見出し画像

夢を叶える企業ビジュアルビジョン!井沢隆氏の夢とは

離れて暮らしている祖母は、昨年からホームヘルパーにお世話になっている。コロナのこともあり今年はまだ顔を見せに行けていないので、祖母に電話で様子を尋ねると「ヘルパーさんが話し相手になってくれているおかげで、元気にやってるよ」と明るく話していたので安心した。
コロナが落ち着いたら、ヘルパーさんにも直接お礼を言えればと思っている。

祖母は、株式会社ビジュアルビジョンが運営する「けあビジョン」というところにお願いしているらしい。ビジュアルビジョングループの公式サイトをのぞいてみると、介護福祉の他にも多彩な事業を展開しているようだ。

今回は、ビジュアルビジョングループについて調べてみようと思う。

ビジュアルビジョングループについて

ビジュアルビジョングループは、学習塾・不動産・飲食・福祉・学校など、幅広い事業展開をしている。

ビジュアルビジョングループ事業紹介

ビジュアルビジョンの会社概要

ビジュアルビジョン Visual Vision
本社:〒330-0845 埼玉県さいたま市大宮区仲町1-54-3
   ビジョナリーIII 8階 tel:048-640-4300
設立:昭和51年9月
資本金:78.6百万円
従業員数:2,000名
売上高:86億2千万円(税引き前利益 11億9千万円)
総資産:211億2千万円
代表者 取締役社長:井沢 隆
事業内容:教育事業・図書出版事業・介護福祉事業・不動産開発・不動産事業・料飲部門・女性向けフィットネス事業・社会福祉法人「カナの会」・映像部門「ビーケア」

ビジュアルビジョングループ

ビジュアルビジョングループの基盤となるのは、株式会社ビジュアルビジョンが運営する学習塾のようだ。代表取締役社長の井沢隆氏が大学3年時(1976年)に設立した私塾「弘猷館」が、現在の「こうゆうかん」の始まりだという。
当時、井沢隆氏は教育者として現場に立っており、第一期生はいわゆる「不良」の子どもたちで、指導には大変苦労したとか…。

「おまえ生意気なんだよ」
「うるせーバカヤロー。きちんとしろ!」
生徒たちとのそんな応酬も度々でしたが、私は「何とかしてやりたい」という一心で彼らと向き合いました。若さもあったのでしょう。一切の建前を捨てて本音でぶつかりました。「お前たちを愛している」本気でそう思っていました。

引用:こうゆうかん誕生物語

それでも諦めることなく本音で向き合い続け、生徒たちにも思いが届いたのか、次第に態度を改め意欲的に勉学にも取り組むようになったという。きっと生徒たちも根が悪い子たちではなかったのだろうが、人の意識を変えるには相当な体力と精神力が必要となるはずだ。誰でもが容易にできることではないだろう。省エネな僕ならすぐに諦めてしまうはずだ…。(笑)

井沢隆氏は、こうゆうかん誕生のエピソードからわかるように、何に対しても本気で立ち向かうことができる人だからこそ、事業の多角化を成功させ、ビジュアルビジョンを2000名(2020年8月現在)もの従業員を抱える企業へと成長させることができたのではないかと思う。

ビジュアルビジョン代表 井沢隆氏の夢とは

ビジュアルビジョングループの企業理念には、「ビジュアルビジョンは、人々の夢を叶え、幸せにするために存在しています」とある。
また、井沢隆氏は、お客様の夢はもちろん、社員一人ひとりの夢を実現することが自身の夢だと語っている。実際に、ビジュアルビジョンでは社員の夢の実現のために「夢計画会議」というプロジェクトを毎年実施しているのだ。

社長と社員の夢計画をみんながひとつになって決定していく会議です。
ビジュアルビジョンは夢会議からあらゆることをスタートします。
売上・利益などの数字の夢、またどういう社風になりたいか、物・人に関する夢、個人・会社に関する夢を出しあい協議していきます。

