リクという名の猫の家族とのお別れ

なかなか気持ちの整理が付かず、書けずにいましたが
昨秋、20年共に暮らした愛猫のリクを見送りました。



公園から拾ってきたエメラルドグリーンの瞳が美しい子猫でした。


猫を増やすことに猛反対する家人に
「この子を家に置いてくれないのなら、私がこの子と公園で暮らします」と言い放ち
コケ脅しではなく、本当に実行する私の性格を知る家人が折れ
家族になりました。
 初めて迎える可愛い子猫を
よってたかって甘やかし
要求を「ニャー!ニャー!」と大声で鳴いて通すお喋りで超ヤンチャでワガママな猫に育ちました。
殆ど病気もせず、人生の大半いつも傍にいてくれたので
ずっと一緒にいられると思っていました。
でも、何にでも終わりがありお別れは必ずやってきます。
終末期は痩せ、壮絶な姿になりましたが、私の中ではリクはずっと美しく可愛く愛しいリクのままでした。
最後は腕の中で抱き締めて
精一杯の笑顔で
「リク、長い間ありがとう。
大好きやで。大好きやで。
ありがとう。ありがとう。」
と伝えると、声にならない
「ニャー!ニャー!」と返事をしてくれて旅立ちました。

20年の長きに渡る時間と責任の重さ
喪失感・悲しみ 色んな感情が今でもこみ上げてきます。
小さい体で、私の人生を
温かく豊かで彩りあるものにしてくれたリクに感謝の気持ちで一杯です。
ありがとう。大好きやで💖


#猫のいる幸せ
#幸せは気付くもの

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