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ヘンプアパレルSantaMariaの始まりとおおあさ

ヘンプアパレルSantaMariaを始めて6年経つ


『ヘンプで服を作りたい!』という原点を感じ直して『創る』をあらためてやる事にした



ヘンプは太古から世界で自生していた植物であり、日本でも縄文時代にはすでに使われていた。


それが失われて行き
今の様に希少な素材となってしまった歴史は多くの人が書いているので
ここでは私視点で書く事にする


SantaMariaを始めた私は
そもそもファッションが好きで、ずっとあらゆるやり方でファッションに関わって生きて来た

デザインに興味はあったが
世界には素晴らしいクリエイターが沢山居て

私がデザインする必要を感じた事が無かった

ヘンプに出会うまでは。



2016年京都で

『第1回世界麻環境フォーラムKYOTO2016』

という大きなフォーラムがあった。



世界から
それこそアメリカの医療大麻のドクターからロシアの産業大麻を扱う会社の社長まで
多くのパネリストが登壇し、翻訳者も5名はいたと思う。

勿論『あらたえ』を唯一創る三木家の当主もいらした。


会場の外には
ヘンプ(大麻)を扱うメーカーさんのショップも何軒も出ていて衣食住それぞれあり楽しかった


その中でファッションラバーの私が惹かれたのは

カナダの大学教授お勧めの
ヘンプとコットンのTシャツだった


その時
別メーカーの2つのTシャツが並んでいて


1つは日本のメーカーが作ったコットン55% ヘンプ45%のカッコいいデザイン

もう一つはカナダのメーカーの、デザイン的には普通だがヘンプ55% コットン45%のTシャツ


私の目は『カッコいい』デザインに惹かれたが

手を触れた瞬間に
指先から鳥肌が立つくらいに『気持ち良い』エネルギーが入って来たのは

ヘンプが多いカナダのTシャツだった


過去ファッションをやって来て
『勿論素材感から全ては始まる』という私ではあったが

ファッショナブルな訳でも無いそのTシャツを選んで家に帰った


そして
着た瞬間に涙が出た


気持ち良過ぎて
脱ぎたくない
ずっと包まれていたい
と思った

↓その時のTシャツなう





6年も愛用して
穴も開いてるw

日本の縫製を思うと裾の始末も皺が寄ってるし
干すときゆがんでる

でも相変わらず
これを着ると身体が緩むのが分かる


6年前
これを買ったフォーラムで
日本でアパレルレベルのヘンプ生地を作っている会社に出会った事により


良いヘンプの生地とパターンで
いつも誰もがいつまでも着られる服を
自分のブランドで創りたい
と強く思った


SantaMariaがスタートした瞬間だ

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