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【アニメ】エヴァンゲリオン全作品観直したので感想や考察など【感想】

アマゾンprimeでエヴァンゲリオン新劇場版全作品が配信されていたので視聴しました。

シンは劇場公開初日に映画館で観たのですが、いろいろと理解不能だったのでもう一度観ました。

そして熱くなってしまい、勢いでTVアニメ版、旧劇場版、序破Qと通して観ました。


いやぁ~…25年ほど前に始まり、ほぼリアタイ視聴してきた作品がとうとう終わってしまいましたなぁ…


感無量………

なのは良いんだけど、やはり最初の感想は

「は?」

なんですよねw意味わからんwwwwwww


という事で数周回したのにやはりふんわりとしかわからない…


近年ではyoutubeなどで考察が気軽に観られるので、それも併せて内容の把握に努めました。

結果、謎が多すぎてやっぱりわからねぇwwww

ただ、納得のいく考察などを拝聴させていただき腑に落ちる内容も出てきたので、やはりエヴァは深くて緻密で繊細ですごい作品だと再確認できました。


考察から拾った意見などを紹介しつつ、私なりの考えや不明点をちらほらと。


①旧劇場版の「首締め→頬撫で→気持ち悪い」

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一番スッと納得でき、20数年越しになるほどなぁ!と思えたものがありました。

それは「アスカ死んでもいい程シンちゃんを大好きだった説」です。

コチラの動画↓

youtube動画 【エヴァンゲリオンの考察】なぜアスカはシンジに『気持ち悪い』と言ったのか?

hiroyaチャンネルさんの上記の動画を見ていただければわかると思いますので説明は省きます。

旧劇の補完中、シンジに首を絞められてもアスカが抵抗しなかったのは、そのシーンの前の「あんたが全部わたしのものにならないなら、何もいらない」という「死んでもいい程シンちゃんがしゅき(ハート」から来てるってのは目から鱗でした。

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そしてラストシーンの頬撫でも、朦朧としてる中、目の前にシンちゃん(ハァトの顔があったから撫でちゃった説も個人的にはわかりみがあるぅぅううって感じです。

まぁアスカの態度が悪かったのは「僕を愛してくれるオンナなら誰でもイイんすけどねwなんかアスカならイケる気がするわwwぼくをwwwみてよwww」というシンジのクソっぷりが招いているんですけどね。

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シンのラストの「君もかわいいよ」と女性に正面切って言えるくらい余裕があるシンちゃんなら、きっとアスカはデレまくってだいしゅきホールドエンドだったんでしょうなぁ…

結果アスカが死ぬほど可愛らしいという説ですが私はコレが一番しっくりくる気がします。



②シンエヴァラストのシンジとマリ


シンのラスト、アディショナルインパクトを阻止したシンジが駅のホームで目を覚ましマリと話し、DSSチョーカーを外し駆け出すシーン。

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様々な考察がありますね。

だいたい共通してるのは「シンジとマリだけがエヴァの記憶がある」という事ですね。

シンジはインパクトの最中「時間は巻き戻さない、エヴァが無くても人が生きていける世界を作る」といっていました。

なので、結果新しく作られた世界は「そもそも使徒やエヴァが存在しなかった世界」だと思います。

シンジは時間が巻き戻ってないのいですが、正確には、世界はいったん巻き戻っているのに近い現象が起きていたのだと思います。


まず、「使徒がいなかったとして」という大前提から太古の地球が造りなおされ、その地球は私たちが存在するこの現実世界とほぼ同等の歴史、進化を辿っているのでしょう。なので人間はリリスから生まれたのではなく私たちの知ってる教科書通りの進化を辿って今に至っているのでしょう。

そのSF要素皆無の世界に生まれ、順当にシンジくんは育っていき大人になります。

どんな出会いと別れがあったのかは知りませんが、マリとも顔なじみになっているのでしょうね。

そしてある日、突然フラッシュバックのようにアニメや劇新劇の記憶が蘇り、というかその世界のシンジと合体というか重なるというか、そんな感じのことが起きたのがシンのラストシーンの駅だと思うのです。

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コレはマリにも同様の事が起こったのでしょう。

なので二人は記憶を持ったままあの会話になるのだと思います。

順当に大人になったシンジの対応と、新劇のシンジの記憶が混ざり合ってのあの「乳のでかい良いオンナ」「かわいいよ」という台詞がサラッとでたのでしょうね。

マリの「言うようになったじゃん」的な台詞もそれらの事を踏まえた上での確認のようなものだったんじゃないかと思います。

つまり、多くの考察とちょっと違うのはシンジとマリは「記憶を引き継いだまま」ではなく「現実に近い世界で普通に大人になった彼らにアニメ世界の彼らの記憶が芽生えた、重なった」という考えです。

DSSチョーカーを外すシーンは、実はメタ的な説明が一番しっくりくるのですが、あえて考察するのなら「記憶と一緒にそのとき持ち込まれた罪(チョーカー)を最後に外して、やっとエヴァの世界からすべて解き放たれた事を象徴するシーン」って感じですかね?

