大人のピアノレッスン

2020年の 内林順子ピアノ教室のレッスンは 本日で最後となりました。

本年はコロナウイルスの影響などで大変な年でもありました。

本年度は子供の生徒の他、大人の生徒さんがご入会されることが多い年でもありました。

ピアノを基礎から習いたいという方、 中には音楽家の方音楽大学ピアノ科を卒業してピアノ講師の方など 音楽を職業としている方もいらっしゃいます。

生徒の皆様に私のレッスンでどういうことを学びたいか伺うと、 ある難しい曲を 弾くために 基礎から学び直したい、 アナリーゼと音楽表現を一体化させたい と言った 希望が多いです。
ロシアもの ラフマニノフやプロコフィエフの難易度の高い曲を弾きたい。
作曲家の方やピアノ講師の方が、 自ら曲を演奏し表現していき聞き手に伝えて行きたい。
そういった 目的を持った方などいらっしゃいます。

しかし高い目標を持つことで 長いピアノ人生の期間大きな壁に生じることもあります。

前回のnoteの記事にしたブルグミュラー25の練習曲全曲 演奏とアドバイスの時にも少し触れましたが、 自分に合った レベルの曲であり今必要としている学ぶべき 曲などを 目的 に沿って 正しく練習することが上達の近道と言えます。

子供の生徒とはまた異なって、大人の場合 個々の 状態を 見て ピアノ講師自身が どういった 提案をするかも 大きく左右すると思います。

よって 使用するテキストも子供とは異なって 一人ひとりオーダーメイドのような感覚、 趣味で マイペースにピアノを 楽しみながら弾くというわけではなく 仕事上ピアノと携わるということになると慎重さも増します。

また子供の生徒とは違った大変さが ありますが、 そこは生徒との 信頼関係が成り立つ からこそ 上達につながる と私は 実感しています。『話をしっかりと聞く』 『ピアノに関しての悩みを 受け止めそれについて考えていく』という ことで成り立つので、 レッスンにいらした生徒さんは 正直にピアノのレベルに関しても今までやってきたことも話していただきたいと 思っています。

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