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詩「君についていったら、森の中に入ってしまっていたよ」


君についてきたら
 いつのまにか 
 森の中に入っていたよ
 ーー緑の明かり
   茶色の幹
   広がった苔
     街から離れた2人

「おい、
 どこまで行くんだよ」
 ーー木々を吹き抜ける風
   身体にまとわりつく植物
   大地の感触
     止まらない2人

「私を包んでくれる
     ところがあるまで」
  ーー土のにおい
    植物の葉のにおい 
    どこかから来る風の香り
     居場所を探す2人


何かあった訳でもないけど、 
 孤独な訳でもないけど、
 ただ何となく 
 居場所がない

いや、僕にとって
 居場所は 君なんだけど、
 君が歩いてるから 
 僕も ついていく

さて、
君の居場所は
どこにあるんだろうか

僕は一体、 
 何が出来る?


森の中で、
君の背中を見ながら 思う
 ーー 揺れる葉の音
   野鳥の鳴き声
   土の沈む音
 
    なんとなく
    落ち着いてきた2人

      jun-san。   
       (狩野順)

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大学生の頃に書いた
詩を
ほぼ そのまま
のせました(^。^)

このシリーズ
街とか 
海でも出来るなぁ、と
ふと思いました
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ラジオパーソナリティ
jun-san。

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