なんにせよ、シンはどうしてもメタ的な表現を全面に押し出しているので、深く考察し過ぎるのは無粋な場面も多いように感じます。


ちなみにカップリングうんぬんと言われていますが、それはもう「視聴者に委ねる」という事以外何物でもないと考えます。

マリに関しては、監督の奥さんがモデルだという話がありますし、シンジに自己投影されている監督がくっつけたんじゃないか、という説もありますがそれはどうなんでしょう。

私の感じた印象をシーンごとに説明します。

・シンのラスト、座っているシンジに後ろから目隠しをして「だーれだ」と言うマリ。

・間髪いれず「胸の大きいいい女」と返すシンジ。

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【↑は、照れもせずそんなセリフをサラッと言えるくらいにはマトモにシンジが育ったという事を示唆】

・マリが「ご名答」と言ってシンジの前に回り込みシンジの首筋に顔を近づけ匂いを嗅ぎつつ「相変わらず良い匂い。大人の香りってやつ?」と問いかけ、匂いを嗅がれているシンジは照れてる様子が見られない。

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【↑マリが良い匂いといったのは、破ではLCLもしくはユイの事を指していたはず。そこから今回のセリフは…全くわからんwwwとりあえずネオンジェネシス前のシンジと別物では無いよ、という事を暗示した上で、さらに匂いを嗅がれても照れもせず平然としているシンジに、しっかり大人になったのか、何が起きたか理解しているかを確認しているのではないでしょうか。】

・シンジは呆れた表情を浮かべてから、微かな笑みを浮かべながらマリに顔を近づけマリの眼鏡をずらして「君こそ相変わらず可愛いよ」と囁く。

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【↑マリの上記の確認が「大丈夫か、取り乱してないか」という直接的な問いかけではなく、破の頃の「匂い」というワードを使ったり「大人の香り」というワードを使った軽い感じだったのでシンジは「またコイツあほな事言ってんなぁ…」という意味での一瞬呆れ顔だったのではないかと。さらに、「大丈夫、すべてわかっているし、こんだけ大人になったんだよ」という返答の意味で「相変わらず可愛いよ」という加持さんのような女性に対する冗談というか余裕を見せてのセリフだったのではないでしょうか。】


以上のことから、二人はカップルだというより「リツコを口説く風の加持さんと、口説かれた対応をするリツコ」のような冗談みたいな大人のやりとりをしただけだと感じました。

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③ゴルゴダオブジェクト

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疑問その① ゴルゴダオブジェクトってそもそも何?

これに関してはマジで謎。

いろいろな考察を観ましたが、100%の納得感は得られませんでした。

考察で多かった説は、「世界やり直し機」説。

たしかに。世界やりなおしたし。

旧劇では全く登場しなかったQRコードのような模様、使徒封印用呪詛模様も刻まれていますが、これも不明です。

何のために、誰が刻んだものなのか。封印柱も新劇からの登場でありマジで謎の技術ですよね。

ゴルゴダオブジェクト

実はこの模様と酷似しているものがナディアに登場しますが、そういったメタ的なものの、あくまで引用だと思います。

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しかもゲンドウとシンジがエヴァで揉み合いながらゴルゴダオブジェクトに到達した際、ゲンドウは「人ではない何者かが、アダムスと6本の槍と共に、ここに神の世界を残した。」と発言しています。

ゲンドウはゴルゴダオブジェクトを「神の世界」と呼び、さらにそれを造ったモノを神ではなく「人ではない何者か」と表現してるんですね。

神と「人ではない何者か」は違うのでしょうか。

もうむちゃくちゃメタい考えしか思いつかん…

とにかく、何者かが残した神の世界という事以外は一切謎です。


「世界やり直し機」だとしても多数の謎が残ります。まず、ほぼ確定している情報を整理すると、

①旧劇には登場せず、シンで初登場

②世界を作り直すにはゴルゴタオブジェクトが必要

③エヴァ世界は何度も作り直されループしている。


疑問その②

旧劇ではゴルゴダオブジェクト無しでどうやって世界を作り直したのか


インパクト、補完は槍で出来るけど、創世するならゴルゴダオブジェクトが必要。

ちな、そもそもインパクトと補完ってなんやねん、という解説はコチラの動画をご覧ください。

Youtube動画【アディショナルインパクト】シンエヴァンゲリオン ラストのネオンジェネシスを図解考察

簡単に言うと

・インパクト→浄化。ドッカーンして海やら人やら魂を浄化。

・補完→浄化した魂集めてひとつの生物やらLCLにして混ぜちゃって他人との境を消してめっちゃ平穏に永遠に過ごすでー

・アディショナルインパクト→上2つをしたあとにゴルゴダオブジェクトで誰か一人が望む世界にすべて作り替えるでーシェンロンシステムやでー

といった感じでしょうか。


シンでは、エヴァの世界はループだったという事が判明しましたが、誰がいつコレを旧劇の後に使用して新劇世界を造ったのか、と言うことですね。


一番多い説は、旧劇のエヴァ(ユイ)が旧劇終了後に宇宙を果てしない時間漂流した結果「たまたま」ゴルゴダオブジェクトにたどり着いたもので、それを使ってユイが世界を作り直した結果が新劇だという説ですね。

