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ロジカルシンキングの資料作成術

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資料作成のルールに関する図解をまとめています。資料作成のうまい人が実践しているテクニックを紹介します。
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2023年4月の記事一覧

ロジカルシンキングの9つの考える姿勢【図解】

概要9つの姿勢のどれで考えているかを意識することで、議論の本質を押さえられます。考えをまとめるのがうまい人が意識的/無意識にやっている思考アプローチです。 ロジカルシンキング的な姿勢(論理性と深さ)論理的に組み立てられた情報を用いて洞察する姿勢で考える。 論理性(Logic): 主張や議論が一貫性を持ち、矛盾がないかどうかを評価します。例えば、ビジネス提案や議論の際に、根拠や理由が論理的に整合性があるかを検証することが重要です。 深さ(Depth): 問題や主張が十

抽象化と具体化の使い分け【図解】

概要対象を抽象化できるようになると、大量の情報から示唆を見つけやすくなり、対象を具体化できるようになると、フワフワした空中戦から地に足の着いた議論へシフトできます。 抽象化のテクニックそれぞれの観点について実践するためのコツを示します。 ①グループ化する 対象を抽象化する際には、まずグループ化して共通点を見つけることが重要です。例えば、製品を扱う場合には、機能や特徴などの共通点を持つ製品をグループ化して分析することが有効です。 ②階層分け グループ化したら、それらを

具体化のテクニック

概要なんちゃってコンサルトークにだまされない人はどう具体化するか意識してます。 以下に、各観点ごとに実践するためのコツを示します。 ①細分化 問題を小さく分割して、各部分を個別に考えることで、全体像を理解しやすくします。 問題を具体的に書き出す 関連する要素をまとめる 各要素を詳細化する その要素を更に分割する ②データフラット化 情報を階層的に整理せず、全て平等に捉えることで、情報の取捨選択が容易になります。 情報をリストアップする 階層的に整理せずに