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What’s アサーティブコミュニケーション 〜主張してみよう!相手も自分も大切にしながらね〜
お疲れ様です。
こんにちは。めっきり寒くなって参りました。
我が家では今年も「こたつ」を開設しました!
やっぱこれですね〜( ̄∇ ̄*)
実は当初、強力な「こたつ反対派」がおり、
導入がかなり難しい状況でした。
私は「こたつ」への郷愁が募るばかり。
しかし、話し合いは平行線を辿る一方です。
ただ、私には一つ、確信がありました。
こたつに入れさえすれば、
この反対派は落とせる。
そう、この反対派が「こたつ」を頑なに拒否するのは、「こたつ」に骨抜きにされ、生活が乱れる自分を恐れているからに他ならないのです。
入ったら終い、てことですね。
すなわち、「こたつに入れずんばこたつを得ず」(ちょっと違う)
私は悪魔の強行作戦にでます。
とある冬、ついに私はこっそり「こたつ」を発注してしまうのです。
家族の合意のない、大型家具の購入。
さあ、この大勝負の行方は・・・ッ?
「本日の締め」にて!
さてさて、ビジネスの場でこんなことをしてしまったら。
どうなってしまうでしょう?
大顰蹙の上、関係者の信用を失ってしまいますよね(^◇^;)
「自分も相手も大切にしながら、自分の意見を主張する」。
それを叶える「アサーティブコミュニケーション」について、東京コミュ塾のJIN先生の教えをもとに、自分が理解した内容をお話しさせて頂きたいと思います!
まずもって、アサーティブとは?
そもそもアサーティブという言葉自体、
私にとっては聞き慣れない単語でした。
どれどれ・・・。ちょっと調べてみましょうか。
assertive:主張する(形容詞)
※ちなみに、assertion は主張(名詞)
ふむふむ。
Assertive commnunication。
直訳すると「自分の意見を相手に主張する」するという意味です。
しかしここでの理解は、
「相手も自分も大切にするコミュニケーション」という考え方が、しっくりくるようです!
それでは、アサーティブではないコミュニケーションって?
アサーティブを知るには、
まずどんなことが ”NOTアサーティブ” なのか
知ってもらうのが、イメージつきやすいかと
思います。
以下、3つの「アサーティブでない」タイプをご紹介します。
あなたは、もしかしたら、心当たりがある
タイプがある…かも?
私はぴったりガッチリ当てはまるタイプが
ありましたよ〜!
■ 弱虫タイプ:
自分が主張できないタイプ。自分の意見を上手く伝えられず、相手に譲ってばかりで、自分が損するタイプ。
これは自分を大切に出来てないということになってしまいます。
■ 激怒タイプ:
自分の主張ばかりのタイプ。これも居る居る〜て感じですね!
相手を大切に出来ていない、ということになりますね。
■ 皮肉タイプ:
主張せずに陰口を言うタイプ。
わぁ〜おるおる。おるわ。
これは一番損なタイプで、相手も自分も大切に出来ていないタイプですね。自分の意見も主張できず、陰口ばっかり言ってると、「その場で言いなよ・・・」と周囲の人からの信用も失ってしまいますよね(´・-・`)
皆さん、ご自身や周囲の方が思い当たるタイプ、
ありましたか?
私は弱虫タイプですね!
( +・`-・´)✨ドヤ!
ちなみに、皮肉タイプ、めっちゃ苦手です。
皆さんの中でも苦手な方、多いんじゃないですかな・・・。
相手に言えんのなら、もうそれ相手の主張を
受け入れたってことですよね。
諦めてその口をつぐみたまえ、ですよね。
でも、知らず知らずのうちに、自分が皮肉タイプに
なってしまう日もあるかも知れません。
だがしかし!この3つのタイプではいけません。
今日ここで目指すのは
「相手も自分も大切にするコミュニケーション」。
四角い主張をまぁるくおさめて、
相手も自分もハッピーに。
※笑福亭仁鶴さんのお声でお願いします。
そんなアサーティブコミュニケーションの進め方、やっていきましょう!
よし!ではでは、いよいよ。
すっきりハッピーなアサーティブコミュニケーション、作ってみましょう!
では5つのステップの紹介です。
アサーティブコミュニケーションの5ステップ
STEP 1:Goal を明確にする。
ここで目指すGoal は、ズバリ
相手との良い関係性を保ちながら、
自分の主張を伝え、
問題を解決する方向に向かわせることです!
相手との関係性だけ重視して主張をしなかったり、
逆に関係性を無視して相手を言いくるめてしまう
ことが無いよう、
Goal は最初から最後まで意識し続けることが
必要なようですね。
STEP 2:事実・問題をきちんと淡々と伝える。
できる限り穏やかに、Goal に向かう事実、起こっている問題を相手にお伝えしましょう。
自分の意見を混ぜてしまったり、怒りに任せて相手を言い負かそうとしてしまう、
また、あれもこれもとGoalに直接関係の無い事実や問題もごっちゃにしてしまうと、
アサーティブコミュニケーションのGoal と
違う方向に進んでしまいます。
STEP 3:相手の言い分をヒアリングする。
相手を大切にするコミュニケーション(対話と支援)
「依頼していたことを相手がしていなかった」
「提出物の期限が過ぎている」
早くやってくれないと、と言いたくなる気持ちに
なりますが、相手も相手で何か言い分があるの
かも知れません。
何か事情がないか、言い分があるのか、
丁寧に確認し、もしあれば、きちんと
傾聴の姿勢で向き合ってみましょう・・・!
