い。
【天威の龍鬼神】
ワンキル用カード。モンスター2体攻撃+打点アップ効果でダメージを通しやすい。相手のデスフェニを除外するためにも使える。
【氷結界の還零龍 トリシューラ】
後手捲り用カード。レベル3トークン2体とルイキューピットorボウテンコウで召喚する。対象を取らない効果なので耐性持ちへの干渉ができたり、相手の盤面にデスフェニがいる場合には相手は効果を使って逃げるしかなくなるため一時的にデスフェニを退けることができる。
【リンク・スパイダー】
勇者トークンを効果モンスターへ変換するためのカード。ヴァレルソードや世界ノ冥神につなぐのに使用する。アラメシアを再使用する際に勇者トークンを変換してリンク数を伸ばすのにも使用できる。
【転生炎獣アルミラージ】
カーボネドンを1枚初動として使用する際に墓地へ送るためのカード。ジェットシンクロンを墓地送りにして無理やりハリファイバーへつなぐこともできるが、その場合はボウテンコウをリンク素材として場にはヘイカンを残すことになる。
【彼岸の黒天使 ケルビーニ】
レベル3モンスター2体でリンク召喚し、墓地へ水遣いやカーボネドンを供給する。墓地肥やし後はチューナーと合わせてハリファイバーへ。
【水晶機巧-ハリファイバー】
展開の要。オライオンやジェットシンクロンを素引きしてしまっている場合には、手札からの召喚も検討する。
【幻獣機アウローラドン】
展開の要。ここに妨害を食らうと致命的なので、ケアできる態勢を整えること。逆に相手の展開にはアウローラドンにニビルや無限泡影をあてるようにしたい。
後手捲りでは盤面の破壊効果を使用することもある。
【ヴァレルソード・ドラゴン】
ワンキル用カード。勇者トークンの2000点と合わせて8000点出せるのが強み。
【閉ザサレシ世界ノ冥神】
相手の破壊耐性持ちを除去するためのカード。チェーンもされないためデスフェニを安全に処理できる。蘇生効果への妨害も地味に強いが、現環境だと状況が限定されるのであまり活躍しない。