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「世界やりなおし機」というのはそこそこ納得できるのですが、ユイが宇宙を漂流してたどり着いたってのはさすがに無理が…

宇宙の広さなめ過ぎやろ…しかもユイが世界作り直すならシンジの事を第一に考えるんだから、新劇みたいなハードな世界にせんやろ…

へたすりゃシンジがネオンジェネシスした世界より平和な世界造ってると思うわ。

しかもシンでは、マイナス宇宙に槍とゴルゴダオブジェクトがあったと明言しています。

前回もマイナス宇宙にあったのなら宇宙を漂った挙げ句に漂着するような場所でもありません。

考察動画のように「新劇場版以外の世界(TV版や漫画、旧劇の世界)がすべて詰まってるのがマイナス宇宙」というのなら、シンのようにすべての魂の浄化を行い地獄の門を開き、マイナス宇宙に行ったモノがいないと、旧劇から新劇への脱却は出来ないはずなのです。

卵が先が鶏が先か、に似ていますが。

しかし「おまえの母、私の妻がいた場所」とゲンドウが説明していたのであながち間違ってるとは言えないのよねぇ。

ユイがゴルゴダオブジェクトにいたのは「いつ(アニメ?旧劇?新劇?)、なんのため(調査?たまたま?漂着?作成?)」かという疑問がいずれにしろハッキリしない限りは答えは出ない気がします。


私個人の見解だと、ループさせている疑惑があるのはユイ、シンジ、他の何者か、のいずれかだと思います。

ユイ説は結構あるし何となくわかる。シンジもモチロンあり得るけど、ループする世界でいつも彼がやっていたのは失敗インパクトだと私は考えます。

そのシンちゃんの「失敗ンパクト」の結果、何者かが毎回「あかんやん、やり直したろwwwwww」と世界の創造をしていたものだと考えます。

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つまり、旧劇の顛末を客観的に観測出来、それに納得いかない何者かが世界を創造したのだと考えます。

私の考えるその犯人は後述します。


疑問その① 疑問その② から、結局ゴルゴダオブジェクトは何なのかわかりません。

ただ、アダムスと槍と一緒にあった、マイナス宇宙という新劇の世界以外の世界にあった、世界を作り直せる、という点からループ前の世界の人であるとかアダムやらリリスといったものよりさらに高次元の存在が残したもの

と考えられるかなと思います。

この高次元の存在というのも後述します。



④神とは


要所要所で出てくる神、というワード。

なんかもうよくわかりませんね。

神やアダムスを考察する上で「不思議の海のナディア」や「ウルトラマン」の知識が必須と言われています。

どっちもあんま知らんのでほとんどそれらの設定を考慮せず考えてみます。


まず、旧劇で出てくる神ですが、それはたぶん第一始祖民族です。

ちなみに第一始祖民族というワードはPS2のゲームで登場します。

アダムやリリスを地球に送り出し、何かあったときのリセット用の槍も付属させるくらいスゲーやつです。

詳細はコチラ↓

第一始祖民族

まぁ平たく言うと超高度文明を持った宇宙人で、月に乗って来たやべー奴ら(正確には彼ら本体ではなく彼らが送り出した生命の種という説も)


ただ、新劇では少し事情が違うようです。

式波オリジナルは「最後のエヴァは神と同じ姿」と発言しています。

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へ…へ~…

くらいしか出てきません。oh my god。

いくつか神に関して考察があります。


【1】旧劇のユイが新劇世界の創造主説

以前考察で観たのは、「旧劇初号機(ユイ)」が新劇の神という説がありました。

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それ前提で展開されている考察は山ほどあるかと思います。


ユイがゴルゴダオブジェクトで新劇世界を造ったので創造主(神)という説で、ユイが新劇世界を作ったので設定などが旧劇とほぼ同じ、そして新キャラのマリはユイの友人であった事から、新劇世界のいざこざに参戦させ旧劇の悲劇を招かないよう画策してた、などなど様々な説があります。

納得出来る部分も多数あります。

・ゴルゴダオブジェクトのユイは到達していたという事実。

・ゲンドウの神殺し=ユイを見送りたかった=ユイを殺す。(ユイを殺すとうい意味だけであれば、旧劇ユイか新劇ユイかわからんのでコレは弱い)

