見出し画像

【悲報】個人の時代はもうオワコン

*値段は980円にしていますが、最後まで無料で読むことができます。

ー僕について....

学歴は関西の私立大学、関関同立のどれか。関東でいうところのMARCHくらいの大学。そして、2年間の休学を経て起業2年目になりました。

お仕事としては、『スタートアップのWebメディア編集長、個人向けのSNS集客コンサルティング、アフィリエイト』などをやっております。

はい、イキった自己紹介をしました(笑)

僕がビジネスを始めるキッカケは遡ること5年前。大学時代に「ネットビジネスで不労所得で自由になる!」という広告文に魅了されて、ビジネスに興味を持ちました。

うーん、控えめに言って情報弱者ですね!(笑)
ザコです!ザコ!(笑)

されど、そんな情弱な僕も、この5年間でかなりの情報強者となりました。

『本やオーディオ教材やニュースから勉強しまくった。』というのも、もちろんあるんですが、僕が情報に強くなったのは周りの方々のおかげです。

『年間1億PVを超えるメディアのディレクションをしている方、数億の資産を持つトレーダーさん、独立した公認会計士さん、2年間で8000万の売り上げを出すコピーライターさん、年収3000万以上稼ぐアフィリエイターさん』などなど。

全員、SNSでは発信していませんが、裏でがっつり稼いでる最強のメンバーです。とはいえ、ビジネスライクではないので、一緒に旅行に行ったり、遊んだりするような先輩や友達的な感じですね。

で、こんな環境に数年いたら、嫌でもかなり情報強者になります。レベルアップのスピードが半端ではありません。

感覚的に言えば、毎日毎日、童貞を卒業しているような感じです。(男性ならご理解いただけますよね?女性の皆さま、下品な例えで申し訳ありません笑)

と、匠の技によって僕の脳みそは劇的ビフォーアフターを遂げました。

そして、そんな激変した僕だからこそ思うことがあります。

『情報弱者は一人残らず野垂れ死ぬ』と。

大げさな煽りとかじゃなくて、結局、情報が全て。

世間のことをなんーーも知らないくせに、「起業してお金を稼いでやるぜ!」と息巻いていた大学生の自分にタイムスリップして言ってやりたいですね。

「フリーで生きていくためには色んなことを知った方がええで!」と。

ーどんなこと書いたの?

このnoteの結論から言えば、

『個人の時代はそろそろ終わりを迎える!考えて戦わないと野垂れ死ぬ可能性すらある。』

そして最後には、僕なりに『これからの時代の戦い方』について考察を書いていきます。

このnoteに書くことは事実に近い話。そして、先人が予想した未来予想図を僕が分かりやすく解説したものです。

つまり、僕は良き翻訳家。

僕個人の意見ではなく、世間の流れをいち早く捉えたスゴイ方々のご意見を主に取り上げて、時代の潮流に迫っていきたいと思います。

とはいえ、すでに業界自体がそっちの方向に向かっているので、「あ〜そういう流れだったのね〜」という現実的な納得感が得られると思います。

それでは、目次です!

♢目次

ー奴隷を買うなんてオワコンwww
ー『奴隷=商品』 僕らにとっての車と同じ!
ー奴隷の死亡リスクと管理コスト
ー奴隷が解放された結果...
ー脱☆社畜ブーム?
ーフリーランスブームの到来
ーネットの影響
ー100年時代となった影響
ー会社員も管理コストが高い
ー管理コストのかからない労働力って?
ー副業解禁の流れ
ーYoutuber市場の成長の流れから読み解く
ーオンラインサロンの行く先ってどこ?
ーオンラインサロンという名のフリーランス集団
ー世はフリーランス戦国時代
ー雇われずに生きていく方法とは?
ーサラリーマン最強説
ーtoCだけでは猿山のボス

一見関係のない話から始まりますが、あとから全てが繋がっていきますのでしばしお付き合いくださいませ!

それではイントロから参ります!

