安上がりな女

GW後半も、彼は仕事に出ているようで
会いたい、といちおう言ってはみるものの
当然会えると思っているわけではなく
「今月、来月の山場を越えたらね」
という返事が来ても、
そうですね、って感じではある。

金曜日に電話かかってきたとき、
やたらとせき込んでて、
風邪かなって言ってたけど、
「もうクビにしてくれたらいいのに」
ってよっぽど切羽つまってるぽい。

というわけで、会ったときのことを
思い返してにやにやするだけのGW。
でも不思議なことに、
会ったときにしたことを思い出すと
からだが反応する。
頭で思い浮かべるだけで
いきそうになるってすごいよね。
まだ３回しか会ってないから、
どれも鮮明に覚えてて、
頭のなかでリプレイできてしまう。
そして、それが娯楽という笑
さすが安上がりな女。

この「安上がりな女」ってのは、
大学時代の友人に言われて
あ、私ってそうなんや、って思った言葉。
当時、付き合ってた彼氏と共通の友人から
「プレゼントも高いもの欲しがらないし、
　チューハイ一杯で酔っぱらうし、
　ひとり暮らししてるから
　ごはんも作ってくれるし、
　ホテル代もいらない、
　ほっといても友達と勝手に遊んでるし」
　みたいなことを言われた。

ま、その友人としては、
自分の彼女が超お嬢様で箱入りで
なかなかセックスもさせてくれないから
うらやましいよ、っていう文脈で言った
記憶があるんやけど
誉め言葉ではなかったとは思う。
でも、どんな友達とどんな遊びをしてるのかを
知らなければ、羨ましいって思うのかも。
（どういう意味笑）

思い返してみれば、
その大学時代の彼氏とも
週に１回会うのが暗黙の了解みたいなので
さほど頻繁に会ってたわけじゃなかった。
そのあとに付き合った人は、
毎日のように会おうとする人で、
たしかにめんどくさくなって長続きしなかった。

常にべったり、っていうのが
昔からあんまり好きじゃなかったのかも。

この連休も、彼とべったり会えればそれはそれで
楽しかったのかもしれんけど、
家のちょっとした掃除とかして、
息子と野球見に行って、
実家に顔出して、
やらんなん勉強をやって、
読みたかった本を読んで、
っていうことをしてればそれでまあ満足している。

そういえば、この「リプレイ」の内容を
書き出してみよう、と試みたことがあるんやけど
なんか恥ずかしくてうまくいかんかったのよね。
これを完成させる、っていうのは
ひとつやりたいことリストに加えておこう。
・・・暇人笑