・最後のエヴァは神と同じ姿というのは、13号機が神と同じ姿、という事ではなく、初号機と13号機が似てる事からの発言。

などなど。

しかし納得出来ない最大の謎があります。

・新劇世界を創造したのがユイなのであれば、なんでまた使徒とかアダムスとかめんどくせぇシステムやら火種を作ったん?シンちゃんみたく平和な世界作れば良かったやん。

という事です。

旧劇のシンちゃんがあまりにも不憫で不甲斐ないので成長させるためにあえてちょいハードモードに作ったという見方もできますが…

う~ん…

「ユイ=新劇の神」と仮定すると、

第一始祖民族的なアダムやリリスを生み出した神(以下始祖)と、新劇世界を創造したエヴァと同じ姿をした神(以下ユイ神)、というふたつの神が存在している可能性があるのではないかと考える事ができます。

新規キャンバス

旧劇では前者の始祖を真似てエヴァを作り、使徒を殲滅させて始祖真似エヴァによるインパクトで補完、始祖に近い生命体になるというお話。

新劇では、後者のユイ神を真似て又は使用してエヴァを作り、使徒を殲滅させてユイ神エヴァと始祖由来の生命体やらモノを使ってゲンドウがマイナス宇宙に行って世界を作り直すお話。

なので旧劇では使徒とアダムの存在感が凄かったですが、新劇では使徒って影薄くないですか?代わりにアダムスと神(ユイ神)というワードが多かった理由も何となく納得……出来…る…かな…?


いずれにしろ、アダムスが何か、ユイがゴルゴダオブジェクトにいた理由がハッキリしない限りは明確な答えはわからない気がします。


余談ですが、破上映当時すでにループ説が囁かれており、MARK.06こそが旧劇の初号機を使用されていたという説がありました。

このユイ神エヴァに関しては、旧劇初号機とする説と旧劇量産機とする説が多いです。

【2】第一始祖民族こそが神 説

まぁこれが当然っちゃあ当然なんです。

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コレにより、アダムス=第一始祖民族=神と説明できます。

封印柱や月なんかを作ったのは神!=第一始祖民族

月に乗って来て南極で大爆発したアダムスも神!=第一始祖民族

そもそも神(第一始祖民族)から作られたアダムスやリリスも神!=第一始祖民族

とりあえずもうよくわかんねぇのは神!=第一始祖民族

めっちゃ強引ですが、一番わかりやすいですよねw

アダムスの器というのは、第一始祖民族の体(又は乗っていたエヴェチックなもの)。

そのためNHGに込められた魂が アダムス=第一始祖民族 と考えるとマリのセリフ「ゆっくり眠りな、アダムスたち」というのも納得できますね。

第一始祖民族と言っていますが、私個人的には、第一始祖民族「的なモノ」だと思っています。理由は後述。



⑤アダムスとは何か

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これもウルトラマンやナディア知識で語られる事が多い為、両者をあんまり知らない私にとっては満足いく説を発見できなかったからです。

確かに庵野監督はパロディやインスパイアチックな事をするのは理解していますが、自身が手がけた作品とはいえ他作品から設定をブッコ抜いてもってくるのでしょうか?

当初エヴァはナディアの続編的な位置づけで制作される予定だったそうですが、今になてナディアの設定をそのまま、エヴァで説明がないまま使用するとは考えにくいのでは…?

そうだと明言された方がどれだけ楽か…w

嘘予告にあるウルトラマンのシンボルや、アダムスのカラータイマー、ヴンダー戦のノーチラス号BGMなんかはあくまで庵野監督が好きなモノを「チリバメた」レベルの遊びだと良いんですが真相は闇の中…

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話がだいぶ逸れました。

アダムスですがいくつか有力な説があります。

【1】アダムス=生命の種

これは神=第一始祖民族。アダムス&リリス=彼らが蒔いた生命の種と言う説です。

シンでは、ヴンダーから種子保存ユニットを宇宙に放つシーンがありますが、第一始祖民族の種子保存ユニットこそが黒き月や白き月という事を暗示しているのかもしれませんね。

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つまり、

神(第一始祖民族が神)がアダムス系種子保存ユニットとリリス系種子保存ユニットを蒔いて、地球に漂着した両者がお互いを滅ぼし合い勝ち残ろうとしてる話。ですね。

アダムス系種子保存ユニットから生まれた生命は使徒であり、元締めがアダムス。
VS
リリス系種子保存ユニットから生まれた生命は人間であり、元締めがリリス。

といった構図です。

生命の種はどういった形で月に乗って地球に来たのでしょうか。劇場ラスト付近の赤い玉のような魂チックな感じでしょうか。

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そして保存ユニット(月)に格納されていたか生成されていた、魂の入れ物がアダムスの器とする説と、アダムスの乗り物がアダムスの器という事になります。



【2】アダムス=第一始祖民族自身

これは【1】の仮説とほぼ同じですが、異なる点は、神=アダムス=第一始祖民族という第一始祖民族が神でもアダムスでもあるとする説です。

上記でも説明した④神とは【2】第一始祖民族こそが神説と同じです。

なんらかの事情で宇宙移民を開始した超文明を持つ第一始祖民族は、自身を何らかの形に変え、ボディもしくは乗り物となる予定のアダムスの器と、何らかの保険として槍を持って月に乗り込んだ。