ー奴隷を買うなんてオワコンwww

画像1

*少しセンシティブな内容になりますがご了承ください。*

ちょっと昔の話からスタートします。

1863年、リンカーン大統領が奴隷解放宣言をしました。奴隷解放宣言とは、アメリカの黒人奴隷制を廃止するもので、300万以上の黒人が奴隷身分から解放されることとなりました。

「リンカーンは人道的で素晴らしい人間だ!」と思う方もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

リンカーンが奴隷解放宣言をしたのは、『南北戦争で合衆国が分裂するのを防ぐため』という歴史的な背景があります。(本編と話がズレるので解説は割愛します。)

しかし、そんな戦争などの背景がなくとも、時代が進んでいくごとに、『そもそも奴隷資本には欠陥があるから、奴隷制度が衰退するやろ!』とドイツの経済史家であるマックス・ウェーバーさんが主張しました。

簡単にいえば、『奴隷を使って商売しても儲からないし、経営しにくいから、奴隷を買うなんてマジで辞めとけ!w』とマックス・ウェーバーさんは主張しました。

ツイッター民の言葉で言い換えると「まだ奴隷買って消耗してるの?」と社会に対して煽りを入れていた感じです。

さて...

しかしですよ、ウェーバーさんの主張は、ちょっと意味不明じゃありませんか?

「奴隷を使ったら労働力が安いし、効率よくお金が稼げるんちゃうの?」と思うところであります。

でも、ちゃんと考えてみると奴隷資本を使うことのデメリットが見えてきます。ちょっと回りくどくなりますが順番に解説していこうと思います!

ー『奴隷=商品』 僕らにとっての車と同じ!

その当時、奴隷は、『所有される存在』でした。

現代でいえば、僕らが"車とか家"を『所有』してるのと同じ感覚ですね。(ちなみに、奴隷1人の価格は家族4人を2年間養えるほどの大金)

だから、自分が所有してる奴隷が殺されたら、僕らが自分の高級車を破壊された時と同じ感情になります。自分の資産を減らされたらムカつく。そういう意味では奴隷は大切にされていたとも言えます。

補足ですが、僕らが考えるような差別とかそんな次元じゃなかったそうです。同じ人間とすら見ていなかったので、白人女性は奴隷の黒人男性の前で平気で裸になれちゃいます。

いやはや、今の価値観では考えられませんね!

しかし、奴隷が、『労働力』という『商品』として市場で売買されていた事実だけを考えると、その当時の価値観が僕らとどれほど違うのかは理解できるかと思います。

ー奴隷の死亡リスクと管理コスト

画像2

と、こんな感じで、奴隷は『労働力』という商品として売買されてきました。

そして、その奴隷の労働力を買った人が、『奴隷を買う金額』よりも、『奴隷を使って稼いだ金額』のほうが大きくなるシステムを持っていたから奴隷制度は非常に都合が良かったと言えます。

繊細な作業ができて、利益を生み出してくれる二足歩行の労働力を安価に手に入れられる。倫理観を抜きにすれば、合理的な経済活動だと考えられていた時代ってわけですね。

でも、時代が進むごとに、奴隷資本を使った商売に欠陥が生まれてきました。

先ほども触れましたが、『奴隷を使って商売しても儲からないし、経営しにくいから、奴隷を買うなんてマジで辞めとけ!w』とマックス・ウェーバーさんが主張したという話です。

この理由は沢山ありますが、その一部を紹介すると、

ー1、奴隷資本のコストが高い

「『労働力』を『購入する』よりも、『労働力』を『レンタルする』ほうが安いんじゃね?」と気づいたわけです。

だって、もし不景気の時に、奴隷の働き口を作れなかったら、利益を生むことができません。しかも、奴隷の生命を維持するための食事、住まい、服など諸々の経費がかかってきます。

『労働力をまるっと購入するデメリットがある。』

賢い人がこの真実に気づいたんですね。

マンションやアパートを丸々一軒買うよりも、一部屋ずつレンタルした方が安く借りられるのと同じ。また、空き部屋を作ってしまうと損になる。そんな感じのイメージです。

つまり、経営者からすれば、必要な時に必要な分の労働力を買うことができる。そういう雇用形態の方が経営上合理的だったんです。

ー2、死亡リスクがある

奴隷は耐久性のある機械ではないので、いきなり死亡するリスクがあります。

奴隷を所有する人から考えてみると、大金を使った分だけのお金を回収しなければ赤字ですから、死んでしまったら困るわけです。しかも、奴隷の住まいの環境は悪かったので、病気にかかってしまう可能性が非常に高いのです。

死亡リスクを下げるには、健康寿命を伸ばすことが必要ですが、管理コストが一気に高くなります。

つまり、

・奴隷の死亡というリスク
・奴隷の労働力維持という管理コスト

この二つの事実から考えると、『利益を出すために効率的な制度ではない。』とウェーバーさんは言いたかったわけですね。

ー奴隷が解放された結果...

じゃあ、奴隷が解放された結果どうなったのか?