うなずき、相槌、アイコンタクトを取り、
相手に敬意を払いながら言い分を聞く。
もし何かこちらに非があれば、正しく謝る。
そして、自分に何かできることはないか、
お尋ねしてみましょう。
ここ、私はすごく重要なポイントに思えました!
結果、手伝えることが何も無かったとしても、
あなたの姿勢は伝わってくれるはず!です。
[補足]
実際に何か頼まれて、自分の範囲で出来る
内容であれば一瞬でも嫌な顔しちゃダメですよ
( ̄▽ ̄;)
このステップで醸成した信用度が、マイナス
まで降下しますんで。
何か手伝いましょうかと言ってきてくれたので
本当にお願いしたら、途端にテンション下がる
人。おるおる。
気持ち、分からんでもないですけどね…。
社交辞令とはいえ、口にするなら
それなりの覚悟を持って言いましょう
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
STEP 4:主張は一つだけにする。
自分を大切にするコミュニケーション
1回のコミュニケーションにおいて、主張は一つだけに絞るのも重要なポイントです!
いや、重要なポイントどころでなく、
鉄則レベルで!
あれやこれやと言ってしまうと、相手は受け止められなくなってしまいます。
また、相手に言いくるめられてしまったり、
遠慮がちに主張してしまうのではなく、
相手の立場に理解を示した上で、自分の主張も
きちんとお伝えしましょう。
STEP 5:爽やかにお別れ!
他に言いたいことがあってもネチネチ言わない
ここぞとばかりに色々言っちゃう人、
結構いると思います。
Goal とは関係の無い事実や問題点まで引き合いに
出してしまっては、相手は「二度と来んな〜!」て、塩でも撒きたい気分になってしまいます。
こちらとしても、後味の悪いお別れになってしまうと、次のときに行くのが億劫になってしまいますよね。
ま、他にもモヤモヤすることがあっても、
今日のところは一旦忘れて
「じゃ!次回からよろしくお願いします!」と
爽やかに撤収しましょう。
別のモヤモヤは、そのモヤモヤ単独でもう一度
アサーティブコミュニケーションを組み立て、
今回のことが片付いたら、改めて掛け合いに行きましょう!
ここまでの5ステップ、皆さん実践できそうですか?
事前にちょっとイメトレしておけば、さらに心強いですね。
せっかくなので、イメトレまでしてみましょうか!
[設定]
あなたは、とある定例会議の主催者です。
議事録担当者から期日になっても議事録の提出が
なく、あなたは上司へ内容報告ができずに困っています。
あなたとしては明日中に議事録を回収したい。
そう言えば、前回も提出期日を過ぎ、
別のスタッフが代理で作成しました。
それでは、議事録を明日中に提出してもらうために、議事録担当者の元へ向かいましょうか!
「お疲れ様です。○○さん、お時間5分ほど
よろしいですか?」
ー step 2 ー
「定例会議の議事録が○日迄だったのですが、
まだご提出頂いていないようで」
「こちらも上司への報告ができない状態になって
います」
「前回も期日を過ぎ、急遽別スタッフが作成させ
てもらっていますね」
ー step 3 ー
「作成で何か難しいところがありましたか?」
(相手の言い分を傾聴。どうも資料の保存場所が
バラバラで苦慮していた様子)
「私に何かお手伝いできる事ありますか?」
(会議の資料をまとめて再送してほしい etc)
ー step 4 ー
(資料をすぐに再送する約束をして)
「お忙しい中申し訳ありませんが、明日中に
提出いただけますか?」
ー step 5 ー
「お時間いただき、ありがとうございました!
それではお待ちしておりますね!」
ふぅ・・・。
どうにか回収の目処が立ちました。
相手の立場も様々なので、それに合わせた
アサーティブコミュニケーションを
準備していきたいですね。
本日の締め
いかがでしたか?
弱虫タイプの人は勇気と芯、
激怒タイプの人は思いやりと譲歩、
皮肉タイプの人は相手と向き合う誠実さ?
を意識できたら、
アサーティブコミュニケーションを成功させることが出来そうですね。
主張する方、される方、どちらもまぁるくハッピーに収まれば、余計なストレスや軋轢を生むこともありませんしね(*'▽'*)
あ、もしや「こたつ」の件、覚えていてくれました?
反対派は、設置した翌日には
すっかり「こたつ」の住人になってしまいましたとさ。
ま、人なんて、そんなもんよ…。
柔軟性があって宜しい。
でもこのような博打的な強行作戦は、
よほどの勝算がない限りお勧めしません!
平和第一。
アサーティブコミュニケーションで、平和的解決をしていきましょう〜!
ではでは。
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