そしてそれはリリス側も同様。

といった感じでしょうか。

この説に付随してですが、ゼーレや碇ユイも実は第一始祖民族だったのではないかという説もあります。



この【1】【2】の説ですが、私的には賛同80%とといった感じです。なぜなら、劇中に第一始祖民族という言葉が出てきませんし、シンで突如起きた謎イベント「種子保存ユニット射出」があるからです。

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この二つから、説【1】【2】を混ぜたような、「何者かが蒔いた何かの種、もしくは何者か自身が地球にやって来た!」という視聴者が知らなくて良い設定で作られていると考えられないでしょうか。

第一始祖民族というのはPS2のゲームでしか登場しませんし、そう思うならそうでも良いよ、という監督の意図だと思います。

なんなら、庵野世界のウルトラマンパロであるとか古代アトランティス人でも良い、とりま人知を超えた何かとだけ把握しとけって感じだと思っています。


補足1.アダムスの魂+アダムスの器=アダムス

劇中でアダムスの魂という言葉が出てきた記憶がないので「アダムスの魂」という概念があるのかさえ謎ですが、あると仮定しなければこれらの説は成り立ちません。つまり、「アダムスの魂=第一始祖民族」「アダムスの魂=生命の種」「アダムスの魂=人知を超えた何か」というわけです。

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第一使徒はアダムではなくアダムス、複数形でありセカンドインパクトの時もアダムスと思われる巨人4体が描かれていますよね。

もっといたうちの目覚めたのが4体だったんでしょうか。

カヲルくんが第一使徒ということでしたが、下手すりゃあの中にカヲルくん(カヲルくんの魂+アダムスの器)がいたかもしれませんね。

13号機やNHG艦もアダムスと呼ばれていたことから、カヲルくんと同じ第一使徒アダムスと同じ魂という事になります。

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姿形は違えど、あの4体の中にいたのかもしれませんね。

ちな、槍が6本同梱されていたのでアダムスも同じ数いるのかな?NHG艦4、カヲル、13号機と考えると6体っすねー。

※そもそも13号機に対して「アダムスの生き残り」と言ったのは、Qで13号機が第12使徒を噛み砕き白く発光したシーンで、カヲルくんも13号機に搭乗しています。その後もカヲルくんは13号機内に魂だけは漂っていたので、13号機とカヲルくんどちらを持って「アダムスの生き残り」としたかはわかりません。


補足2.真のエヴァンゲリオン

※注意!この補足は私個人の矛盾に満ちた考察なのでかなり間違えている可能性があります!話半分に聞いてください!

Mark6ですが。

真のエヴァンゲリオンとかカッコイイ事言われてますよね。

Mark6って「アダムスの魂(カヲル搭乗)+アダムスの器(Mark6)」という事から、ほぼもうアダムスって事ではないでしょうか。

つまりMark6=ほぼアダムスまんま=真のエヴァンゲリオンという事かと。

リリス由来の生命、人間が搭乗した混じりっ気があるものでは無く。

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で、混じりっ気があったものがMark9。

NHG艦(アダムスの魂)+Mark9(アダムスの器)+パイロット綾波(リリス由来の生命)

綾波というリリス要素が混ざっちゃったせいで、シンでは儀式のトリガーに出来なかったのではないでしょうか。とういかそれを織り込み済みでガフの守人とした可能性もありますよね。

いや待てよ……カヲルくんの体ってアレ何で出来てんの…?

使徒と同じモンならこの仮説成り立つけど、巷で噂のゲンドウのクローン説やら何かの人間のクローニングとかだったら全く成り立たないのでは…

てかそもそも真のエヴァンゲリオンの捉え方はたくさんあると思うので、そのうちの1つって事で…


ちなみに、Mark9や13号機はATフィールドがありませんよね。

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下手すりゃアダムスの器はATフィールドを張れない可能性があります。

理由としての仮説は2つ。

一つ目は、知恵はなく他者を気にする必要もない完成された個であるため、心の壁が存在せずATフィールドが張れない。また心?が無いので相手の痛みもわからず遠慮無くATフィールドを破るくらい空気読めない、的な感じなんでしょうか。

絶対友達になりたくないタイプですね。

2つ目は、アダムスってほぼ神じゃないですか。リリスもそうですが彼ら、来るモノ拒まずなんですよ。

ゲンドウもシンで言っていましたが、「神に障壁は無い。来るモノを全て受け入れるだけだ。」

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つまり神チックなものに障壁(ATフィールド)はなく、攻撃であろうが何だろうが全てウェルカム!という事でしょう。

おかげで接触しただけでインパクト!とか舐めた状況になってるんですが、基本、敵勢力であろうがなんだろうが来るモノ拒まずで、ちゃんと準備してきてくれたら願い叶えてあげますよー的な存在ですよね。なので、13号機やmark9らも接触の仕方を間違えればその場でドカンってこともあったかもしれませんね。

いずれにしろアダムスの器から作った機体はATフィールドを張れないはずです。

これは例外というか演出上のモノだと思うんですが、13号機がATフィールドを張っているシーンがあります。

ゴルゴダオブジェクトで初号機と槍でやり合うシーン。初号機と同じ動きをどうのこうのの場面で、思いっきりATフィールド使ってますw

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まぁ必要な儀式とかなんとか言ってますし、何よりマイナス宇宙での出来事なんで、気にしなくて良いのかな?



