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キューバで感じたあれこれ

ずっと行きたかったキューバに。
想像以上に観光地化してて、国交正常化する前に行きたかったなぁというのが最初の感想だったけど後から少し意見変わった。今は今で、カオスで面白いかも。

凄い勢いで観光客を受け入れはじめたが故に、お金を稼ぐ事を覚えた商売人が沢山いるがまだふんだくり新入生だから押しが弱い。北アフリカのそれとは比べ物にならない。そしてその波に乗れない多くの国民は貧困なまま。何と、同じ店で現地人と観光客で物価が25倍も違うのだ。
平均月収が1万円以内、1日100-200円で暮らせる物価なのに、タクシー代は数千円、クラシックカーはさらに倍。写真は1枚数百円という価格。明らかに潤っているようには見えないし、キューバでは贅沢のしようがない。
この差益は一体どこに行っているのだろうか?元締め的な存在があるのかな。

一見観光客であふれて賑やかな旧市街も、昔から住んでいる人々の生活はそこにあるわけで、取り残されたようにポツポツと存在している。路面に面した鉄格子の扉の奥に覗く生活は、国交正常化前と何ら変わりがないように思える。
一本裏に入るとそこはまさに吹き溜まりで、急激な変化についていけない人たちが暮らしている。
陰鬱な表情をしたように見えるが、短い滞在では彼らの心境までは計れない。

長くいるには退屈だけど、カリブ海の風を感じながら歩く海岸沿いは素晴らしかった。青い空と照りつける日差し、もの凄く綺麗な夕陽。ダンスにモヒート→ラムショットでいい気分になれる、とても良い場所だった🥃

今までたくさんの国や地域に行ったけど、ここまで英語が通用しない街は初めてだった。Yes,Noさえも伝わらないレベル。差別ではなく街中で「チーノ」と呼びかけられる。「ハポネサ」(日本人だよ)といちいち返答してたけど、あまりに多いので途中からやめた。しかし滞在中、アジア人は1人しか見かけなかった。

キューバの歴史をおさらいしながら、銃弾の跡残る史跡を巡り、ゲバラやカストロ、その他にも沢山の英雄たちの存在を知った。ヘミングウェイの足跡を辿り、葉巻の香りと共に物思いに耽るのも何だか知的な気分になれる。笑

今回はニューヨーク経由だったけど、カナダやメキシコからも入国できます。皆さんもぜひ一度訪れてみてください。写真はちょくちょくFacebookにアップしてます。
https://www.facebook.com/100003082771243/posts/2315125508600186?s=100003082771243&sfns=mo

初めてnote書きました!2018,06,24 よかったら応援お願いします!