ある種、奴隷たちは自由になったとも言えますが、自分の時間と体力(労働力)を切り売りしてお金を稼いで、自分自身で命を管理していかなくてはならなくなりました。

経営者からすれば、労働者が死亡リスクを請け負ってくれる。さらには、経営者は、利用したい時に使いたい分だけの労働力を買って、使えなくなってしまったら解雇すればいい。

奴隷は自由になった代わりに、経営者にとって都合のいい存在になったともいえるでしょう。(ここでは倫理観の善悪については言及しません。)

図解するとこんな感じになりますね。

奴隷資本を使った商売の仕組みと特徴
↓↓↓↓

画像3

画像4

では、奴隷解放宣言後はどうなったのか?

画像5

画像6

ー脱☆社畜ブーム?

ちょっと横道にそれた話をしたようですが、よく考えてみれば、我々が会社に雇用されている形態と同じですね。

僕たちの時間と体力(労働力)を会社が買い取って(レンタル)して、その代わりにお給料(生命維持に必要な経費)をゲットしています。

最近だったら、『社畜』という言葉がブーム(炎上?)していましたが、構造的に同じだということを暗に伝えたかったのではないかと思います。

個人的には、「社畜」って言葉はマイナスなイメージを持ちすぎているので、サラリーマンを揶揄する表現として好きじゃないですね。

「雇われていないのが偉いわけないだろ!」と。(まぁマーケティングの戦略上、インパクトのある言葉を使っていただけだと思いますが。PS.イケハヤさんは好きです。)

ーフリーランスブームの到来

画像7

で、ようやくここで現在まで話が戻ってきます。長々と失礼しました。

ここ数年は、フリーランスブーム。

まぁブームというより、潮流ですね。

経営上の都合で奴隷が解放される流れになったのと同じで、時代の要請としてフリーランスという働き方をする人が増えてきています。

じゃあ、『どんな背景があったフリーランスが増えてきたのか?』という話になってくるかと思います。

ーネットの影響

画像8

まず一つ目は、『ネットの影響』

僕はガラケーで青春を過ごしましたが、この10年ほどで一気にネット環境が変わりましたね。

大衆向けのメディアだったTVの視聴率が下がり、一人一人のニーズに合わせたYoutuberが生まれてきたり、

ツイッターだったら、芸能人の有吉弘行さんがフォロワーを沢山獲得していた時期を経て、無名の素人さんがインフルエンサーにのし上がったり、

地元のフリーマーケットで不用品を売っていた主婦が、メルカリ、ラクマで不用品やハンドメイド商品を販売したり、

ネットのおかげで、個人が影響力を持って商売できる環境になりました。

YoutuberのトップHIKAKINさんが、芸能界のトップ松本人志の年収に並ぶようになったくらいですから、我々が思っている以上にネットは半端ない影響を与えたと言えるでしょう。

じゃあ、なんでネットがこうやって個人の時代の隆盛に一役買ったのか?といえば、『個人の需要にダイレクトに個人が供給できるようになったから』です。

抽象的な表現ですが、大事な部分なのでもう一度!(笑)

個人の時代が到来したのは、『ネットによって、個人の需要にダイレクトに個人が供給できるようになったから』です。

例えば、最近でしたら、パパ活が流行っていますね。

「あ〜怪しい感じのやつね!」と思われる人もいるかもしれませんが、本質的にはキャバクラとなんら変わりません。

『可愛い女の子と楽しく話したい!承認欲求を満たしたい!ワンチャンを狙いたい!』という男性と、その男と話すことでお金を稼ぎたい女性。

こういった需要と供給がマッチしているのがキャバクラです。(分かりやすく偏見強めに書いています。悪しからず)

キャバクラの経営者さんは、稼ぎたい女の子たちを集めて、店を構えて男性客を集めます。

お金の動きをみると、『男性→お店→女の子』といったフローで、男性はお店にお金を払い、お店は女の子に給料を渡します。

図解するとこんな感じです。
↓↓↓

画像9

では、パパ活アプリの場合は?