⑥ゲンドウとネブカドネザルの鍵

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まずネブカドネザルの鍵ってなんでしょう?

私は全くわかりません。

劇中で出てきた台詞を引用すると

「予備として保管されていたロストナンバー」

「神と魂を紡ぐ道しるべ」

「人類補完の扉を開くネブカドネザルの鍵」

と言われています。


「予備として保管されていたロストナンバー」という発言からなんらかの予備という事はわかります。

ソースがないのでわかりませんが、ネブカドネザルの鍵が複数存在しているというよりは、別の何かの予備として保管されていたものが、何らかの条件の下「人類補完の扉を開くネブカドネザルの鍵」として使用できるという事でしょうか。

ロストナンバーと言っている事から何らかのナンバリングをされているものの予備でしょうから、使徒かエヴァシリーズですかね。

個人的には使徒の予備な気がします。

第一使徒を13番目に落としたとか、11使徒は殲滅していない、9番目が順番前後して殲滅される、mark6が12番目として処理される、さらにはシン後半ではアスカが使徒になってそれを倒すってのまで織り込み済みらしいので、やはり使徒を倒す数やタイミングは重要だったと思います。これらに関しては結構シビアですから、予備があってもおかしくないような気がします。


で、使う予定が無かったからあんなちっちゃい育ってない(?)姿であった可能性があり、まだ魂的なモノが宿っていない使徒の体(?)なんでしょうね。

とりあえず自分でも書いててよくわかりません。


そして、ゲンドウはネブカドネザルの鍵を使用して、ヒトでは無いものに進化(?)しましたよね。

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あの脳みそゲンドウ、明らかに新劇世界以外の事を知っていました。

「お前が選ばなかったA.T.フィールドの存在しない、全てが等しく単一な人類の心の世界」というのは、旧劇の失敗ンパクトの事ですよね。

「この世の理を超えた情報を自分の中に書き加えた」という台詞からものスゴイ情報を得たという事です。

ではどんな知識でしょうか。

旧劇の記憶?アディショナルインパクトの知識?

たぶん得た情報というのは、もっとメタ的なモノだと思います。

今まで行われたループないしやり直しの世界はもちろん、今いる世界よりも高次元=我々が住むこの現実世界のことも知ったのではないでしょうか。

マイナス宇宙で特撮スタジオなんかも登場しますが、それこそ虚構と現実の狭間という表現だと思います。

「今いる世界はエヴァというアニメの世界だー!」という訳ではなく、ゲンドウ達より高次元の存在が作りだした世界であり、エヴァを作ったのもその高次元の存在だという事に気付いたのでしょうね。

エヴァンゲリオンイマジナリーやゴルゴダオブジェクトも、その高次元の存在が作った、あるいは遺した「登場キャラが高次元に干渉してエヴァの世界をつくりかえるモノ」という説明が出来ると思います。

つまり、ゲンドウは高次元の存在(我々が住む現実世界)に接触、知覚出来る能力を得たという事ではないでしょうか。


「ヒトではない何者かが、アダムスと6本の槍と共にここに神の世界を遺した」


そう、ヒトではない何者かというのは神や第一始祖民族ではなく我々のような現実世界の人間、言うなればアニメ制作者だと言うことです。



⑦エヴァの世界を作ったモノとは

カヲルくんが月で目覚めた時に、たくさんの棺があり「円環」と表したように、エヴァの世界は何度も作り直されています。

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今までループと表現していましたが、正確には何度も作り直されている為、きっと細部は違うのでしょう。登場人物だったり状況だったり。

単純に考えると、何度も「槍でやり直し」が行われその度に世界は作り直され…と思われますが、私は違うと感じます。

ではどういった経緯でたくさんの世界が出来たのか?

それは、たくさんの今まで紡がれたエヴァ作品の事だと思います。

TVアニメ版、旧劇場版、ゲーム、漫画、あるいは同人誌やスパロボなど…

様々なエヴァ作品が生まれたという事を表しているのでは無いでしょうか。

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つまり、エヴァの世界は連続した世界が何度も作り直されているのではなく、派生作品によるパラレルワールドがたくさんあるという事。

例えるならば、「スーパーロボット大戦に出てきたエヴァは、旧劇終了後に誰が作り直した世界の事を言ってるの?」という事です。

そういうことでは無いのはわかっていただけますでしょうか。

つまり旧劇の次の世界が新劇、という事ではなくあくまでエヴァ作品として旧劇場版も新劇場版も全て独立しているという事です。

そしてそのエヴァ作品のオメガにあたるこの新劇場版の世界に集約させたということです。

それはなぜか?

