音楽著作権団体に登録しようか迷いましたが時期を待つ&誰か教えて

ドイツの、GEMAという、日本におけるJASRACみたいな音楽著作権管理団体に楽曲を登録したほうがいいのかな、ということで今考えたり調べたりしてました。今後の展開によっては有り得ることなので先に態度を決めておいたほうがいいかな、と。


で、僕の(弱い)頭の整理のために書くと。。。
そもそも、音楽著作権団体がなんで存在するかというと。。。。

例えば「自分」が楽曲を作った。その楽曲はどこの国でも(中国は違うのかな)法律で著作権が守られている。つまり、第三者がその楽曲を使いたい場合は、その第三者は「自分」の了解(お金を払うなりして)が必要になる。でもいちいち第三者も「自分」もそんなことお互いにやってると手間と時間が莫大にかかっちゃう可能性がある。そこでJASRACとかの管理団体に、楽曲の権利を信託する。で、著作権は「自分」から(信託期間中は)管理団体に移る。

。。。という感じですよね。(間違ってたらご指摘頂きたいです。)



で、このページを読みました。
http://www.indierevolution.jp/page258/page258.html
「信託」という言葉の意味を初めて知りました。
楽曲を管理団体に預けるということは、その楽曲に関してはもう本当に「自分」の手から離れて何もコントロールできなくなることなんですね。
そんなわけで、「自分」で楽曲を作って団体に信託(一般的には登録というみたいですが実態は常に信託)した場合、その楽曲を「自分」のイベントで演奏する場合でも、管理団体に「貴方に信託したあの楽曲を使いたいので使用料を払います」ということをしなくてはいけない。
でも実は、JASRAC含めどこの団体も、自己使用をしたい場合には事前に届出を出せば支払いをする必要もなく許諾をもらえるみたいですね。でも色んなアーティストさん、宇多田ヒカルさんとか松山千春さんが「なんで自分の作品を使ってるだけなのに使用料を払うんだろう」的な発言をしていたにも関わらずそういう指摘がなかったのはなんでなんだろう。。



また、上記のリンクの記事はちょっと中立な立場を保とうとしつつもすんごいインディーズ寄り且つJASRAC嫌いな雰囲気がプンプンする記事ですが、そういう憎しみは置いておいて、
でもそれにおいても、僕の悩みにおける結論としては、記事の内容と似ているのですが、「売れる兆しが見えたタイミングで登録したほうがいい」にしました。
(Yellow Studsさんの楽曲はJASRACにすでに登録してあるので悩みの種ではないんですが、今後どこかのバンドさんやアーティストさんにそういうのを頼まれた場合に対処できるように考えてます。)
でも、売れる兆しを見分けるタイミングを先に心のなかで設定しておいたほうがいいな、とも思いました。
僕としてはそれはズバリ、『イベントをやってお客さんが入ったとき』。具体的な数字としてどれだけかはイベントを作るときに再度考えないといけない。でもそもそも今はYellow Studsさん以外に僕を使って世界に配信しようとする人いないから考えてもしょうがない。w 
(頼まれればやりますが、そうするとアーティストさんと自分の利益を考えて全曲翻訳とか始めちゃう気がするんですよね。。とりあえずは映画祭イベントに集中したいですな。)



でもでも、ここで一つ疑問が残ることがございます。
僕、以前、プロの弁護士さんにお金を払って以下のやり取りをしたことがあるんです。

僕の質問『著作権管理団体に登録されている楽曲を、第三者である僕が使う場合、必ずその管理団体に届けを出さなくてはいけないのでしょうか。それとも、その楽曲を作った本人から了解をもらっていれば管理団体への届けは要らないのでしょうか。』

プロの弁護士の回答『登録されている楽曲でも、作った本人から了解をもらっていれば管理団体を通す必要はありません。』


。。。。うーーーーん。
この弁護士さんの言うことを完全に信用していたのですが、『信託』という言葉を考えると、この弁護士さんは間違っているのではないでしょうか。
つまり、やはり、登録されている楽曲を使用する場合は、登録してある管理団体に申請をする必要があるってことなんですよね?ですよね?
どなたか教えてくださーい。その業界で実務を実際にこなしたことがある方、複数人の方からお伺いしたいです。誰に訊けばいいのかな。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?