コーヒーが繋ぐ物語 「Coffee Talk」


初めまして、さみーです。
今回、フォロワーであるかなしろさんのアドベントカレンダー企画で記事を書かせてもらうことになりました。

シノノメさんの記事面白かったですね。エロゲって奥が深いんだなあ(小並感)
さて私は何書こう…って思ったのですが、最近やったゲームが面白かったのでそれについて書きます。

普段PCゲームをあまりやらない私ですが、"このゲーム好きそう"と友人に布教され「コーヒートーク」というゲームをプレイしてみたんです。

とてもいいストーリーだったので、私もここで布教させていただきます。
軽いゲーム紹介と登場キャラの紹介&好きな部分を書くので、よかったら見ていってください。

まずはじめに…

「コーヒートーク」とは

プレイヤーが深夜に開かれるカフェ「コーヒートーク」のバリスタとなり、訪れる客と色々な会話をしたり、客同士の会話を聞きながら物語が進んでいくシミュレーションゲーム
異種族が入り混じった世界が舞台となり、訪れる客は人間やオーク、エルフなど多岐にわたる

ゲーム自体はノベルゲーのような感じです。
落ち着いたBGMを聴きながら、客に合わせた最適な一杯を提供。その中で異種族同士の出会いや関係性を垣間見ることができます。

まったりした雰囲気が好きな人・コーヒーを作ってみたい人・異種族交流に興味がある人などにオススメです。

注文された内容にあわせ、材料をブレンドして飲み物を提供
メニューが豊富なのと、各飲み物に紹介文が書いてあるのが
凝ってて好きです
ラテアートもできます
どうやら私には難しいようですが…なんでしょうこれは



ちなみに実際ゲームするとよく分かるのですが、店の外は常に雨が降っていまして…。
雨降る深夜、落ち着いた店内で暖かい一杯をいただくというシチュエーション、アンニュイな雰囲気が出てて素敵だなぁって思います。
ここに来る客達も、きっとそんな雰囲気を求めてくるんでしょうね。


***

さて、ここからは個性溢れる客たちを一部紹介していきます。
深夜のカフェにはどんな客が訪れるのでしょうか。


キャラ紹介&ここが好き!ポイント


まず最初はこのお店の常連、フレイヤの紹介から

《フレイヤ》
ジャーナリスト兼短編ライター。店の常連であり、夜にここで新聞のコラムを執筆している。
明るく好奇心旺盛で、他の客同士の会話にも混ざりにいくようなフレンドリーさを持つ。

*フレイヤの好きなポイント*


ライターとして仕事をしていますが、小説を書くのも好き。そんな彼女がとある出来事から、1ヶ月で小説を書き上げたら出版契約を結ばせてもらうという約束をします。
仕事をするかたわら、目標のために真剣に小説執筆をする様子に普段の陽気さとのギャップを感じました。

夜通し執筆するフレイヤ。果たしていつ寝てるのか…


そしてストーリー序盤からずっと、店のマスターと共に他の客の行く末を見守る彼女は、客というよりもはや親しい友人のようで安心感があります。
いつでもエスプレッソ飲みに来てね。


***

次の紹介は警察官のジョルジです

《ジョルジ》 
この店の常連である警察官。夜勤の合間にふらっと店に立ち寄る。牛乳アレルギー。
穏やかで陽気な性格で、三人の娘を持つ父親である。

*ジョルジの好きなポイント*


レイチェルを励ますジョルジ。見てて安定感があります


ジョルジのことが特に分かるのは、カフェの客である父親と喧嘩が絶えない高校生の女の子、レイチェルと話しているシーンです。
子を持つ父親としての視点で穏やかに話しかけているところにほっこりしました。

"争いってのは、相手を理解すんのにうってつけなんだ。
それが自分の家族であってもな"

"ケンカが落ち着いた頃にゃ…おれはガキどもについて何かを学び、ガキどもはおれについて何かを学んでる。問題を なあなあ に終わらせねえ限り…状況は前より良くなるもんさ"