図解すると分かりやすくなりますが、中間のマッチングするお店がなくなるのでダイレクトに女の子にお金が渡されます。

こんな感じです!
↓↓↓

画像10

つまり、この状況を見れば、『雇われてお金を稼いでいる』のではなく、『ネットの仕組みを使って個人で稼いでいる』という言えますよね。

だから、ある意味、パパ活で稼ぐ女の子は雇われずに生きいく力があるわけです。『個人の時代』って聞くと大げさですが、ネットのマッチングシステムをうまくつかって雇われずにお金を稼いでいる人は結構、身近にいます。

他にも、ココナラ(個人が知識とスキルを売ることができるアプリ)、メルカリ(個人が商品を売ることができるアプリ)、note(手軽に情報商材が売れるサービス)などなど、割と誰でも雇われる以外の選択肢を取れるようになってきました。

少し話が逸れたものの、『ネットの影響』によってフリーランス的な働き方ができる人が増えてきた理由が見えてくるかと思います。

ネットによって、個人間で需要と供給とマッチするようになり、その個人間でお金の流れが生まれるようになった。

これが、個人の時代の正体です。

そして、ツイッター上で信頼が重要視されているのは、ユーザーが信頼できる人にお金を払いたいから。レビューがたくさんあって信頼できる人とマッチングしたいから。なんていう理由もございます。

ー100年時代となった影響

画像11

二つ目の理由は、『我々が長生きするになり働き方が変化せざるをえなくなったから。』

基本的に最近は、『転職ありきで就職するのが当たり前』という価値観で就活をしている学生さんが多いと思います。

『一回会社に入ったら、定年まで勤めて、そのあとは年金暮らしでのんびりしよう!』みたいな希望的な観測をしている人なんて少ないですよね。

ましてや、「銀行に入っておけば一生安泰だ!」なんてことを思っている人なんていないでしょう。

両親の世代の成功法則が現代では通用しなくなりましたね。

こんな話は耳タコだと思うので駆け足で済ませたい話ですが、よく言われるのはリンダ・グラットン氏著書『LIFESHIFT(ライフシフト)』で書かれていた、『人生100年時代』の話です。

このまま医療技術が進むと、10歳の2007年生まれの子供は50%の確率で107才(2114年)まで生きると予想されています。言わずもがな、現在、20代の人たちも割と寿命が伸びていくでしょう。

そうすると、会社を辞めた後、つまり、65歳で定年してから100歳までずっと暇になるわけです。

といいますか、長く生きる分だけお金が必要になっていきます。詳しいデータはコチラの要約サイトを参考にしてください。

この記事を読むと、「やば、自分の親と同じ要領で働いてたら完全に人生詰むやんwww」と危機感を持たざるをえないわけです。

はい。

というわけで、会社に属して年金暮らしで一生安泰だと思っていたルートは寿命によって大きく変わっていきます。(そもそも年金がもらえるかどうかも怪しいですが。)

だから、パラレルワーカー(複業)をする人が現れたり、市場価値を高めるために色々と試行錯誤する人が増えてきたわけであります。

ちなみに、「副業」という検索ボリュームは長期的に上昇中というデータがあります。副業が長期トレンドになることは間違いなさそうです。

また、『ベーシックインカムで暇になる人が増えて遊びの需要が伸びたり、仕事自体が最高の娯楽化するみたいな時代もくる』と言われていますが、まぁちょっとこの辺りは分かりません。そんな未来がくる可能性もかなり高そうですね。

ただこのnoteは『直近の危機を乗り越えて、どうやって振舞っていくのがいいのか?』という所にフォーカスを当てた現実的な話になってきますので、その先の未来に関しては割愛させていただきます。

ー会社員も管理コストが高い

ここまでの話では、

・ネットによって個人の商売の敷居が下がる
・寿命の影響でキャリア選択が変わってきた

という、 "テクノロジー"の変化によってフリーランスが活躍できる環境が整ってきたという話をしてきました。

(巷のネット記事でよく言われてることを要約した文章なので、詳しく知りたい方は、色んな記事や人気の本に目を通してみてください。)

で、ですね。

先ほどのマックス・ウェーバーさんの『奴隷資本の欠陥』の指摘の部分に戻りますが、彼が主張したことをざっくり言ってしまえば、奴隷制が衰退した理由は、『奴隷の管理コストが高かったから』です。

「管理するくらいなら、労働力をレンタルした方が効率がいいじゃん!」と気づいた人が増えたからこそ衰退した制度でしたね。

でも、よく考えると、『現在のサラリーマンも相当、管理コスト高くない???』という事実が見えてきます。

今の若者は転職ありきで、就職先を決める傾向があります。どっぷりと定年まで勤務する人なんてほとんどいなくなるでしょう。

でも、会社は新入社員に研修をして、仕事を教えて、育て上げる必要があります。で、荒波に揉まれながらすくすくと育った労働力が一人前になるころには転職しちゃうわけですね。

