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【歌詞和訳】Rugged Country/Japanese Breakfast

666 sixteen-year-old kids huddled around the grocery lot
"He punched out my teeth" so you said, so did the evidence
The blood and the dent on the car door from your head

16歳の子たちがスーパーでたむろしてる

”彼が歯を殴った”

あなたはそう言った 証拠もある

車のドアについた あなたの頭の血とへこみ

And this is where I bring you
With every laurel I've hung from your neck
It will be the noose that hangs you
Yes it will be the noose that hangs you

ここにあなたを連れてくる

あなたの首に掛けた すべての名誉とともに

それがあなたの首を絞める

それがあなたの首を絞めるんだよ

Cause I was lonely here and it's lonely still
In the rugged country where the weeds grow fierce
Quicker than the crop I keep running from
In this rugged country

ここで孤独だったから 今も孤独のままだ

怖いくらい雑草で覆われた この忘れられた国で

わたしまで覆われてしまう前に 逃げ続ける

この忘れられた国で

I'm the rugged one
I'm the rugged one
I'm the rugged one
I'm the rugged one

忘れられたのはわたしだ

忘れられたのはわたしだ

忘れられたのはわたしだ

忘れられたのはわたしだ

And this is where we lost you
Despite every effort to bring you back
Yeah, the hope's the one that haunts you
And the home's the rope that's wrapped around your neck
And it will be the noose that hangs you
Yes it will be the noose that hangs you

ここであなたを失った

あなたを取り戻すために こんなにも努力したのに

希望こそがあなたを呪って

家こそが あなたの首に巻かれてるロープなんだ

それがあなたの首を絞める

それがあなたの首を絞めるんだよ

And it's a heavy hand where I wear your death
As a wedding ring in the rugged country
I tend to your man in the home you had
Oh in this rugged country

わたしの重たいこの手で あなたの死を着る

婚約指輪として この忘れられた国で

彼のもとに向かう あなたのかつての家の

ああ、この忘れられた国で

I'm the rugged one
I'm the rugged one
I'm the rugged one
I'm the rugged one

忘れられたのはわたしだ

忘れられたのはわたしだ

忘れられたのはわたしだ

忘れられたのはわたしだったんだ


□■あとがき■□

オーストラリア、メルボルン出身のジャックは趣味で音楽を作っていて、楽器は大体なんでも弾けた。彼のプレイリストには聞いたこともないようなインディーズのバンドばかり入っていて、このJapanese Breakfastもそのひとつだった。名前から、日本人のバンド?と思いきや、アメリカ、フィラデルフィア出身のミシェル・ザウナーのソロプロジェクト。ミシェルは朝鮮系だけど、日本とは関係ないみたいだ。

この曲が収録されているアルバム「Psychopomp」(人が死の直前に自分を迎えに来たご先祖様の幽霊とかが見える現象という意味)は、ミシェルの母親の死にインスピレーションを受けているらしい。意図的に明るい曲調に重い歌詞を載せてるって何かのインタビューで言っていた気がする。

その中でもこのRugged Countryという曲がわたしのお気に入りだった。切ない曲調に、なんだかよくわからないけどすごく悲しい歌詞がついてる曲。真っ暗な部屋でヘッドフォンで聴いたら涙が出てくる曲だ。なんだかよくわからないな、と思いながら聴いていたので、しっかり訳してみようかと思った次第だが、結局よくわからなかった。はじめは「you」を「君」と訳していたけど、曲制作の背景を知っておそらく母親のことなのかな?と感じたので、「あなた」に変えてみた。すごく直訳っぽくなったけど仕方がない。言語学的に訳して意味を理解する曲ではなく、曲調も含め歌詞になっている曲だと思う。ぜひ聴いてみてほしい。

ではでは。


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