我々視聴者が満足したかったからです。


旧劇場版のあと、誰が世界を作り替えたかという疑問がありましたね。

答えは、他でもない「我々」だと考えます。


シンジの幸せを願い、新たな作品を望み、様々なシチュエーションでエヴァを楽しんだ「我々」こそが、全てをハッピーエンドに導く新劇場版を望んだのではないでしょうか。

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そして「あぁ良かった。エヴァは終わったんだな」と感じたかったはず。

なので、誰がループさせてるとか作り直したとかではなく、誰にスポットが当たっているかという差異はあるにしろ、エヴァという世界の作品を願い楽しんでいるのは我々であり、その作品の誕生を必要以上に詮索するのは無粋というものです。

エヴァは神話でも歴史書でもなく、シンジという少年の成長記ですから。

突然「シンジは幸せになりました」というアナウンスではなく、新劇場版という壮大な作品の中でシンジは成長し、今までの作品を踏まえた上で、シンジが作った幸せを描く、という演出が成されたのがシンだったのだと思います。

エヴァンゲリオンイマジナリーは観る人によって姿が違う的な事をゲンドウは言っていました。

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ヒトによっては、漫画版のエヴァ、旧劇の量産機、小説のF型装備などなど、見た人の「エヴァ」を象徴していたのではないでしょうか。

それこそがみんなが思い描く「想像上のエヴァ」だったはずです。


つまり、新劇の世界を作ったのは我々の願いであり、その象徴こそがゴルゴダオブジェクトでありエヴァという物語そのものを再制作するものである

という事です。

これって旧劇の頃から示唆されている事で、旧劇後半でも映画館にいる我々や現実の町並みなどが描写されるシーンがあります。

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つまり、その頃からエヴァは少なからず「虚構と現実」という事を意識して制作されていたという証拠ではないでしょうか。

まぁ旧劇のそのシーンを見てもマジでイミフでしたがw

その「虚構と現実」を繋ぐものこそシンで登場してくれたゴルゴダオブジェクトであり我々の願いとシンジくんの願いを受け入れる相補性たる存在だったのではないでしょうか。



現実世界の我々(アニメ制作者)「よーし、準備してゴルゴダまで来たヤツいるかー。いるならエヴァをこうして欲しいってのあるかー。」

ゲンドウ「はいはーい!ユイに会いたいです!」

シンジ「いや槍を最後に使ったのボクなんでパパ座っててくれる?」

ゲンドウ「…(無言で電車降りる)」

シンジ「なんやかんやエヴァあること自体がボクらシンドいんで、エヴァ無しにしてもらって、先生らがいるような世界に作り直して欲しいです!」

アニメ制作者「おかのした」

シンジ「乳の大きいイイオンナ」end

我々(視聴者)「やったぜ」

これをやったことにより、「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」となるワケです。

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まぁモチロン今後もエヴァ作品は様々展開されていくでしょうが、過去の作品と違い、全てがシンジくんの成長&ハッピーエンドとエヴァが無い世界へ到達するのではないでしょうか。

という、考察にはあるまじきメタ要素もりもりで申し訳ないですが、これが私の考えでした。



⑧まだまだ残る疑問


疑問その① ゼーレ

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作中で「知恵のみを食した人類に神が与えていた選択肢はふたつ」

「生命の実を与えられた使徒に滅ぼされるか、使徒を殲滅しその地位を奪い、知恵を失い永遠に存在し続ける神の子と化すか。」

「ネルフの人類補完計画は、後者を選んだゼーレのアダムスを利用した神への儚いレジスタンス」

という台詞がありますが、よくわからんのですよねぇ。

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「ネルフの人類補完計画は、後者を選んだゼーレのアダムスを利用した神への儚いレジスタンス」の部分ですが、読み方によって捉え方が変わってきます。

・【後者を選んだゼーレ】の【アダムスを利用した神への儚いレジスタンス】であれば、ゼーレは以前に使徒を殲滅し地位を奪った神の子と受け取る事が出来ます。そうなると、知恵を失ってるはずですよね?それともその前に自身をモノリスという機械に移した為に知恵が残っているだけで、他の奴らは使徒チックな神の子になってるの?それとも使徒は殲滅したものの、知恵を失うのを恐れてモノリスに魂移したの?いずれにしろ、ゼーレはどこかの世界で一度使徒を殲滅し、今回は地球のアダムスと相対しているという、ゼーレとアダムスはまったく別の生命体という事になります。

・後者を選んだ【ゼーレのアダムス】を利用した神への儚いレジスタンス という事であれば、ゼーレとアダムスは元は同じ生命体という事になります。その生命体は使徒を殲滅し、神の子となった。それがアダムス。んで、知恵を無くすの嫌だったから一部のヒトはモノリスに魂移して知恵は残せたモノの板っきれ一枚になっちゃった的な?その場合、【ゼーレのアダムス】【人類のリリス】的な感じなのかな?


