ストイックすぎた男、coldzera

こんにちは。ジュニアです。
時はまさに大note時代!ということで今回初めての記事を書いてみたいと思います。

今回はCSGOのプロゲーマーのcoldzeraさんを紹介します。
彼は日本では親しみを込めて「zeraさん」なんて呼ばれてます。

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彼の本名はマルセロ・デイビット。

私ごときがcoldzeraの歴史をガチガチに紹介できるはずもないので、時系列を少し無視して箇条書きのようなスタイルでやっていきたいと思います。
もし間違っている部分があれば教えて下さい。

1.最強のブラジル人

coldzeraは最強のブラジル人として有名です。
彼の強さは疑いようがありません。
代表的なフラグシーンは2つあります。
それが「ザマン・ザミス・ザビースト」と「ジャンプ撃ちAWP」です。
これを見れば彼がなぜ最強のブラジル人なのかが分かるはずです。

ザマン・ザミス・ザビースト
私が最も好きなフラグシーンのうちの一つ。
全てが計算され尽くされており、全てを無にするAIM。
これには神も祝福するしかない。

ジャンプ撃ちAWP
運要素100%。これが起こり得るのは何千分の一という確率らしい。
そしてこのシーンが起きたことにより流れが変わって、この試合は延長戦まで行って勝った。
神に祝福された男。

2.ストイックすぎる性格

coldzeraは冷酷すぎるほどストイックな性格です。

「CSGO以外にやってるゲーム教えて」という最近のインタビューではこのように答えています。

正直なところ、CS:GO以外にゲームをプレイしません。AIM LabsのようなAIMを鍛えるシューティングゲームはプレイしますが、CS:GOのスキルを向上させる以外のゲームはプレイしません。
https://www.csgo4jp.com/2020/09/csgocsgo_12.html

彼のとんでもない強さはこういったストイックなところから来ているんだと思います。

3.問題のある性格、言動

彼は誰もが認める実力を持っていますが、過去には問題のある発言をしています。
最も有名なのがブラジルのCSシーンとチームメイトにツバをつけたこの発言です。

2018年以降で最も期待はずれだったプレイヤーはfelps。プレイヤーとしてのfelpsは優れており称賛するが、彼はチームに何ももたらさない。また、社交的な性格ではなくチームメンバーと一緒に昼食を食べる等といった事には参加しなかった。
https://www.csgo4jp.com/2019/08/coldzera-csgomibr.html

果たしてこの世界に、チームメイトに対して名指しでここまで言える人間がどれほどいるでしょうか?

4.しかしそれでも強すぎた

そんな問題発言をしたcoldzeraですが、世界トップレベルの実力を持っているのは疑いようがありません。

ここで重要なのは「世界トップレベルの実力」という点です。

今までに問題のある言動をしてきたプロゲーマーは多くいます。
そしてその多くは消えていきました。

なぜでしょうか?

それは彼らに「世界トップレベルの実力」がなかったからです。
生半可な実力では、この先生きのこれません。

私の知る限り、過去に問題となる言動をして生き残っているプレイヤーは他にs1mpleしか知りません。(しかしs1mpleは今では丸くなりました)

5.ベイターというプレイスタイル

coldzeraのプレイスタイルは「ベイター」と呼ばれています。
今でこそ有名ですが、当時はあまり知られていなかったのではないでしょうか。

「ベイター」とは味方を犠牲にし、自分がキルを重ねるプレイヤーのことです。
基本的には嫌われるプレイスタイルですが、正しく使えば強力なプレイとなります。
この「ベイト」のテクニックは今では多くの人が知っており、ニイガタで知らない人はいません。

いつしかブラジル人=ベイターという謎の先入観ができるほどcoldzeraのプレイスタイルは印象的です。
そんな彼が最も参考にしたプレイヤーは当時最強だったolofmeisterだったらしいです。

6.強すぎるが故の苦しみ

ストイックに強さを追い求めてきたcoldzera。
インタビューでこんなことを言っています。

一緒にプレイしたくないプレイヤーはsteelとboltz。steelはたくさん練習するが練習方法を間違えており、デスマッチばかりしている。
https://www.csgo4jp.com/2019/08/coldzera-csgomibr.html

そしてこうとも。

CS:GOはチームプレイが必要なゲームである為、一人のプレイヤーが皆をキャリーする事はできない、皆が助け合わなければチームは上手くプレイできない。
https://www.csgo4jp.com/2019/08/coldzera-csgomibr.html

そうなのです。

CSGOというゲームがたった一人のパワーだけで勝利できるほど優しいものではないことを彼が一番理解しており、それでもストイックに練習し続けています。

ここに今までのcoldzeraさんの言動のヒントが垣間見えています。

7.強さこそが正義なのか

その質問について今回は「はい」とお答えしましょう。

スタンド使いが惹かれ合うように、世界トップレベルの実力があれば友達は出来ます。

彼が最も一緒にプレイしたいと願っていたNiKoもそのうちの一人。
NiKoもまたとんでもないストイックさで知られています。

8.友達が大事

ブラジルのCSシーンにツバをつけ、世界に羽ばたいていったcoldzera。

彼が今日まで楽しく世界トップクラスのカウンターストライクが出来ているのは彼自身が身につけてきたパワーとそれに惹かれた友達のおかげです。

過去には「何ももたらさなかった友達」や「練習方法を間違えている友達」もいましたが、今は認めあえる友達と一緒にいることを願っています。

9.おわりに

2019年に注目するプレイヤーか~。多分皆知らないと思う新人だけど、彼の名前はMarcelo、ゲーム内ではcoldzeraと呼ぶよ。彼はブラジル国内でも才能を持ったプレイヤーでとても高いスキルを持っていると思います。
https://www.csgo4jp.com/2019/04/2019.html

ありがとうTACO

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