ツイッターで書いた妄想物語まとめ8

8/27

夜の車道沿いを散歩する超小型犬は、秒速10歩くらいのスピードで足がトゥルトゥルトゥルッと動くので、車が通り過ぎるたびゾートロープのコマ送りのように見える
8/29

「ずっと性善説で生きてきたしそうだと思わないとこの世界でやっていけない。根っからの悪人がこの世に存在する可能性を考えてしまったら、もう怖くて全てを疑ってしまって生きられなくなる。みんな優しいはず。みんな優しいはず。たまに優しくない現象が起きるだけで」

彼はそう言い遺して撃った
9/5

面白いことをつぶやかねばと思いながら三千年が経った。竜のひげをかじり、せっせと寿命延ばしながら考える。面白ツイート、面白ツイート……
三千年前のツイッターには、現代のようなパクリ判定機能はついていなかったそうで、面白いことをつぶやきたいときは、他人のツイートの文言を変えてさも自分が考えたかのように書いたり、過去に見た面白ツイートについて「何年か前に見た○○が×××っていうエピソードめっちゃ好き」と書くだけで万バズしていたらしい。うらまやしい時代だ。
思いがけずバズることもなくなった。「こんな適当なツイートがここまで伸びるとは(^_^;)」もないし、「バズったら宣伝してもいいと聞いたので!」といってリプを吊り下げることもできない
そろそろ竜のひげが尽きてきたので、狩りにいかないと。絶景と美女がいれば、七千年前にインスタで流行った手繋ぎ後ろ姿カップルフォトができるのに

(了)
9/6
(ハリネズミちゅーる食べるの下手くそ選手権の妄想)

じゅんすた「うちの子ったら、ほんとにちゅーる食べるのが下手くそすぎて、すぐ鼻につけてしまいますの」
マダム「まあ、そうなんですか? うちの子は下手くそすぎて、あごがびちゃびちゃになりましてよ」
マダム2「うちはほとんど食べられずに床が大惨事ですの」
マダム3「足で踏みつけていますわ」
9/13
・主人公は神絵師を目指し研鑽を積む少年
・「絵を描くのが好き」というネット友達に絵画技法を毎日教える
・会ってみたら、相手は超神絵師(優しいお兄さん)だった
・スーパー釈迦に説法状態だったことが猛烈に恥ずかしい少年
・学んだことを一生懸命教えてくれるのが嬉しかったお兄さん
→友情!!!

なんか思いついたんだけどミステリーじゃないので(ヒューマンドラマなのかな)、あらすじ100には入れられなかったやつ

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