いずれにしろ、ゼーレがどこからやってきたものなのか、神への儚いレジスタンスの意味がわからない限りハッキリしなさそうですね。


疑問その② カヲルくんが月の棺から目覚めた謎。

仮に第一使徒だとして南極でドカーンといってますよね?

で、そのあと魂はどうなってんの?セカンドインパクトで月まで飛んでった?それとも誰かがサルベージして月の棺にインした?セカンドインパクト以降は行方不明で劇中突然月の棺から目をさました?体も人間チックだけど宇宙で呼吸できてるしね。誰かのクローンとかではないの?だったらわざわざ月面の棺に入れないか。じゃあ体も使徒と同じかんじ?結局カヲルくんて謎。


疑問その③ カヲルくんはゴルゴダオブジェクトが無くてもロンギヌスとカシウスの2本槍があれば世界を作り直せると思っていた謎。

世界を作り直すにはゴルゴダオブジェクトが絡んできますよね。でもQでは2本の槍でやり直せるというダジャレを披露していましたね。(正確にはダジャレ披露したのはシンジくん)

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どゆこと?そもそもやり直すってどういうレベル?世界のコア化を正常に戻せるって事?インフィニティ化した人々を元に戻せるってこと?ネオンジェネシス出来たってこと?え、じゃあゴルゴダオブジェクト要らんくね?う~ん、どういう意味で言ってたのかは謎ですね。


疑問その④ マリって結局なに?

ユイの研究室にいたらしい描写があったり、漫画版ではユイの幸せを願ってたりいろいろ過去に関するシーンはありますが、結局なんでヴィレと行動してたかとかあの体なのかとか微妙じゃないですか?

ユイの幸せ=シンジの幸せなので行動原理はなんとなく理解出来る気がします。

謎なのはあの体ですね。おっぱお的な意味じゃないですよ。

見た目の年齢という意味です。

エヴァの呪縛というワードが劇中登場しますが、これはたぶんエヴァとシンクロすることによって身体的成長が止まる的な事だと思います。

これにより、シンジもアスカも28歳(?)くらいにも関わらず見た目の年齢は中学生のままでした。

問題はマリです。見た目の年齢はどう見てもシンジたちと同じかちょっと上。漫画版では16歳で飛び級して大学にいますので、そのあたりかと思います。

仮説5号機に乗ったし2,8号機にも乗ってるからエヴァの呪縛やろ、と思われるかもしれません。

しかしマリはシンジが生まれる前のユイとゲンドウの大学のシーンにも登場しています。

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この時、仮にマリが16歳だとして、それから仮説5号機に乗り込むまでは少なくとも14年は経過しているのです。

つまり、エヴァ破登場時、マリは30歳くらいだと言うことです。

しかし加持の「子どもを巻き込むのは」やマリの「大人を巻き込むのは」という発言や制服姿などからみて、やはりまだ見た目的には未成年なのです。

大学在籍マリ(16歳)→14年後→破のマリ(16?歳)

という事です。

これはどういうことなのでしょう?

仮説として大学在籍中、もしくは卒業後すぐに何らかのエヴァとシンクロした。というものがあります。

しかし劇中、それを匂わせるモノは登場しません。

破冒頭では仮説5号機に搭乗したマリがオペレーターに言語設定はどうするかと問われ「初めてなんで日本語で」と返しています。

この発言の捉え方によるのですが「(仮説5号機は)初めてなんで」なのか「(エヴァに乗ること自体)初めてなんで」とするのかによります。

前者の場合は、以前に他のエヴァとシンクロしたことがあるという事になりますので、結構昔からエヴァの呪縛に囚われ体が成長しなかった事になります。

ただ、ニュアンス的には後者に感じますので(個人的には)、そうなるとイミフですね。

Qだったかな?で登場するユイが赤ん坊のシンジを抱いてる写真、そこにマリらしい人物が写っていますが、どうみても劇中登場するマリより年上な印象があります。

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これらを踏まえてかどうかわかりませんがマリがコールドスリープしてた説や、マリがクローン説など様々な憶測が流れています。

私には納得のいく説を見つけることができませんでした。


⑨総括

という事で、クソみてーな知識で有りもしない頭使って自分なりの考えを書いてきました。

結局、新劇場版はメタ要素てんこ盛りではないかという事ですね。

様々な考察を見漁ったのですが、「なんで急に全く関係ない作品がカナメになるの?」「いやこのニュアンスでその捉え方はおかしくね?」というのが多数あったもので今回は自分で考えてみました。

ただ、当初「これはこうやろ」と思ったモノを書く際に、調べれば調べるほど違う資料や裏設定が出てきて謎が深まるばかりでした。考察しっかりされてる方々スゲーなぁ。

とりま、シンちゃん並びにみなさんが幸せになってくれたので全部オッケーです!

拙い&読みにくい長文を長々と申し訳ございませんでした。

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