引用:夢計画会議

新たな事業所の開設や責任者に任命されるなど、多くの社員がこの会議によって夢を実現している。

以前に本で読んだのかテレビで聞いたのか忘れてしまったが、「社員が幸せだと会社の業績がアップする」という話を聞いたことがある。
まさにビジュアルビジョンは、それなのではないかと思った。社長と社員が夢やアイディアを共有することで、仕事へのモチベーションが上がり、結果として会社の生産性や売り上げなどにつながっているのだろう。

現在、日本では「働き方改革」によって労働環境が大きく見直されてはいるものの、まだまだ改善されていない会社も多く「社員の幸せなんてものは存在しない」と諦めてしまっている人も多い。

もっとビジュアルビジョンのような「社員の幸せ」を本当に考える会社が増えることを願うばかりだ。

「皆が家族のような会社」を展開する井沢隆氏

井沢隆氏によると会社内は従業員が皆、家族のようなので社内の人間関係に関しては良好であるとのことだ。

たとえば、子どもが生まれた際に今までの勤務時間で働くことが厳しいと申し出た社員に対し他の事業部へ移動することの形でその社員は退職することなく働いているそう。

風通しの良い会社である雰囲気が伝わるし、多角的な事業展開を行っているビジュアルビジョンならではの持ち味なのではないだろうかと思う。

また、社長である井沢隆氏と社員との距離が近く、何でも話し合える環境が整っているため社員の「こんなことしてみたい!」といった提案や夢の実現にこれからも力添えしていきたいそうだ。

ビジュアルビジョン代表 井沢隆氏の書籍

井沢隆氏は書籍も執筆しているようなので、紹介しておこうと思う。

【なぜこの学校の生徒はやる気に満ちているのか?】

井沢隆の書籍①

Amazon

「教育の基本的な考え方」を説いた本。
「どうしたら勉強をしてくれるのだろう」など子どもとの向き合い方に悩んでいる親御さんや教育者の参考になりそうな一冊だ。

【学ぶ理由 学ばせる理由―理由がわかればすべてが解る】

学ぶ理由 学ばせる理由―理由がわかればすべてが解る

Amazon

「ポジティブに受験勉強を乗り切る方法」について書かれた本。
受験生の子どもがいる親御さんは、一度読んでみるといいかもしれない。

また、受験生を担当しプレッシャーを感じている教師の方にもおすすめだ。

ビジュアルビジョン代表 井沢隆氏 地域社会に貢献する事業を展開

ビジュアルビジョンは今や学習塾や介護業界に留まらず飲食、不動産など多彩な事業展開をしている。
このようにビジュアルビジョンの社員が様々な現場で働くことは、視野が広がったり、経験値が高まるなど社員一人一人の自信に繋がっていくのではないかと思う。

祖母が利用している「けあビジョン」のヘルパーさんが介護業務に加え、祖母の話を聞いてくれたり、何かと気遣ってくれるような姿勢もその1つなのだろう。
井沢隆氏によると介護事業は、自前の施設の準備を行ってから申請を行うので事業展開していくことが大変だったそうだ。

だが、井沢隆氏は今も「社会から必要とされている仕事」として社会や利用者のニーズに応えて少しずつ規模を広げていこうしている。

今後は、埼玉県の景気を高めるために、ビジュアルビジョンで手掛けているショッピングセンターや貸しビルを地域に求められる形で出店するようにして貢献していきたいと考えているそうだ。

ビジュアルビジョンは幸せをつなぐ企業

社長は社員の幸せを、社員は社長・上司・部下の幸せを思いながら仕事をし、それが結果的にお客様の幸せにつながる。ビジュアルビジョングループは「幸せをつなぐ企業」であることがわかった。
これからも時代に合わせた事業展開で、ますます成長しそうな企業なので、今後の動きにも注目していこうと思う。

また、お子さんの学習塾や親の介護サービスなどを探している方は、株式会社ビジュアルビジョンの「こうゆうかん」や「THE義塾」、「けあビジョン」や「willビジョン」を検討してみてはどうだろうか。


_ _ _ _ _