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#16.こんなことあるんだ、というおはなし。

気がつけば前回の記事から3か月経っていました。


時の流れはどんどんと早くなりますが、一日の流れは不思議とゆっくり感じることが増えているようです。


今、久しぶりに何を書こうかな、と何も考えずに書いています。
今回はゆるゆると書いていくことにします。


この3か月は、娘の退院後の見守りと通院、夏休み、母の入退院と通院の日々でした。娘と母の体調はおかげさまで健やかに回復して、家族みんな安心して毎日暮らせています。


そして、思ってもみなかったことも起こりました。


わたしのお気に入りのうつわ屋さんの店主さんが、


「いい声だから、声を活かした発信をされるといいと思いますよ。」


と言ってくださったかと思ったら、数日後にインスタライブのお誘いをいただいて思いがけずインスタライブデビューを果たしたり、それを見てくれた英会話の先生であり友人でもある方がラジオのパーソナリティーさんを紹介してくれてラジオデビューを果たすなど、驚く出来事が続きました。


インスタライブに誘ってくださった方とは、はじめましてでしたのでライブの前のお話で、


どうしてわたしに?


わたしのインスタを見て、ただただ気になって話を聞いてみたかったから、とのことでした。そんなこともあるのかと思いながらも、こんな機会はそうそうないと思い切ってチャレンジしてみることにしました。今のわたしに必要なことなのかもしれないと。


インスタライブもラジオも、内容はわたしの今に至るまでの人生のストーリーについてでした。自分の人生について誰かに話すことってあまりないですし、わざわざ自分から話すことでもないもの、とさえ思っていました。そして、心の奥の方で、わたしの経験なんて人に話すほどのものではない、大したことではない、と思っていたのかもしれません。


どんなことをどんなふうに話したかあまり覚えてないのですが、聞かれて初めて考えること、話して気づくことがありました。自分の中の当たり前が、他の人にとってはとても新鮮で物珍しいことであったり。自分の中の当たり前って、すごく狭いんだな、とも。当時のことを、時間がたった今は、ちがった視点で見ることができたり、捉え方が変わっていたり、今こうあるために起きた出来事であったりと。


興味をもって聞いてもらえたことで、客観的に自分の人生を振り返ることができたように思います。なかなか変わった人生を歩んでいるようです。笑


今、書きながら思い出した言葉。

約一年前、友人が言った心に残る言葉で、

「たくさん壁にぶつかってがんばっていたなって、過去の自分を今はとても愛おしいと思う。」


その言葉を聞いた瞬間、涙が流れたんです。
今思い出しても涙が出そうです。

愛おしい、と思ったことがなかった。
いつも、まだまだだ、と。
けれど、それなりにがんばってきたんじゃないかと。いや、よくやってきたな、と。

いろんな思いが溢れたんだと思います。


自分を自分で認められてない。

自分をいじめている。

自分を許してあげられていない。


そう気づいたと同時に、愛おしく思える自分でありたい、と思ったんだと今思います。


今回、立て続けにインスタライブとラジオで話す機会をいただいたことで、あらためて自分の人生をじっくり振り返ることができました。やってよかった、話してよかったと思います。素晴らしい機会をくださった方に感謝しています。

過去を振り返ってスッキリしたら、前を向いて、ときに立ち止まりながら、流れに身をゆだねて進んでいこうと思います。


湧いてきたまま、ゆるゆると書いたので
まとまりのない記事になりましたが、
最後までお読みくださりありがとうございました。




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