会社からしたら、「は?辞めるなよ〜!」となりますよね。

ポケモンで例えると、マサラタウンから育て上げたピカチュウに「レベル上がって、大体の技覚えたんで脱退しますわ!」と言われるようなもんです。

ただこれは優秀な社員の場合の話でして、ずっと勤めてくれる社員がいたとしても、ポンコツを雇っている余裕がない会社さんはリストラを宣告したくなります。

育てても利益を生み出す人材じゃないなら、労働力を継続的に買い取る合理性はなくなっちゃうわけです。

会社に長期的な利益を生んでくれる優秀な社員が辞めてしまう可能性が高い。雇用形態上、利益を生まない社員を会社で養ってあげなくちゃいけない。

この二つの事実から考えると、『会社員を管理するコストが高い』という結論に落ち着くと思います。

ー管理コストのかからない労働力って?

となれば、経営者さんからすれば、

・管理コストを必要としない
・結果をださなければ契約を終わらせることができる。
・社会的な信頼度が高い

という個人に仕事を外部委託したくなってきます。

なぜなら、外部委託する方が利益がでるから。資本主義のルール上、自然な流れと言えるでしょう。

さらに、これからネットは高速化します。5Gが導入されればリアルタイムでMTGが行えたりするわけですから、オフィスを構えるコストも下がります。となれば、フリーランス需要はどんどん高まっていきます。

ー副業解禁の流れ

最近は『副業解禁』の流れがきています。ソフトバンク、ヤフー、サイバーエージェントなど、有名な企業でも副業が可能になってきますね。

もちろん副業を解禁することで、企業としてもメリットがあるわけですが、国としては、『会社1本の収入源に命を守ってもらうんじゃなくて、働き方を多様化させて自分の身は自分で守ってね!』というサインだとも捉えられます。

と、まぁ、会社で働く側の視点からも、国の視点から考えても、『本業+副業』もしくは『フリーランス』的な新しい働き方が時代の流れとして必要とされてきているということになります。

ゆえに、最近はツイッターでセルフブランディングが流行り、note販売が流行り、クラファンが流行り、youtuberが流行り、

「フリーでお金を稼いでいこうぜ!」というブームが現在までのざっくりとした流れになります。

ーYoutuber市場の成長の流れから読み解く

画像12

『「会社に頼らずに個人の力で飯を食べる力を身につけていこうぜ!」と動き出した人が増えてきた。』

これがここ数年の流れになるわけですが、その先駆者的なものがyoutuberですね。『好きなことで生きていく』というキャッチフレーズと共に、素人が数億というお金を動かせるまでに市場が成長しました。

じゃあ、『そんなyoutuebr市場がどうやって成長していったのか?』を考察していきます。

ざっくりとした時系列でいえば、『HIKAKINさん→ヒカルさん、ラファエルさん、水溜まりボンドさん→へきトラハウスさん→禁断ボーイズさん→東海オンエアさん』という順番で世間に浸透していったような形だと思います。

様々なニッチなジャンルで伸びているyoutuberさんもいるかと思いますが、全体的な流れとしては、『ソロyoutuber→コンビorコラボyoutuber→グループyoutuber』という形になっています。

単純に人数が増えるような流れですね。

そして、個人が力をつけた結果、youtuberが所属するUUUMVAZなどの事務所ができました。

つまり、個人が力をつけ出して、グループで表現をするように変化を遂げ、最終的にyoutuberは事務所(会社)に属するようになります。

会社が1から社員を育て上げるのではなく、すでにアクセスを集めている優秀なyoutuberを集めて利益を増やしていく。

管理コストがかからない優秀な人材を集めたわけですね。ある種、最強のフリーランス集団です。

UUUMの事業内容の一つは以下の通り。

プロモーションプランのご提案
YouTuberを軸にした企業様の商品・サービスの認知向上を目的としたプロモーションプランを提供します。

UUUMの事業内容をざっくりとした言い方に変えると、『youtuberが集めたアクセスを企業とコラボしてお金に変える会社』

toBの案件をとって、Youtuberさんに案件を投げ、共にプロモーションするのがUUUMの業務内容ですね。(他にもやられていることはありますが。)

ーオンラインサロンの行く先ってどこ?

画像13

youtuberを例に取り上げて『個人が力を持ち始め、そこから事務所のような存在が現れる。』という流れを紹介しました。

『力を持ち始めた個人がコミュニティを作り、人を集める構造』

この流れはなにか似てませんか?

そうですね....オンラインサロンです!