ジョルジのセリフより一部抜粋


家族との喧嘩。私達の世界でもよく聞く話ですね。
親身に話を聞くジョルジを見て、家庭でも良いお父さんなんだろうなと感じました。


***

次はサキュバスのルアと、エルフのベイリースの異種族カップルの紹介です

《ルア》
貿易会社に努めている、サキュバスの女性。
穏やかで知的な雰囲気を持つ。ベイリースと交際しているが、家族からは種族の違いのため心配されている。

《ベイリース》
エルフの男性で、美大卒。フリーデザイナーをしている。
ルアと交際しているが、家族はエルフという種族こそ至高だと思っているため、彼女との結婚に否定的である。

*二人の好きなポイント*

ルアとベイリースのことがよく分かるのは二人の会話シーン。種族の違いから結婚を認めてもらえず、ベイリースはいっそ家族と縁を切ってしまおうと考えます。

家族の態度に憤りを隠せないベイリース
縁を切ることはエルフの特性を失うのと同じ…


"ルアとずっと一緒にいられるなら家族を捨ててもいい"
"ベイリースが好きだが自分のためにそこまでしなくていい"
お互いを思いやるが故にすれ違ってしまう二人。
切ない…。

ルアの一つ一つのセリフに、彼への愛情や思いやりの深さが垣間見えます。そしてベイリースの熱い真っ直ぐな言葉は、彼女を一番に大切に思ってるのが分かります。
どちらも素敵な、お似合いのカップルですね。

この恋人たちはこれからどうなってしまうのか。
続きはプレイしてあなたの目で確かめてみてください。

***

次は人狼の男性、ガラの紹介です

《ガラ》
落ち着いた大柄な人狼の男性で、店の常連でもある。
元軍人で今は医療事務をしており、吸血鬼であるハイドの古くからの友人。
毎月起こる狼への変身と凶暴化を抑えるため、特効薬の可能性がある飲み物を探しているが…?

*ガラの好きなポイント*

ガラのことが特に分かるのは、家族の件でルアと上手くいかないベイリースの相談について、静かにアドバイスしているシーンです。

自分になかった発想を聞いて驚くベイリース

"愛は炎に似ている。最初は赤々と燃え上がるが…。
しっかり世話しないと、いずれ炎は消えてゆく"

"なぜなら人生は…嵐の連続だからだ。そして結婚は…愛だけでは決して続かない"

ガラのセリフから一部抜粋


深い言葉ですね…。プレイしているとき、じっくり読みながら噛み締めていました。
様々な経験をしてきたであろうガラだからこそ言える言葉の数々。大人の男性という感じで憧れます。なんてかっこいい…。
私も色々相談を聞いてもらいたくなりました。
 
***

次は吸血鬼の男性、ハイドの紹介です

《ハイド》
吸血鬼の男性でプロのモデルをしている。人狼であるガラの古くからの友人であり、彼に紹介されてこの店に来はじめた。
ヴィーガンであり、生き血を10年間飲んでいない。
冷静沈着な性格で時々配慮に欠けた言い方をしがち。

*ハイドの好きなポイント*


ハイドのことが特に分かるのは、ベイリースと喧嘩して一人でカフェに訪れたルアと話すシーンです。

二人に挟まれるフレイヤ…大丈夫か…
ハイド、もう少し優しい言い方をだな…


時折出る彼の厳しいハッキリした物言いには見ててヒヤヒヤしましたが、言葉はどれも現実を見ていて納得するものが多かったです。
ストレートに物事を言うハイドの性格は案外嫌いじゃないな、と思いました。あと顔がいいですね、彼。

***

まだまだキャラはいますが、長くなるのでここまで。
種族間の問題、家族との軋轢、様々な問題が描かれているコーヒートーク。
やすらぎを求めて、最適な一杯を求めて集う者たちが
はたしてこの店でどんな出会いをし、どんな結末を迎えるのか。ぜひゲームをプレイして見届けてあげてください。

あなたも夜のカフェのバリスタになって
みんなを繋いでいきませんか?

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最後に一言。



コーヒートークはいいぞ!


(次はぽめさんのターン!よろしくお願いしまーす!)

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