器って何?2
体重や心拍数、体脂肪率など様々なデータをスマホに飛ばせる画期的な体重計を購入し、ワクワクしながら設定しようとしたら、エックスモバイルで購入したスマホは対象外で、僕にとってはただの体重計になってしまった、時代の流れに対応できない社長です。
さて本日は「器って何?」の続きをお話ししたいと思います。
【社員同士のコミュニケーションを円滑にする】
これがひじょーに難しいんです。特に役職が上がるほど難易度が高くなります。でも、ここを乗り越えないと、みんなにとって良いコミュニケーションは取れないんですね。
僕が未熟な若かりし頃、自分こそが正義だと言わんばかりに、周りを責めて厳しい事を言ってた時期があってね。社員から総スカンくらいました。
これに懲りて、厳しいこと言うと孤独になっちゃうから優しくしなくちゃと真逆を行ったら、今度はなめられちゃって、またしても総スカン。
どっちもダメじゃん!どうすりゃいいんだ!ってめちゃくちゃ悩んだ時に出会った言葉が「表裏一体」
教えてもらったのはね。「表のないコインって見たことないでしょ。表裏があってコインなの。つまりどちらかが正しいんじゃなくて、どちらも正しいが正解。厳しさと優しさはコインの裏と表。一体なんだよ。」
それともう一つの言葉が「中道」
「相反する2つの事柄があってね、その真ん中にほっそ~い道があるの。そこは細くてなかなか歩く人がいないけど、この道にこそ真実があるんだよ」#分岐点が現れたら険しい道を選べとも言われたよ
経営計画書に「責め心のない厳しさ、馴れ合いじゃない優しさ」って書いてあるでしょ。これは倫理法人会の研修で静岡へ合宿に行ったときに壁にかかっていた言葉です。
この言葉を見た時「求めてたのはこれだっ!!まさに表裏一体、そして中道じゃん」て体に電気が走りました。
でも、その直後に「これってどうやったらいいの?めっちゃ難しくない?」って疑問が生まれました。真実はいつも厳しくて難しい。
それからずーーーーーっと考えて、たどり着いた俺流の結論はこうだ!!
【責め心のない厳しさ】
相手の歩んできた人生を知り、今現在の人格が形成された背景を考えた上で、「そのままではまずいぞ」という愛情を持った指導が「責め心のない厳しさ」なのでは?
【馴れ合いじゃない優しさ】
気に入られたいからといった、自分のための打算的な優しさではなく、相手の傷を理解して寄り添う事が「馴れ合いじゃない優しさ」なのでは?
で気付いたのは、これって我が子を思う「親心」じゃんってこと。
自分の事は差し置いて、我が子の事を一番に考える「親心」
そこには一切自分は勘定に入ってないよね。
みんなもご存知、マハトマ・ガンジーはインド独立の「父」だしマザーテレサに至っては、名前に「母」って入っちゃってる。(本名はアンティゴナ・ゴンジャ・ボヤジ)#ボヤジ?
ほっそ~~~い中道を歩んだ偉人は、誰に対しても深い深い「親心」を持っていたんでしょうね。
僕なんかはね。全然ほどとお~~~~~いんですけどね。せめて自分と関わる人に対しては、そんな心を持って接したいって思うんです。
それでね、そんな上司がたくさん育った組織がコミュニケーション障害を起こすはずないんだよね。
そこには互いが互いを尊重し尊敬しあってる。そして本当の優しさがあって信頼しあってると思うんです。
つまり、やっぱり社長次第なんです。自らが心を高め、幹部にしっかりと伝え、共感共鳴できているかどうか。
はい。では器を短い言葉で定義してみます。
「真実という細く険しい道を歩みながら、人の幸せを願う総量」
このように定義すれば「器がでかい」という言葉がハマりますね。
がんばります!!
母ちゃんが「盲腸で入院して点滴だけで1週間過ごし、体重減ってるか楽しみにしてたけど、1gも減らなかった」と言ってて、下畑家のDNAに絶望した社長でした。#母ちゃん、盲腸分は何に変わったの?
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