イケダハヤトさん、はあちゅうさん、岡田斗司夫さん、西野亮廣さん、堀江貴文さん、やまもとりゅうけんさん、ジョーブログさん、などなど。

現在では沢山のインフルエンサーさんがオンラインサロンを展開しています。

人によってオンラインサロンをマネタイズとしてやられている方もいますが、薄利多売のビジネスですからマネタイズとしてはあまり優秀ではありません。

いわゆる、流行りのサブスクリプションモデルですね。

サブスクリプションモデルとは、
定額制の料金形態のこと
(例:Spotify、Netflix、カーシェアリングサービスなど。)

じゃあ、オンラインサロンの具体的な狙いとはなんなのか?

僕は、『youtuber業界におけるUUUMやVAZのような最強フリーランス集団コミュニティを作ることなんじゃないか』と思っています。

(もちろんオンラインサロンで集めた人を別に形でお金に変えたりする方法もあるので、オンラインサロンの使い方の一部だと考える部分になります。)

ーオンラインサロンという名のフリーランス集団

具体的なイメージが湧かない部分だと思いますので、ツイッターで有名な方々のツイートを引用しながら、オンラインサロン(コミュニティ)がどのような方向に向かっているのか書いていきます。

例えば、バンコクで情報発信をされているマナブさんのツイート
↓↓↓

近未来の予想として、大企業の発注先として「フリーランスチーム」が候補に上がる時代は近いですよね。
最近はフリーランス的な働き方が一般化しつつあるけど、次のフェーズは「レアルマドリード方式」ですよね。要するに、優秀なフリーランスがチーム化して、大企業よりも力を持つ時代です😌
(上記のツイートの本文)

『動画編集マン/プログラマー/LP作成/デザイナー/ライター/コピーライター/コンサルタント』などのスキルを持つ方がチームのようになっていく流れを予想しています。

そして、このマナブさんのツイートに対してStockSunの株本さんが引用リツイート。

マナブ大先生が予想した投稿によりたくさん問合せ等が来てます、さすが。笑

彼がおっしゃる通り、これからはフリーランス戦国時代が始まり自給自足ブロガー百姓が、足軽として徴兵される時代へ変わります

資本力もなく、クライアントワークもできないコミュ障ブロガーは、垂れ死に一直線です
(上記のツイートの本文)

株本さんが経営されているStockSunさんは、『実績のあるフリーランス集団が、法人向けにコンサルティングをする』というサービスを展開されています。

雑な説明で申し訳ありません。詳しく構造を知りたい方は、株本さんのブログとツイッターを見れば、全体的な概要が分かると思いますので、リンクを貼っておきます!

<参考URL>
株本さんのブログ
株本さんのツイッター

StockSunさんの事業を見ると、まさにUUUMやVAZと同じような構造をしていますね。

実績のあるフリーランス集団をtoBへの人材リソースの提供をしているわけですから、会社さんからしてみれば管理コストが掛かりません。

非常に時代にあったビジネスモデルだと感じます。

また、逃げ切りサロンのオーナーやまもとりゅうけんさんのツイートを見るとオンラインサロンがどういう方向性を向き始めているのかがわかります。
↓↓↓

Webで個人で稼げるようになったら法人商売に移行するという、2000年代前半から続く流れを踏襲しつつ、

to Bへの人材リソースの提供という形のバックエンドを想定したto Cのオンラインサロンを、教育機関として2017年に構想していた俺の分析力、実行力を評価してくれ。

りゅうけんさんはビジネスの天才ですね!

構造としては、to Cのオンラインサロンでお金をもらいながら力をつけてもらいながら、toBの繋がりを意識したサロンを運営をされています。

構造だけ書くと、非常に冷たい印象を持つ人もいるかもしれませんが、やまもとりゅうけんさんのオンラインサロンの月額1980円は激安だと思います。

補足しておくと、コミュニティ運営上、お金というフィルターでお客さんを選別しなくてはならないという側面もありますね。
↓↓↓↓

無料コミュニティに参加する人達はロイヤルティゼロなので、喧嘩、勧誘やり放題の世紀末状態になりがち。これは本人の能力が低いからというよりスタンスの問題。
だからこそ所属に関して何かしらのプライドを持ってもらわないといけないんだけど、それが実現できるのがまず参加料を払ってもらうこと。
(上記のツイートの本文)

ー世はフリーランス戦国時代

画像14

冒頭で書かせていただいた通り、このnoteでお伝えしたいの『個人の時代はそろそろ終わりを迎える!考えて戦わないと野垂れ死ぬ可能性すらある。』ということでした。

優秀なフリーランス集団が集まった会社さん、toB向けの人材リソースを提供するオンラインサロンさん。

toCで稼ぐビジネスではなく、youtuber事務所のようなtoB向けのサービス展開する人が増えてきたというのが一連の流れになります。

はい...この数年でかなり変わりましたね。

そして、特筆すべきは、これからはネット上には色んな専門家やすごい人が参入してくることです。

最強のコンテンツと戦略をひっさげてSNS(ツイッター、youtube、tiktok)やSEOに参入してきます。もっといえば、企業がネットコンテンツを潤沢な資金をぶち込んで参入してくるでしょう。

「最近、SEOが厳しくなった」という声をアフィリエイターさんが聞くようになりましたが、企業が数千万かけて作ったメディアに個人が勝つのはかなり難しいです。

実際にメディアを作ってる会社さんの話を聞きましたが、Webライターを10人以上雇い、1日3記事投稿。月の外注費は余裕で100万を超えるとのこと。資金がもっと潤沢になる会社さんであればもっとスピード感をもつことができるでしょう。

結局、記事のインデックス数は最強です。ですから、個人がマンパワーに勝つためには、ファン化という部分が必ず必要になってくるでしょう。

ー雇われずに生きていく方法とは?

画像15

専門家やすごい人や潤沢な資金を持った企業が参入してくるようになるので、後発組といえど、実力がある人や企業が一気にフォロワーを増やしていきます。

実力なきもの、人気なきもの、面白くないものは全て食い尽くされるようになってしまいます。ポジションが取れなければ収益が下がってくるでしょう。

つまり、本当に力のある個人、もしくは、力のある個人をまとめたコミュニティ(サロン、会社)がこれからさらに力を持つようになるのです。

ともすれば、フリーで個人で生きていく時には戦略が必要になってきます。

現時点で僕が考える方法論は3つ。この方法論を順番に紹介していこうと思います。(この3つの方法論は同時に行うべきだと思います。)

♢1、自分の商品を売る

月並みな答えですが、まだ参入の余地はあると思います。

特に教育系(エンタメ以外)のYoutubeチャンネルはそこまで増えていないので、ファンを増やしつつ、PR案件をやったり、自分の商品を売っていくとよいでしょう。

ざっくりとした言い方をすれば、『ネット上の影響力をコツコツと高めていく』という感じですね。ただし、企業や専門家の参入で潰される可能性があるので、ユーザーさんをファン化するような情報発信力と専門性が必要になってきます。

また、自分で情報発信で収益化するプロセスでマーケティングのスキルが身につくので、そのスキルを売るという方向性もありますね。

♢2、人脈を作り仕事をコツコツとこなす

もし僕がゼロからビジネスをスタートするなら、これから需要が伸びていくであろう技術を磨きながら、インフルエンサーのお役に立てることをこちらから提案します。

そして、その過程で影響力をつけネット上の露出を増やし、自分の看板だけで仕事がとれるように動きます。

具体的にいえば、オンラインサロンに入り、まずは小さい仕事をいただき、ネット上の信頼を勝ちえることができた段階で、toC、toB向けのサービスを始めます。

この方法は界隈のポジションを取りやすいので、弱者にとっては最強の戦略になるんじゃないかと個人的に思っています。

また、知名度と実力が伸びていけば法人向けにサービスも展開できるようになるので、利益も取りやすくなると思います。

この方法でうまいことを立ち回っている人を沢山知っていますが、個人名をあげることは出来ないので詳しく知りたい方はDMで僕に聞いてください。

♢3、組織を作る

紹介する3つの方法の中で一番難しい方法かもしれませんが、これができたら最強だと思います。

例えば、『動画編集マンを沢山集めて組織化し、企業や個人から案件を集めてきて、仕事をふっていく』という感じですね。

もっと簡単な例でいえば、『ランサーズで100記事くらい外注してサイトを作り収益化が出来た段階でサイトを売却する。』ということも出来ます。

いかにせよ、『○○という分かりやすいスキル』というものではなく、『外交力、コミュ力』みたいなものが必要になってきます。

月並みな方法論になりましたが、これ以上でもこれ以下でもなく生き残っていくためには、頂いた仕事をちゃんとこなし信頼を築くことだと思います。

ーサラリーマン最強説

僕は自分でビジネスを始めて、1年半が経過したところですが、改めて「サラリーマンは最強」だと感じています。

スケールの大きい仕事をやりながら、自分が磨きたいスキルを高められる。なおかつ、お給料ももらえるわけですから。

これからSNSを使って個人として生きていくためには、ある程度の実力が必要になってくると予想されます。(特にこれからは)

『社会に対して自分はどんな価値を提供できるのだろう?』と頭を悩ましてもどうにもならないことも結構あります。残念ながら、社会に提供できるものがなければお金に変わらないのです。

そういう意味では、100年時代だからこそ、色んなことを会社で経験を積んだり、フリーで仕事をしてみたり、海外に飛んでみたり、紆余曲折しながら色んなスキルを身につけていくことが非常に重要になってきます。

ーtoCだけでは猿山のボス

企業って本当にすごいです!!(当たり前のことですが笑)

自分でビジネスをされている方であれば、企業の凄さが身に沁みて分かりますよね?

個人と企業では圧倒的に力の差があります。note業界と比べると、市場に流れるお金の量が全然違います。

toC向けの情報コンテンツを売る商売を否定するわけではありませんが、これからは情報がほとんど無料になっていくのですから、先細りすることも視野に入れておくのがいいかと思います。

今回のnoteは文字数の関係上、全体像の話で終わってしまいましたが、このnoteがたくさんRTされて需要があるようでしたら詳しい続編を書くつもりです。

これからの時代のモデルの図をノートに書きました。(今回のノートで触れるつもりがなかったので雑ですw)

画像16

既存のモデル(教祖型、上の写真の上の図)は衰退しつつあります。(業界によりますが)

一方で、これからの潮流はコミュニティ型(上の写真の下の図)のような形に変化していっています。(前述したようなサブスクリプションモデル型)

そして、そのコミュニティの先にはtoB向けのビジネスが広がっています。つまり、個人が生き残る先の道はどう考えても企業との協力が必須になってきます。(正確にいうと、沢山のお金は稼げない。)

でも、影響力を持たない限り、いい情報を発信しつづけ信頼を勝ち得ていかない限り、その先の未来は待ってくれません。(厳しい...)

noteがバズった天才マーケッター トムさん(フォロー必須)が『「情報」は仕事を取るためのものになる。(中略)良い情報は良い繋がりを生む。そして良い情報は良い人生から生まれる。(note引用)』おっしゃってましたが、まさにそういう段階まできたと感じます。

『好きなことでいきていく?』

それはそれでいいとして、アクセスを死ぬほど集められていない限り、個人では生きていくことは難しくなってきました。

『自分が紹介した商品を買ってくれる信頼関係ができたアクセスがあるどうか?そして、自分の商品を買ってくれる信頼関係のあるアクセスがあるかどうか?』です。

僕は色んな選択肢を考えましたが、僕は個人として注目を集めるのがあまり好きではないので、最終的には裏に潜ろうと思っています。SNSは趣味に留めるつもりです。

で、最近はビジネスの先輩方と新しいメディアを作っています。資金を沢山使い、フリーのライターさんに記事を書いてもらい企業レベルのメディアを作っております。

先ほど僕が例にあげた3つの生存戦略に当てはめれば、『1、自分たちの商品を売る。3、組織を作る。』という形ですね。

僕としては、「できるだけ早くtoBのビジネスをやっていきたいなぁ〜」という気持ちがありますが!

PS、あとがき

横浜のカフェでカタカタnoteを書いていると、隣にいたマダムが、

「あの〜すいません。わたくし、パソコンに疎くって、USBにデータを移す...?この表現で合っているのかしら?とにかく家のパソコンで同じ作業がしたいんですが、どうしたらいいんでしょうか?」

と上品に話しかけてこられました。

ここまで僕は「個人の時代はオワコン化してるぜ!」って主張してきたわけですが、ネットの外の世界で生きている方の情報格差は思った以上にあります。

まぁ思い返してみれば、『ワードプレスの立ち上げ方、サイトの作り方』みたいな高齢者向けの講座が3万円とかで行われてするので、「そういう抜け道みたいなものもあるなぁ〜」としみじみ思いました。

意外と工夫次第でどんな商売でくっていけそうですね!分かりませんが(笑)


このnoteが面白いと思っていただけた方は、いいねとRTをお願いします。

そして、お気持ちで投げ銭をいただけたら次回のnoteも書こうと思います!

それでは次回のnoteでまたお会いできることを楽しみにしております^^

僕の勉強代となり、さらにいいコンテンツをお届けします!